ねんりんピック秋田2017が閉幕しました。ねんりんピックとは「全国健康福祉祭」の愛称で、60歳以上の方を中心として、あらゆる世代の人たちが楽しみ、交流を深めることができるスポーツと文化の祭典なのだそうです。

湯沢市では俳句交流大会が開催されました。日頃から俳句に親しんでいるという訳ではないのですが、会場に足を運んでみました。

始めに山田佳乃先生による「俳句で広がる世界」という演題による記念講演が行われました。つたないながらもブログとして文章を書き留める一員としては大変有意義な内容でした。言葉の持つイメージを大切にする、内面に秘めた思いが一言に表れる、俳句とは最小限の言葉でしっかりとイメージや作者の情感が伝わることが大切。

講演に耳を傾けながら、俳句というのは五・七・五の中に季語を含め、気持ちや情景を表現するもので簡単そうにも思えますが、言葉一つの表現にしても様々な置き換え方法があり奥が深いものだと感じました。

講演の後には、募集句・当日句の表彰が行われました。俳句を楽しまれる方の平均年齢は75歳と言われているそうですが、今回のねんりんピックには小学生から高校生までの投句が5.370句あったそうです。もっともっと俳句を身近に感じることのできる環境が整えば、触れる機会も増えるのではないかと思いました。