晴れ

 

成田市立赤坂保育園脇(赤坂二丁目2番3)に

現在 葬祭場が建設中である件は

もう みなさんご存知でしょうか?

 

本日10月2日(日)15時より

その説明会が、葬儀社である成南協心社さんにより開催されました。

 

 

成田市からの要請で はじめて実現した

葬儀社主催の説明会は、予想外の展開となりました。

 

私は近隣住民の皆さんと一緒に参加して

お話を聞こうと思い訪れたのですが
会場に入れてもらうことは できませんでした。

今回は、成南協心社さんが選んだ5つの自治会・管理組合しか入場することができず、

他の市民はすべてシャットアウトでした。


会場入り口付近には、

会社側の態度に 驚き怒る地域住民の皆さんが大勢おりました。

 

入場できない市民のみならず、

入場可能な地域住民の皆さんも、この差別に強く憤慨されていました。

 

それからマスコミも入場禁止。

取材に来られていたカメラマンの方も

成田ケーブルTVの方もシャットアウトでした。

 


現在、地域住民の皆さんとの信頼関係が崩れている理由の一つに

会社側が建築看板に主要用途を記載せずに

葬祭場の建設を進めていたこともあります。

 


問題が発覚した後で、手書きで書きくわえられた主要用途:集会場(葬儀場)

 

葬儀会社の折り込みチラシにより
地域の住民の皆さんが事実を知るところとなり、驚き、ショックを受けたことが

今回、葬儀社に対して、信頼を失っている大きな原因のひとつでもあります。

その後の自治会向けの数回の説明会(自治会主催)でも
さらに信頼度は失墜していきました。

 

今回、住民の皆さんが怒っている主な理由は、

建造物が葬祭場であるから、ということではなく

会社側の姿勢や態度が主な原因なのだと

おっしゃっている方も多く見受けられます。

 

結局、説明会は20分ほどで

会社側の対応に立腹した参加者ら 全員が

退室したことで終了しました。

 

市の職員の方々も非番の一市民として

説明会にやって来てくださいましたが

皆さん全員、入場拒否されておりました。

 

地域住民の意思を尊重しようとせず、

葬祭場出入り口にある街路樹も切り倒し、

このまま建設を進めるのであれば

地域はもとより

成田ニュータウン住民たちからも

残念ながら愛されない葬祭場となるのではないでしょうか。

 

地域の皆さんは、

会社側の態度に非常に遺憾な思いです。

突然目の前に葬祭場が建設され、精神的に大きな苦痛を受けている

住民の皆さんの気持ちを もっと深く察してあげてほしいと思います。

今回入場させてもらえなかった皆さんも

同じ成田ニュータウンに住む市民の皆さんです。

指名された自治会等以外の方々の入場を拒まず

参加希望の方はどうぞいらっしゃい、

という温かい態度で、迎えて頂きたかったと思います。

葬祭場、特に家族葬用の施設は

必ず必要な施設なのですから、
例えば、OPEN日を延期してでも、

当初の採算を度外視してでも、
今、住民の皆さんとの この協議を もっと大事にしてもらいたいと思います。

どうか よろしくお願いいたします。


葬祭業界では全国的に近隣住民とのトラブルが発生しています。
あらかじめ、全国の事例にあるようなトラブルを

なぜ避けようと努力されなかったのかが疑問です。

 

 

成田市市議会議員

星野慎太郎