メッセージを世の中に発信することについて語る件 | オカハセのブログ

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12月8日はジョンレノンの命日でした。

僕がいつも思うことなんですが反戦ソングや世の中の矛盾を歌って「俺いい事言ってる、かっこいい」という状態で自分に酔ってる歌手がたまに鼻に付く事があります。
でもジョンレノンやボブマーリーが活躍した時代には、そんな発言は【色々な迫害をされ、最悪の場合は殺されるかもしれない覚悟をしないと出来なかった】と思います。
だから、そういう覚悟でメッセージソングを歌ってるのでは無く「俺スゲ〜」なら薄っぺらいと思います。何故なら【皆んなが感じていてわかり切った事】だからです。曲に乗せて歌って世の中を変えられるのならいいのですが…
「あなたが歌うことで世の中を変えてくれるんですか?或いはあなたのメッセージソングを聴いて変えられる地位の人達を動かすことが出来るんですか?」と聞きたくなります…
吠えるだけなら誰でも出来ます。
忌野清志郎がヘルメット被って歌ってる「タイマーズ」は、テレビ局の出入り禁止になる覚悟で歌いました。実際にはタイマー?を連想させる歌詞と、そして名指しで放送局批判、更にヤバイ四文字を連呼したのが出入り禁止になったのですがね(笑)。彼のそういう行動を批判する人もいるとは思います(或る意味それは正しいけど、笑)が、自分が不利になっても手のひらを返さずに逃げずに徹底してやる彼はやはりカッコいいと思います。

何にでも言えることですが「カッコイイ〜」と感じてすぐに上っ面だけの「表現?」や「メッセージの発信?」をしてしまう薄っぺらな輩はどこの世界でも多いです。元になったものがカッコ良ければカッコイイほど「自分にも出来るんじゃないだろうか?」という感違いを起こしやすいくらい魅力があるからなのかもしれません。
だけど、本当に説得力のある表現やメッセージの発信をする人と言うのは決して上っ面だけではなくて【魂がどうしても表現をせずにはいられない】という衝動なのです。
だから「俺かっけえ〜」なんて酔うのはナンセンスだと思うのですが、どうでしょうか?




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