隠された能力 ❶ | オカハセのブログ

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まだブログを始めたばかりの頃、2回に分けて書いた「社会不適合者の隠された能力」という記事を編集して、4回に分けてアップし直します。

(極論で書いた記事ですのでご了承下さい)




友人のミュージシャンが関わっている某カリスマダンサーは、ある時期から「厳しいレッスンについてこれない人の中に豊かなセンスを持っている人がいたのかもしれないと気付いた」という様なお話しをされた事がありました。
蓋をあけると厳しいレッスンについて来た人達は負けん気が強い連中ばかり。当然ダンスも「そういう色」になる(良い悪いではなく)。
負けん気が強い事と「芸術 、芸能」はあまり関係がない。
むしろ繊細な表現ができる人達は「戦うことに疲れて逃げ出す」事がある。或いは「戦うためにやっている訳ではない」のでやめてしまうか長期間活動停止をしてしまう方が多い様に思えます。

指導者は「この子には豊かなセンスがあると思い、厳しく指導する。そしてそれについてこれないなら根気が足りない」という勝手で傲慢な判断をする場合が多い。
「のだめカンタービレ」の野田恵の幼少時のピアノの先生が、彼女の才能に惚れ込んだあまり、虐待とも取れる指導をして、その後しばらく「のだめ」はピアノを触らなくなる…

大人になってからの「のだめ」もいわゆる打たれ弱くて、厳しい事を言われるとやる気がなくなる。極端な言い方をすれば自分が信じる音以外受け付けない。致命的な欠点とも取れるが、ぶれない自信を持っているとも取れる。

あれは漫画だから架空の世界と思うかたが多いかもしれませんが、あの作者は明らかに「問題提起」をしていると思います。正に音楽界が勘違いしてること「「才能を開花させるつもりの指導が才能を殺す」という本末転倒な事をしているということを。
のだめの先輩「千秋」もガチガチな指導をするタイプだったが、「のだめ」の「特性」を通してそれに気付く。





オカハセ。