またまた30年前北海道チャリ旅の思い出。
日本海沿いの留萌市(るもいし)から海岸沿いを30キロ程南に行くと浜益村というところがあります。
その漁村のバス停小屋(北海道ではバス停がドアが閉まる小屋になっている所が沢山ある)に野宿した時は、目の前の海でウニを沢山獲り(違反行為ですが、当時は自分達が食べる分だけなら黙認してくれた時代)飯ごう炊さんして、ごはんが見えないくらいの(って言うか、ごはんの厚みの倍近くの厚みのウニの量、笑)ウニ丼にして(もはやウニ丼とは言えない。「生ウニのごはん付き」が正しい、笑。醤油はほんの少しで充分)食べた。
甘い!美味い!
ウニってなんでこんなに美味いんだろう。悪魔的な旨味だ(笑)。
贅沢すぎる、けど米代しかかかってない(驚)。
今は絶対に無理、新聞に名前が載ります(笑)。
実は「アワビ」も沢山いるのですが、足の届かないところまで行かないといけなくて、僕は「泳げない潜れない」ので諦めた。
その時に一緒に獲ったヒル貝(ムール貝の事。岩にへばりついてヒルのように岩から剥がすのが大変だから?訛ってシロ貝とウチらは読んでいた。青森ではカラス貝と言うらしい。貝殻の色がカラス色だから?)を焼いたのと味噌汁に入れたのを食べたのですが、
翌朝地元の子供達がバス停の前でガヤガヤしている声で目が覚めた。
「この人死んでるんじゃないの?」と…
僕は生きてる事を示すためにムクッと起き上がり、子供達は生きてる事を確認すると(笑)いなくなった。
なんで死んでると思われたのか、寝ぼけて一瞬分からなかったのですが。
ふと目の前の食べ終わった貝殻を見て、子供達がヒル貝を生で食べたと思ったようです(笑)。貝は焼きます。ホタテや赤貝のような生で食べられる貝も季節や管理にによっては貝毒があるはず?
ムール貝は生で食べられないはず?
野宿チャリダーならではの贅沢をしました。
自己流料理が得意な今なら「ムール貝のチャウダー」にしてたかもしれない☆
チャリダーの作るチャウダー(笑)。
もうあんな贅沢はできないだろうなぁ…
オカハセ。