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セッド・ジニアスの記者会見に行って来た。vol.2

さて、やっとの事でセッドジニアス会見の続編である。



前回お届けした【セッドvs梨元勝】の名勝負の後、証拠ビデオの上映会になった。映像を見つつ、要所要所で状況説明してくれるセッドタン。




ちょっと分かり辛いけど、セッドを場外のパイプ椅子に座らせて数人で取り囲み、手足を拘束している。で、セッドを押さえつける姿が思い切り画面に映ってしまっている佐野直に萌え。

そんな巻き添え佐野タンに捧げる一言

『 に ー げ ー て ー 』


それはともかく、この場面には色々と面白い人間達が映っていた。身動きの取れない状態のセッドの左目に、ガチで危ない『踏みつけ式の前蹴り』を放つ公務員(大仁田の公設秘書)中牧を始め、セッド本で稲川会系熊谷組に所属しているのではないかと書かれている二瓶組長 も。
※二瓶組長の所属問題に関しては、直接その筋の人に確認してみます。もし本当に稲川会の構成員(または企業舎弟)なのだとしたら大問題だし、セッドの勘違いであれば色々な意味で逆告訴確定だし。




で、全てが終ったあとでリング上を占拠する大仁田一派。セッドの身を守ろうとしたレスラーに対し、公務員中牧が大声で「テメエ!言う事きけねえのか!」と罵声を浴びせてますた。プヲタの目で見ると、この試合後の乱闘は明らかに何かがおかしいです。ていうか、大仁田にもセッドにも味方したくはないんだけど、どう見ても普通のリンチにしか見えませんでした。(そもそも、乱闘に加わっている人間達が誰も興行の段取りとか構成を気にしているフシがないってのが気になる)

さらにセッド本によると、この興行に参加していたレスラーの中に本業で会社を持っている人間がいたらしいんだが、大仁田側はこの人物に対し「大仁田の側につけば公共事業を回してやる」などと言っていたそうだ。だがセッド本はどう転んでもセッド本なので、真に受けるのはちょっと怖いかな…。




でもって上映会の後はセッドの携帯に届いた脅迫メールの撮影会に。記者一人一人に細かく説明しつつ、携帯のメールボックスを物撮りさせるセッドタン。そこには面白いくらいハッキリを【atsushi@onita.co.jp】の文字が。




で、2台の携帯を手に持って記念写真。心なしか高橋名人が携帯ゲームの宣伝をしているようである。ボンバーマンの新作でも出たのだろうか?


それはともかく、この問題は単なる電波レスラー同士の喧嘩ではない。冷静に考えてみれば、大仁田議員側に向けられた疑惑は【政治家の汚職フルコース】である。(まあ規模は明らかに小さいんだが)

・ヤクザとの癒着疑惑
・公共事業の私物化疑惑
・税金の私物化疑惑
・議員会館の私物化疑惑
・公務員である公設秘書中牧の恫喝,暴行疑惑
・現役政治家による権力を傘に着た脅迫,恐喝疑惑


もしこれが全て事実なのであれば、麻雀でいえば数え役満じゃないかしら…。

という訳で、次回の更新ではセッド側が記者会見の際に証拠として配った書類などをアップします。


-あと1回だけ続く-

セッド・ジニアスの記者会見に行って来た。番外編(プロレス専門誌への嫌味)

という訳で、先日お伝えしたセッド記者会見の後編である。


<突然ですがプロレス専門誌に嫌味を言ってみます>

それにしても、この日の会見にプロレス専門誌がほとんど来ていなかった(というか確認できた範囲では一切いなかった)のは本当にどうかしてると思う。

セッド側がリリースを流していなかったという事も考えられるが、セッドの粘着な性格を考えたらそれはちょっと可能性としては低いだろう。

もしセッド側が証拠として提出した数々の書面、証言などが事実であれば、これは大仁田議員の国民に対する重大な裏切り行為である。一言で言うなら税金&利権泥棒だ。

そういえばプロレス専門誌は、アントニオ猪木が税金泥棒をして大問題になった時も、大きくページを割いて問題を取り上げることはなかった。ターザン山本(当時週刊プロレス編集長)に至っては「猪木は悪くない!」とまで言い切っていた。

そんな【プロレス界】というチンケな村社会に閉じこもっているが故の、非常識な体質が未だに改善されてないという事なのだろう。

彼らは【社会的に】とか【国民として】という、持っていて然るべき視野を持たない、プロレス村でしか通用しないローカルルールのみを拠り所にしている、いわば寄生虫なのだ。

本来であれば、プロレス専門誌は大仁田やセッドの情報を他メディアより早く深く入手できる場所にいるのだから、先陣を切って大々的に問題追求していても何もおかしくない。というか、そうでなければプロレスマスコミである意味が無い。

まあ今後大仁田議員が逮捕されようが、セッドが逆告訴されて刑事処分を受けようが、プロレス専門誌は大きく取り上げたりはしないだろう。

それが恥ずかしげもなく【マスコミ】を名乗る【プロレス専門誌】の限界なのだ。(ようはプロレス同人誌だよね)


さて、思いっきり嫌味を言ってみたところでやっと前回の続き。


…と思ったんだが、あまりに前置きが長くなったんでヤメター


スミマセン、セッド会見後編はすぐに別記事でアップしまふ。


-続-

セッド・ジニアスの記者会見に行って来た。vol.1

何度かお伝えしているセッド・ジニアスと大仁田議員との法廷闘争問題だが、2月6日に飯田橋でセッド・ジニアスの記者会見が行われた。



筆字で『セッドジニアス記者会見』と書かれると、どんなハリウッドスターが来日したのかと思ってしまう。本名じゃだめなのかしら…。




ちょっと遅れて行ったため、会見場ではすでにセッド氏が話を始めていた。この日はセッド氏の『大仁田告発本』に関する記者会見だったのだが、集まった記者達がTV局だの共同通信だのだったため、まずはプロレスの説明から始める事になったらしい。プロレスマスコミがほとんど来てなかったのは気になるなあ…。

「相手がジルバを踊ったらジルバで、ワルツを踊ったらワルツで…」
それってニック・ボックウィンクルだっけ?

「本当に上手いレスラーはホウキとも名試合が出来る」
これはリック・フレアーの事だっけ?

「試合には予め打ち合わせが…」といったプロレスの裏話から始まり、勢いづいたセッド氏は上記のようなプロレス名言モードに突入。プヲタとしては大変面白い内容だった。

で、何の記者会見だっけ?




セッド氏と梨元さん(右)の図。

とにかく梨元勝は凄い。プロレスはそれほど詳しくないのに、「はぁ~なるほど!」「ほうほう!」と、絶妙な相槌だけでセッド氏を乗せまくり。

梨元氏に乗せられたセッド氏も段々とテンションが上がって行き、オーバーアクションな身振り手振りを交えて熱弁を振るう。まさに【セッドvs梨元】のシングルマッチの様相に。

この時の梨元さんの"受け"はとにかく凄かった。相手の力を引き出す能力に関しては三沢光晴並で、受けに関しては前田日明戦の時のドラゴン藤波の狂気を感じた。


という訳で、結論としては梨元勝が一番の名レスラーというオチでよろしいか?




で、梨元勝とのシングルマッチの最中に、必殺技の『証拠書類』を持ち出すセッド氏。ちなみにこの書類には大仁田議員がセッド氏の携帯に送ったとされる脅迫メールの全文と、メールアドレスが載っていた。

そしてそこにはハッキリと


atsushi@onita.co.jp


と書いてあったからもう…。


いや!いやいや!

まだセッド氏が捏造したという可能性もありますから!


ちなみに大仁田議員のオフィシャルサイト のURLは【www.onita.co.jp】である。

で、IPドメインサーチさん に【onita.co.jp】と入れてみたところ、出てきた情報がこちら↓↓


Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名] ONITA.CO.JP
e. [そしきめい] かぶしきがいしゃだいぷろでゅーす
f. [組織名] 株式会社ダイプロデュース
g. [Organization] DAI PRODUSE CO. LTD
k. [組織種別] 株式会社
l. [Organization Type] Corporation
m. [登録担当者] YI1196JP
n. [技術連絡担当者] YI1196JP
p. [ネームサーバ] ns.dlsv.com
p. [ネームサーバ] ns2.dlsv.com
p. [ネームサーバ] ns3.dlsv.com
[状態] Connected (2006/04/30)
[登録年月日] 1999/04/05
[接続年月日] 1999/04/08
[最終更新] 2005/05/01 01:09:02 (JST)


まあ予想通り大仁田議員の個人事務所であるダイプロデュースが保持しているドメインだったということで。

でもまだこれじゃ特定は出来ないので、あとはセッド氏が弁護士にでも頼んで、弁護士会あたりから携帯会社に連絡し、IPの開示を求めればミッション完了かなあ。

そのIPから【go.jp】 なんて文字列が出てきたら凄く面白いんだが。


-続-


■次回予告
公務員中牧&二瓶組長 大暴れ!

大山ディスティニー(パスタ・イタリアン)

ロザリーがバーニャカウダについて記事を書いていた のを読んで思い出した。

大山のディスティニィにも新メニューでバーニャカウダが登場したんですよ奥さん!

ディスティニィというのは、ガーナ出身のジョニーさんが一人で切り盛りするイタリアン中心のお店なんだが、このジョニーという人物は世界各国でシェフとして働き、その後日本に来て (腕が立つからか) ラ・ボエム系列の各店をリリーフ投手のように渡り歩いたという職人気質な実力者。ある意味で "職人の町板橋" らしいシェフである。



と、そんな職人ジョニー作のバーニャカウダがコチラ。スティックサラダ状の野菜がてんこ盛りで、セロリ・大根・ニンジン・トマト・カブ・キュウリ…と種類がやたらと豊富。半分くらい飲んでしまっているが、フランチェスカーナのゴールドと共に撮影してみた。




で、ディスティニィではこれらモリモリの生野菜を、アンチョビとオリーブオイルで作ったオイルソースにつけて食すんだが、なんというか激しく酒の進む味である。程よい塩気で、どことなく下品でジャンクな味わいがたまらん。

気付けば無言でボリボリと野菜をかじっており、あっという間に食べ尽くしてしまったオレがいる。




あらかた野菜を食べ終わると、ジョニーが 「コレに付ければ最後まで食べれるよ」 とパンを出してくれた。そのお言葉通り遠慮なくオイルソースをジャブジャブ付けて完食。1,000円くらいしたはずなんだが、食べてみると意外とコストパフォーマンスよろしいな。

ちなみにこのアンチョビソースはずっと火がかかりっぱなしなんだけど、焦げ付いたり煮詰まったりしないようにジョニーがマメに気を遣ってくれるので、最後まで味が変わる事なく美味しくいただけます。

アンチョビとは言っても、塩気とほんのり風味という感じで魚臭くはないため、魚嫌いの人でも平気なはず。かなりオススメ。





で、野菜だけでも酒が進んでいる酷い有り様だというのに、追加でラムチョップを注文。スーパーで売ってるようなどうでもいいラム肉を使っているように見えるんだが、焼き方が抜群なのか、味付けが抜群なのか、香ばしくジューシーで、ほんのちょっぴり獣肉特有の野蛮な味が感じられなくもないという絶妙なバランスでとにかく美味い。下に敷いてあるたっぷりのフライドポテトも酒のアテに最高。

ちなみにソースはジョニーの気分次第で変わるんだが、今回はバルサミコ酢を使ったちょっぴり酸味と甘味のあるソースだった。前はミントっぽいスースー爽やかなソースだったりもしたんだけど、アレは正直日本にない味で口に合わなかった!

まあラム自体に塩胡椒で味が付いているので、ソースが気に入らなかったら素で食べても凄く美味い。これまたオススメメニューである。




実家から母親が大量にアスパラを送ってきてどうしようか悩んだので、思い切ってジョニーに 「なんとかして!」 と託してみた。

その結果 "アスパラだけを使ったペペロンチーノ" という食べた事のないメニューが登場。これはアスパラを細く切って、それをパスタのように茹でてガーリックオイルと和えた1品。シンプルなんだけどアスパラの甘味とガーリックオイルの風味が絶妙にマッチしててうめー。シャキシャキした食感も食欲増進ってな感じ。




充分食べてる気もするんだが、ディスティニィに来たらパスタを食べなきゃ終われないので、頑張って2人で1つ食べておこうという結論に。

何を食べようかああだこうだ悩んだ結果、"ボロネーゼのクリームパスタ" というこれまた新メニューに挑戦。この店のボロネーゼは本当にオレの人生の中で一番美味いんじゃないかと思うほどの名物なんだが、味わいはそのままにクリームソース特有のまろやかさが加わっていて、今後はデフォルトのボロネーゼかクリームのボロネーゼかで頭を抱えるハメに陥りそう。パスタがオレの大好きなリングイネってのもいいね。ヤバイね。気付けばお腹一杯とか言っておきながらひとりで70%ほど平らげてたね。



■総評
調理場に店主ひとりで、ドリンクメニューからフードメニューから食器洗いまでこなしているこじんまりしたお店なのでメニュー数は少数精鋭。その代わり頻繁に日替わりメニューを変えたり、グランドメニューを入れ替えたりと、飽きさせない努力はしっかりしている。今回も新メニューが随分登場してたけれども、どれもひと手間かかった 「さすがはジョニー」 と言いたくなるような精鋭揃いだった。

味の方も世界各国を渡り歩いてきただけあって日本人の好きな味というのを熟知しており、この店では滅多に 「ん?」 とクビをひねる事にはならない。(過去にラムチョップに付いて来たミントソースが個人的にダメだったくらい)

それとこの店はカウンターだけのキッチンスタイルなんだけど、厨房を眺めているとジョニーの手際の良さに惚れ惚れする。実力あるシェフってのはこういう動きをする生き物なんだなと見とれちゃう。

ひとつ難点を挙げるなら、板橋にしては価格が少し高めな事なんだけれども、それを差し引いても満足度は凄く高い。1品1,000円するってだけで全否定しちゃうような、板橋名物のコスト厨には向かないが、嫌なら行かなきゃいいだけなので切り捨て。(文句言いたい気持ちはわからんでもないが、原価や家賃以外にシェフの腕にも金を払うという概念を持とうぜ>>板橋区民)

という訳で、100点満点で95点。もしこの店とビストロクレール が無くなったら、大山界隈の洋食好きな人間は路頭に迷って凍え死ぬと思われる。それくらい大事なお店。



■ディスティニィ(パスタ&イタリアン)
住所:東京都板橋区大山東町28-2
TEL:03‐3964-3158
営業時間:17時~23時(LO22時で客入りによってその場で終了の可能性アリ)
定休日:日祝
席数:10席くらい
アクセス:遊座大山商店街の山手通り側に大きなローソンがある。その目の前に細い路地があるので、怖がらずにそこに突入。少し進むと右手に3軒ほど飲食店があり、その一番奥の店。



-----過去ログ-----



予想以上に読者の反響が大きい板橋グルメマップ。
引越しも落ち着いてきたので、久々にお店紹介してみよふ。

今回ご紹介いたしますのは、板橋は大山にある『ディスティニー』というパスタ&イタリアンのお店。

ちなみに店主はジョニーさんというガーナの人。
日本で銀座をはじめとするラ・ボエム各店 のコックを務め、晴れて独立したそうだ。



ドイツビール
そんなジョニー氏の趣味なのか、イタリアンという割にはドイツビールにこだわっていたりする。注文が入るごとに、わざわざジョニー氏が厨房から出てきて注いでくれるという『店にとって激しく効率の悪い』サービスつき。(ジョニー氏いわく、ビールを注ぐには技術がいるから、お客さんには任せられないんだそうだ)




でもってビールと言えばソーセージ盛り合わせ(1,500円)。メニュー表だけ見ると値段が高そうに感じるが、写真を見て分かるとおり、ジャーマンポテトとバカみたいにデカイソーセージ3本付きなら高くはない。ていうかこれを1人で食べたら他が食えない。

ちなみに内訳は、羊の腸を使った正統派ソーセージ(左),フランクフルト(中),ホワイトソーセージ(右),ほくほくジャーマンポテトとなっております。(他も美味いがホワイトがズバ抜けて美味い)




このシーザーサラダはかなりオススメ。アンチョビで塩味を出しているので、必要以上の塩辛さは感じない(ショッパイのが嫌ならアンチョビを避けて食べると吉)。盛りも多いしチーズ一杯だしクルトンは大きい割りに軽くてサクサクだし酒が進むしああもうどうしよう。




日替わり前菜の真鯛の昆布絞めカルパッチョ。まず鯛がプリプリで美味い。そして酒に漬け込んだ昆布のコリコリとした食感が程よいアクセントに。なんつうかお酒おかわりちょーだい。




こっからはディスティニーご自慢のパスタ紹介。まずは定番のカルボナーラ。余計な調味料や具材を一切使わないシンプルな一品。ぱっと見た感じでは厚切りベーコンとクリームしか使ってないのに、味に深みとコクがあってそのクセあっさりしててあら不思議。恐らく塩や胡椒の使い方が上手なんだろうなあ…。

ていうかですね、オレ様は巷のパスタ屋によくある、妙にゴテゴテしててやたらと味がくどくて食べ辛いカルボナーラが大嫌いなんですよ。その点、このカルボナーラは食べ易くて好みにピッタリ。クリーミーさとあっさり感を兼ね備えていて、なおかつ風味豊かで塩気もベストという絶妙なバランスに萌え。すげえなジョニー!




こちらも定番のボンゴレ・ビアンコ。アサリのダシにバターとガーリックと白ワインの香りが加わってもうなんて言うか美味しい。ボキャブラリーのない頭の弱い子みたいだけどとにかく美味しいの。アサリもたっぷり入ってるし、火の通し方も丁度いいしああもう酒もってこい!!




で、ジョニー氏が「新しいメニューで、ペスカトーレ(魚介)のビアンコ(白)作ってみたんだけどどう?」と勧めてくるので頼んでみたら大当たり。普通、ペスカトーレというとロッソ(赤・トマト味)が定番だと思うんだが、ビアンコ(白ワインベース)もうめえ…。有頭海老から強烈なダシが出てて、ホタテだのアサリだのイカだのの味も溶け込んでてなんだこりゃ。なんかお酒と一緒に何度でも食べたい味だなあ…。ちなみにパスタはリングイネなんだが、それがまたアルデンテってヤツですよ!なんか横文字ばかりで自分でも何を喋ってるのか分からんぞ!




そんでもって個人的に一番好きなのがこのボロネーゼ。大人のミートソースって感じですごくお上品なお味。丁寧にローストしたタマネギと椎茸が絶妙な風味をかもし出しており、トマト感はそれほど強くない。が、その分コショウとひき肉の風味が強く出ている。好き好きかもしれないけど、個人的にはミートソースじゃなくてあえてボロネーゼを頼んでいるんだからコッチの方がいい。




で、ランチタイムに来ると日替わりの数種類のパスタか自家製ハンバーグに、上記のサラダとスープが付く。850円というお値打ち価格もさることながら、盛りの多さに大満足。ちなみにこの日は手作りパンプキンスープが出てきた。かぼちゃを丁寧に裏ごしして作った、まさに【かぼちゃ100%】な逸品である。




で、ある日とない日があるんだが、夜に来ると日替わりデザートも。この日は手作りパンナコッタのキウイソースがけだった。柔らかすぎずぷりっぷりで、キウイソースの酸味も丁度いい。濃い目のコーヒーなんかと一緒に食べたいなあ。

■総評
大山には美味くてコストパフォーマンスの高いパスタ屋があまりなかったんだが、このディスティニィが出来てからはもう何の文句も無くなった。夜はちょっと割高になる可能性があるんだが、ランチセット850円というのがとにかくお得。と言っても、夜も盛りが多いから酒を飲んでも1人4,000円程度なんだが。点数を付けるなら【昼=95点 夜=85点】てとこか。


■ディスティニィ(パスタ&イタリアン)
住所:東京都板橋区大山東町28-2
TEL:03‐3964-3158
営業時間:月~金曜日11:00~23:00 土曜日のみ17:00~23:00
※定休日は日祝
席数:10席くらい

クソ寒い日が続くようなので、汁特製鍋レシピまとめ。

という訳で、オレ様は鍋が大好きである。

以前、鍋への姿勢の違いを理由に、女の子と破局した事があるほど鍋が大好きである。

< おはら汁ちょっといい話 オレと鍋と破局 >
昔、付き合ってた女の子の家に遊びに行き、鍋をご馳走になったのだが、なんとその家族は具を食べ終わった後のスープを流しに捨てやがったのだ。しかも鍋に新たに水とダシを入れて沸かし、雑炊を作り始めたから怒髪天を突きまくり。その家の母ちゃんに理由を聞くと、「だって濁ったスープじゃ汚らしいじゃない」というステキなお返事が…。

だとテメエこのクソヤロウ!!


マジギレしたオレ様は、こんなバカ家族とは縁を切るしかないと堅く決意し、速攻で破局してしまった訳である。


と、そんな心温まるお話をしたところで本題。


寒い日がまだまだ続きそうなので、今日は今までに紹介した汁特製鍋レシピの中で『これは人が死ぬ!』と感じた3大メニューをまとめてご紹介いたします。

※ちなみにレシピに関しては、全て『目分量』だの『お好みで』という感じなので予めご了承ください。


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汁流カレーちゃんこ
■汁特製カレーちゃんこ(1人前4~500円目標)

『目に付く材料をとにかくカレースープで煮込んでしまえ!』という、冷蔵庫の掃除に大助かりな鍋である。例えばだが、子供のお弁当に入れるような出来合いのハンバーグやミートボールなんかを入れても美味い(チープであるほど美味い可能性アリ)。〆に悩むところだが、まずうどんを食べて、その後にご飯を入れてカレーおじやというコースはいかがだろう?


・レシピ
<必須具材>
豚バラ肉,油揚げ,うどん(生麺推奨)

<お好みで>
ソーセージ,鶏つくね,しいたけ,しめじ,長ネギ,ニンジン,じゃがいも,豆腐,マロニーちゃん,春雨,生姜,ニンニク,とろけるチーズなど、思いついた物を適当にぶち込む。基本的になにを入れてもOKだが、魚介類を入れる場合は味のバランスを考える必要あり。

<スープ>
水,料理酒,鍋用のスープの素(和風のダシつゆなんかがいいかも),カレールー

1:材料を切る。好きなように切る。

2:水と酒とスープの素を土鍋に入れて沸かし、切った材料を固そうな物から入れていく。

3:たまにアクを取り、ほどよき所でカレールーを割り入れる。この時、カレー味が濃くなりすぎないように注意。個人的な理想としては、蕎麦屋のカレーうどんのつゆを目指したい。

4:最後に油揚げを散らして完成。(油揚げは絶対にフライパンや網で表面をカリカリに炙っておくこと!とにかく美味いぞ!)


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トマキムチーズ鍋
■汁特製トマキムチーズ鍋(チゲ鍋の素とか使えば1人前500円くらいで作れる)

トマトの煮え具合によって、時間と共に味が劇的に変化する面白鍋。途中でとろけるチーズを入れることにより、韓国風から一気に洋風になってしまう不思議さが魅力。〆は雑炊やおじやではなく、タマゴかけご飯に残ったスープをかけるスタイルが最強だと思う。

・レシピ
豚バラ肉,キムチ,トマト,とろけるチーズ,ニラ,その他お好みで

<スープ>
コチュジャン,豆板醤,味噌(和),酒,ダシ(昆布&いりこ)
※もし面倒なら、チゲ鍋の素とかを使うと楽だし安上がり。


1:まずは鍋に水を張って昆布といりこ投入。濃い目にダシを取ったら酒を入れて沸かす。(沸騰する前に昆布は取り除くこと)。

2:酒をある程度飛ばしたら、コチュジャンと豆板醤で味を調える。味が上手く決まらなかったら、普通のお味噌を入れてみると吉かと。(面倒ならチゲ鍋の素をどばどば投入)

3:最後にキムチを投入してスープは完成。(色々と水の出る野菜が入るので、最初は辛目に作った方がいいかも。あとお好みで豆乳鍋にしても美味しいかもしれんが、その場合はチーズは入れない方がいいかも。)

4:スープの味が決まったら、トマトを適当にザク切りにして投入。トマトの青臭さが苦手なら、生トマトじゃなくてホールトマトで代用してもOK。トマトはとろとろに煮てスープの一部にするので、がっついて食べつくさないように注意。

5:チーズ以外の材料を適当にぶち込む(チーズを入れると味が劇的に変化するので、まずはチーズ抜きの味を楽しむべき)。

6:あらかた材料が入ったら、あとは煮えるのをまってがぶりつくだけ。ちなみにキムチにあまり火を通したくないのであれば、予め【先に入れてスープに味を出す分】と【後から入れる分】に分けておくと吉。

7:最後はタマゴかけご飯の上に、残ったスープをかけて一気食い。マジで人が死ぬ美味さである。


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レタス鍋
■汁特製レタス鍋

使う食材や調味料によっては、1人前300円程度で作れてしまう超オススメ鍋。インスタントラーメンを上手に使う事で、貧乏大学生や料理に自信の無い人でも美味しく作れてしまうから不思議。当然、味付けに自信があればちょっとゴージャスにも出来るスグレモノ。


・レシピ(廉価版)
レタス1人前1玉,鶏むね肉(orささみor豚バラ肉),長ネギ,ニラ,袋入りインスタントラーメン,酒,醤油,塩,ダシの素

1:土鍋に水と酒を入れて、少し煮立たせアルコールを飛ばす。

2:袋入りインスタントラーメンのスープだけを入れる。塩かトンコツ推奨。

3:味をみて、物足りないようだったら塩,醤油,ダシの素などを投入。後々、大量のレタスが入るので、少し濃い目のスープを作っておいた方がいい。

4:大きめにちぎったレタスや一口大に切った鶏肉など、適当に食材をぶち込み、茹だったら喰らいつく。

5:鍋の具材をあらかた食べ終わったら、余っている袋ラーメンの麺を入れ、煮込みラーメンにして〆。レタスの風味とラーメンが意外にマッチしてウマー。


■別バージョン
インスタント麺の代わりに、芝麻醤(ゴマペースト)や中華用の鶏ガラスープなどで味付けをするとさらに美味。

最後はラーメンではなく、ご飯を入れてあっさりヘルシーな野菜雑炊にしても美味。

キノコ類や白身の魚などを入れても美味しいが、あまり色々な食材を入れすぎちゃダメ。あくまでシンプルにした方がいい。