「ケトン食がガンを消す」古川健司 (光文社) | おちゃずけのブログ

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「ローカーボでみんなできれいになろう!」

またまたケトンくん大活躍です!
ケトン体でガンと立ち向かう
がん免疫栄養ケトン食療法。
その驚くべき臨床結果と、理論、実践方法を
古川先生がこの本

「ケトン食がガンを消す」 (光文社)

で発表してくれました!

 

 

 

ケトン食がガン治療に有効と言うのは

私たち糖質セイゲニストの間では

周知のこととなりつつありますが、

実際ガンと闘っている、コータ君のママをはじめみなさん、

まだまだ診てくれる専門医の少ないなか

試行錯誤の毎日です。
 

食事法はこれでいいのか?

どのくらいのケトン値を上げればいいのか?

また、

どうすれば上げられるのか?

さらには、食事以外のやるべきことは?

そしていつまで続ければいいのか?

 

その一つ一つが解答が、具体的な方法論が、この本にあります!

こんな本が欲しかった。

古川先生ありがとう!!!

 

 

そして、この本、読み物としても大変に興味深いのです。

例えば、
先日英語論文にもなった、宗田先生の
「胎児がケトン体で生きている」についても触れられ
そのこと(胎児のケトン体値が高いこと)が、

『細胞分裂の盛んな胎児をガン化から守ってる・・・・!』
なんてお話も紹介されています。

赤ちゃんにもやっぱりケトン食

 

他にも、『MCTオイルでケトン体指数はどこまで上がるか』と言う、

免疫栄養ケトン食(糖質95%カットのスーパーケトジェニック)でがん治療に取り組むAさんと、

古川先生(糖質制限食、糖質50%カットセミケトジェニック)の
ケトン価ガチンコ対決も!

 

MCTオイル摂取後、古川先生のケトン体値が最高800μM/lだったのに対し
Aさんは6000μM/l以上を叩きだしました!
さらに驚くべきことはMCTオイルのケトン値上昇効果のピークを
はるかにすぎた6時間後にAさんの測定値は

測定不能の「HI」状態、
100000μM/lに到ったのではないかと推定される・・・とか!?

 

古川先生とAさんの違いは何故か?
そしてどうすればそのような事が可能になるのか・・・?

などなど!

 

ね、ね、気になるでしょう?面白いでしょう?
結果はもちろん・・・・本を読んでみて下さい!

 

発売まであと数日!

ぜひアマゾンで予約を!

 

 

 


さらに、

この本で出て来る食事のレシピを考えられたのは

このブログでも何度か登場した
麻生れいみさん。

 

患者さんが、食事を楽しめて、しかもきちんとケトン体を

上げられるメニューの考案は大変に困難なことと

思います。

麻生さん、本当にすばらしい仕事されています。
ありがとうございます。

 

それにしても、この本を拝読して強く感じるのは
糖質制限と違ってガンの治療のための免疫栄養ケトン食は
やはり、かなりハードな食事法。
古川先生が本著でも述べられていますが、
ガンの治療のための期間限定の特別な食事法であって、

実践には深い知識とフォローが必要。
 

そう言う意味でも、多くの専門の方々に読んでいただき
アドバイスいただけるようになるといいなぁと感じました。

 

ケトンくんの大活躍の日、ますます近いです!