新規就農の若者と高齢農家と | 農作業小屋をカフェに改装してみよう!

新規就農の若者と高齢農家と

今日も休日を利用して両親の
ミカン収穫を手伝いました。



ミカンを収穫していて思うことがあった。

両親は80歳近くで年金生活者。
ミカンと梅の栽培は収入を目的にしているよりも
ご先祖さまからの畑の継承と健康管理のためです。

体が思うように動かなくなってきたため
以前よりもこまめに畑の管理ができなくなり
生産物の品質のバラつきがある。

新規就農した若者は
技術・経験不足で品質のバラつきがある。

年金生活者の高齢農家の生産物と
これから生業にする若手の生産物が
直売所に並んでいても
一般の消費者は
高齢農家の生産物か
若手の生産物か知る機会が少ない。

生業にしてない農家さんが
破格値をつけてしまい
直売所の生産物の値段が値崩れしてしまうことは
よく聞く話です。

これからは
若手の生産者が生業になるようにするには
栽培技術の習得のほかに
自ら情報発信し
お得意様を開拓する術も必要になる。

行政の補助金を利用し
新規就農したが
補助金支給期間の終了とともに
息も絶え絶えの例もある。
補助金の良し悪しです。

食材偽装問題があり
消費者が確かな生産物を求めているご時世、
生産者は自ら情報発信して
生業になりうる適正価格で
アピールできる潮流がきていると思う。

消費者が
応援の意味を込めて
生産者を選べるようになる流れができたらいいね。







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