児島駅前にある暮継工舎さんで毎月開催されているチクチクサークル。オーナーの原さんは器用でいろんな手仕事の知識があり、「あれやりたい」「これやりたい」と言うと、「はいはい〜」と言ってその材料を出して教えてくれるスーパーウーマン お願い




その中でも、こぎん刺しに力を入れていて、最近はテレビの影響もあってこぎん刺しに興味を持つ人が増えて、初心者向けのものばかりでは飽き足らず、ちょっとだけ本格的な教室を始めた。





テキストを見ながら、方眼用紙に模様をおこしていく。これが思いの外大変な作業で、モノサシと鉛筆で書いていくのだけれど、線がはみ出たり、数え間違えたり何度か間違えまくってやっとコツがわかってきて半分まで書いたら(こぎん刺しは刺すのも書くのも真ん中から始めるので)すごく疲れた ゲロー



それでも頑張ってやっと一つの模様が完成グラサン
…と喜んで他の人を見たらまだ半分も出来てなくてそれにビックリ!


それから原さんの説明とテキストを見比べながら少しずつ刺していく。






いつもはこんなに丁寧じゃなく、適当に刺していたので出来上がりがイマイチだったので、ナルホドこうやれば美しい仕上がりになるのかと感心しつつ、どれだけ手間ひまかけてやる事なのか!と改めて思う…



原さんがいつも手作りのお菓子を作って下さるのが楽しみでどちらかと言うと手仕事そのものよりお茶の時間が楽しみな私 爆笑



今回はおはぎ。甘さ控えめでとても美味しかったです。




こぎん刺しの後は金光まで移動。


先日取っておいた葛の花の蒸留のため、岩塩と和精油の店nicoのオーナー、いちこさんの新しい工房で蒸留会です。





先日みつこさんと取りに行った葛の花。



カメムシや他の虫が大量にくっついているので干しておいた。その前に一人で少しだけ取って乾かしたのはお茶にしたのだけど、この時は大量過ぎて、きっと余るだろうと思っていたのに、2日後に様子を見に行ってビックリ!

あまりに多すぎて重なった花の下の方が下に敷いた敷物にくっついて茶色く変色し、腐りかけていた びっくり



慌てて上の方のまだ大丈夫そうな花だけを救出し、よくよく見て花の中に潜り込んだカメムシやイモムシ(こいつが花の中に住んでいて、ムシャムシャ花を食べている)を取り除くと3分の1くらいに減ってしまってショックだった。
その貴重な花をこれ以上ダメにしないために、真空パックして冷凍しておいた。(虫がいなければすぐに出来る作業なんだけど…)



日曜日、雨が上がってから一人で葛の花を求めてウロウロしたけれど、県南はすでに花の時期が終わりかけていて、あまり取れなかった。



そんななけなしの葛の花を持って、いちこさんの工房に行くと、午前中はピオーネの蒸留をしたらしく、洗って準備したアランビックの蒸留器が鎮座していた。





何とかこの蒸留器に収まるくらいの花だったのでヨカッタ〜





アランビック蒸留器は全てが銅で出来ているのでお手入れが大変らしいけど、ガラスの冷却器も割れそうで取り扱いが怖い…


ああ、でもどちらの蒸留器も見ていてワクワクする〜 ラブ



2時間程で4~500mlの芳香蒸留水が取れた。
最初の頃はちょっと青臭い匂いだったけど、しばらくすると、葛の芳醇な香りに変わった。



これを1~2ヶ月寝かせると、香りが落ち着いてくるので、どんな香りになるのか楽しみです〜