優しさの価値観 | 小さい木に真珠が実るまで

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今日はとても横暴な母親に遭遇した。
駅の階段をベビーカーを持って歩かないといけない。
たぶん、改札付近の駅員さんにベビーカーを持って貰えるよう頼んだんだろう。
そして、断られたんだろう。


「あの駅員さんはだめだ。優しくない。持ってくれないんだって」


と愚痴愚痴文句を子どもに言いながら降りていた。


私は『こんな愚痴を子どもに聞かせてるなんて、なんてひどい親だ。子どもが可哀想』という理由で、ベビーカーを持ってあげた。


「ありがとうございます。すみません」


と言ってきた。
子どもが

「なんでおねーちゃん、持ってくれたの?」

と言ったら…



「おねーさんは『優しいから』よ」



だって。
ちがう、優しくなんかない。
貴女のその横暴な文句を子どもに聞かせたくなかったからだ。
貴女が大変そうだから、なにか手伝えればいいなとか、そんな親切心で持ってあげたわけじゃない。


そのあと、


「じゃーなんで、駅の人はもってくれなかかったの?」

「あの人はダメだったのよ」

結局その言葉を子どもに浴びせたのだけれど。
その子どもがベビーカーは駅員さんが持ってくれるものと勘違いしないでほしい。



そもそも、なぜベビーカーを駅員さんが持ってくれるものだと認識してるのかが意味不明。
ベビーカーは私物でしょ?
私物の荷物を駅員さんに持ってくれと言ってるもの。
ベビーカーが重くて大変なら持ってこなければいい。
そんなこと言ったって、持ってこなければ持ってこないで大変だ。って言うのだろうけど。
でも、それは貴女と理由であって他人には関係ない。それも子育ての一つとして捉えられないのだろうか。


仮に、駅員さんがベビーカーを持っていくとしよう。
でもその場合は、駅員さんが二人以上で一人が手が空いてたらとかでしょう。とても親切だと思う。
でも基本的に駅員さんは駅の仕事をするわけで、荷物まで面倒みる必要はない。駅員さんに関わらず、どの役職でもだ。
過信な親切を求めるのはあまりにも横暴すぎる。
そもそも親切されるのが当たり前と思ってるのが問題だ。
子どもがいるんだから…というのを武器にしてるのではないかと思うとおぞましい。


あと、最近自転車の前後ろにお子さん乗っけて赤信号にも関わらず渡りだした母親にも遭遇した。
自転車ってだけでも危険なのに、赤信号でも平気で渡る母親の神経もわからない。
もし事故ったらどうするんだ。
貴女の運転で命を落とすかもしれないのに…。

でも、きっと、もし事故に遭って子どもを失ったら事故に合わせた運転手を恨んだりするんだろうな……。


あまりにも自分勝手な母親が多くて書いてみた。
もちろん、全母親がそうだろうとは思わないけど、そういう母親がいるという事実が怖いのだ。