●お知らせ(大船渡・大船渡周辺のみなさまへ)
① 買物送迎(水・土 予約制)・手芸サロン(水)で行なっています。詳細はお問合せください。
② 火曜~土曜10:00~12:00/13:30~16:00の間、いつでもお待ちしております。お喋りしたい方、どうぞ。
  パステルアートで絵手紙作り、マスク作り、手芸など、ご希望に応じてベースホールで楽しんで頂けます。
  お気軽にお立ち寄りください。
  パステルアートをご希望の方はスタッフ不在のこともあるので、事前にご連絡ください。
③ 公営住宅でのサロンを再開いたします。検温、アルコール消毒などを徹底し、3密を避けた参加人数で承ります。
  サロンの内容は飲食なしで、レクリエーション、パステルアートなど、相談させて頂きます。
  ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
  電話 0192-47-4737(火~土 9:00~17:00)
●お知らせ(ボランティアさんへ)
 岩手県内のボランティアさんの受け入れを再開いたします。活動内容は被災地見学のみとさせていただきます。
 公共の交通機関を利用しての参加定員は4名まで、宿泊はご遠慮ください。

●大船渡だより8月18日号です。
 大船渡の地域行事やベースの活動紹介などを掲載しています。
  http://www.osaka.catholic.jp/images/f_engo2/2020/ofd80.pdf

●東日本大震災復興支援タオル販売のお知らせ
 仙台教区サポートセンターで販売しております。売上金はカリタスジャパンを通じて東日本大震災復興支援金に寄付となります。
 1枚300円以上で販売しております。
 
 カリタス釜石へ行き、パステルアートの絵手紙を一緒に作りました。活気にあふれるひとときでした。参加者の中には、初対面の方々が打ち解けてお話なさっていて、出来上がりの枚数が増えるに従って、以前からの知り合いのように親しくなっておられ、微笑ましかったです。
 手芸サロンや公営住宅のサロンで久し振りに縫い物をしました。「久し振りに針を持った」と言いながらも、針を動かす手は休みなくリズミカルで、楽しまれていました。
 パステルアートも手芸も心地よく集中ができること、気に入ったものを完成することができることが人気のようです。
 
 森の小舎の「漂流ポスト」は震災後、人に話せず心にある思いを綴った手紙が寄せられています。東日本大震災の被災者からだけでなく、全国からお手紙が届くそうです。来館者の9割は女性ということで、森の小舎までの道が悪いため、雨天の運転は危ないと考え、雨の日はお休みとのことです。
 
 2回目のおはなしころりんの会では、参加者6名中、3名が90代の方で、昔の絵本や雑誌を懐かしくご覧になっていました。「農繁期は学校が休みだった」とか、白米に麦や大根を混ぜて炊いた話など話が弾みました。「今のように物が豊富になかったから・・・」との一言に苦しく厳しい中、工夫して生活なさってきたことを感じました。
 
9月8日(火)
天気 晴れ晴れ 最高気温 33度・最低気温 24度
活動人数  スタッフ 6名・ボランティア 0名

●状況確認ドア
 2軒のお宅を訪問しました。
 日中、お一人で過ごされている方を訪問しました。とても暑いのに窓も開けずに扇風機だけでお友達とお茶っこをしていました。イベントにお誘いしましたが、いつもお茶飲み友達が来ているので、イベントに行かなくてもよいとのことでした。夏バテもせず、お元気そうでした。
 日中、お一人でいらっしゃる方を訪問しました。家中の窓が開いていたので、ご在宅と思い、ベルを鳴らしましたが返事がありませんでした。室内で倒れている可能性を心配し、何度も声を掛けると、室内から杖の音と声が聞こえ、さらに呼び続けると、やっと気づかれました。これから病院へ行くため、支度中とのことでした。「今度、ゆっくり話しましょう」と仰いました。一目だけでもお会いでき、安心しました。
●来訪者
 近所の方が個人依頼の件でいらっしゃいました。
●今日のスタッフ
 手芸サロンの準備をしました。試作品に半帯を使った小物入れを作りました。
 
9月9日(水)
天気 晴れ晴れのち曇りくもり 最高気温 31度・最低気温 24度
活動人数  スタッフ 5名・ボランティア 0名

●状況確認ドア
 4軒のお宅を訪問しました。
 公営住宅にお住まいの方を訪問し、イベントのお誘いをしました。以前にも参加したことがあるそうで、友達に声掛けをして参加したいとのことでした。「今日はこれから公民館で紙パックのイス作りをするんだ。」と元気いっぱい!といった感じで笑っておられました。
 公営住宅にお住まいの方を訪ね、イベントのお誘いをすると、旦那様に勧めてくださいました。
 別の公営住宅にお住まいの方を訪問しました。珍しい蝶の話題になり、嬉しそうに庭にいる毛虫を見せてくださいました。
 日中、一人暮らしの方を訪問しました。暑さと湿気のせいで頭痛、めまい、吐き気がひどいとのことで、薬が離せないと仰っていました。訪ねて来る人がいなくなり、私たちの訪問を楽しみに待っていると仰っていました。

●買物送迎車
 1便目は、個人依頼の買物をするためスタッフも同乗しました。2便目をご利用の方は、冷蔵庫が壊れたので購入して配送の打合せ等で長くなるだろうから、帰りはタクシーを利用するとのことでした。
●手芸サロン ふんわりリボン
 今日はお喋りの時間が続き、昔、大船渡に相撲巡業や演歌歌手のショー、サーカスなどが来た話で盛り上がりました。その後、半帯を使った小物入れを作ろうと思いましたが、参加者のアイデアでポシェット作りになりました。別の方は同じ半帯でコースターを作りました。久しぶりに針を持ったと仰る方もいて、皆さん黙々と、そして楽しそうに作っていました。

●個人依頼 買物代行
 家の中で転んで買物に行けないので代わりに買ってきて欲しいと電話があり、ご希望の物を伺い買物してお届けしました。2日程前に転び、後頭部にコブが出来たそうですが病院でも診察済みで、お話もしっかりしていたので安心しました。
●来訪者
 近所の方が手続きの相談にいらっしゃいました。
 大船渡で支援活動をなさっている方が、情報共有にいらっしゃいました。
 
9月10日(木)
天気 曇りくもり 最高気温 28度・最低気温 21度
活動人数  スタッフ 5名・ボランティア 0名

●状況確認ドア
 2軒のお宅を訪問しました。
 自営業をなさっている方を訪問しました。お店が閉まっていたので何かあったのではと心配しましたが、ご自宅の方にいて草取りをなさっていました。近況を伺いました。奥様は相変わらず明るい笑顔で迎えてくださいました。
 日中、お一人でお過ごしの男性を訪問しました。テレビを観ていらっしゃいましたが、外に出ていらしてお話をしました。サンマが不漁だという話や、暑くて何もできないし、どこにも行けないと仰っていました。家の周りの草とりを出来る範囲したとのことで、広い範囲をきれいに刈ってありスッキリしていました。草を取りながらお話したり、汗をかくと、ご自身で下着を手洗いしているとのことで、きれい好きでまめな方だと思いました。相変わらずお元気そうでした。

●上山東アパートベルポプリ作り
 三角の形をしたポプリを作りました。布とリボン選びを余念なく楽しまれていました。皆さん手馴れていて、早い方は2個作りました。飾りボタンやビーズを選ぶのにも個性があり、ひとつひとつ素敵なポプリが出来ました。久々に手芸をしたと喜んでいる方もいらっしゃいました。
 
●町の様子
 陸前高田の黒崎温泉近くの三鏡漁港へ行きました。碁石海岸と違って多様な石が浜辺にありました。釣りをしている人がいました。
 「漂流ポスト」のある「森の小舎」へ行きました。オーナーさんは20年前からご自身でDIYをして、エントランスに様々なオブジェやテーブル、椅子が作られていました。亡くなられた方々へ宛てた手紙を届けられる場所として、「漂流ポスト」を2014年に開設されました。コロナ禍で来訪者は減ったそうですが、漂流ポストへの手紙は何通か継続して届くそうです。
奥の小屋には公開OKの手紙がファイルされていました。
 静岡にお住まいの方がお手紙のお返事の代わりにと、「みんなにありがとう」というステンドグラスを作って送ってくださったり、
千葉にお住まいの方は花を育てドライフラワーにして、絵はがきを作り、切手を添えた絵はがきセットを作り、オープン当初から継続して送ってくださるそうです。来訪者に差し上げてくださいとのことで、私達にもくださいました。
たくさんの方々に支えられているとオーナーさんは感謝なさっていました。
 
9月11日(金)月命日 東日本大震災から9年6ヶ月
天気 曇りくもり 最高気温 28度・最低気温 21度
活動人数  スタッフ 5名・ボランティア 0名

●カリタス釜石 パステルアート カラーパレット
 カリタス釜石のふぃりあでパステルアートをしました。コスモス・もみじ・サンマの絵柄の絵ハガキを作りました。初めは「難しそう」と仰っていましたが、早い方は30分で1枚作り上げました。皆さん2~3枚作られ、楽しまれたご様子でした。大船渡ベースの利用者さんより若い年齢層でテンポが良く、作業がスムーズでした。
カトリック釜石教会の聖堂です。
●来訪者
 奥州市の支援者の方が大船渡に用事があり来たと立ち寄られました。ベース長がお誘いして一緒に昼食を食べました。
●スタッフミーティング
 翌週、翌月のスケジュールについて話しあいました。
 
9月12日(土)
天気 雨雨 最高気温 24度・最低気温 20度
活動人数  スタッフ 4名・ボランティア 0名

●買物送迎車
 小雨の降る中、利用者は1名のみでした。2便目をご利用の災害公営住宅にお住いの方は、同じ公営住宅に住んでいる方々の話をなさいました。階が違うと会わないので知らない人もたくさんいるそうで、震災前は同じ地区の方はほとんど皆さん顔見知りだったのにと、寂しげに話していらっしゃいました。
●状況確認ドア
 4軒のお宅を訪問しました。
 3軒のお宅に昼食の残りのカレーをお届けしました。
 独居高齢者を訪問しました。久しぶりの訪問でしたが、覚えていてくださり笑顔で話をしてくださいました。ずっと笑顔でご自身のことなど近況をお話しくださいました。
 日中、一人でお過ごしの方を訪問しました。今病院から帰ったばかりで、お昼に何を食べようかと思っていたので助かったと、とても喜ばれました。
 近所にお住いの方を訪問しました。「雨の中をわざわざありがとうございます。」と仰いました。お変わりない様子でした。
 先日お留守だった公営住宅にお住いの方へ、イベントのお誘いに伺いました。「久しぶりに大きな地震が来て怖くなかったですか?。」とお聞きすると「他人(ひと)の家だから大丈夫。昔の自分の家ならどこか壊れた所がないかと心配したけどね。」と冗談交じりに笑っておられました。

●おはなしころりんの会
 前回と同内容でメンバーを替えて行いました。体操、脳トレ運動、漢字クイズをし、ウォーミングアップをしました。
 宮沢賢治の詩を全員で音読しました。
 
 絵本の読み聞かせを聞き、その絵本も全員で音読しました。読み聞かせを聞く間も、読んでいる間も所々で笑いが起きました。
 その後、昭和10年代の絵本と雑誌や、昭和20年代頃の大船渡と陸前高田の写真を見せて頂き、皆さん大変興味深くご覧になりました。昔の思い出話に花が咲きました。最後に陸前高田の昔話の紙芝居を見ました。とても皆さん楽しまれて良かったです。
 
 最後に参加者の方によるハーモニカ演奏がありました。