一年半放置したけど気にせず更新、更新!
どうも〜こうだです。


ビーレビューという詩の投稿サイトで五月に開催されたビーレビ杯。ざっくり言うと、その月の投稿作でもっともポイントを稼いだ作品が優勝する詩のコンテストみたいなものなんですが、テキストだけでなく、動画や画像の投稿もOKとのこと。
そういうときは、他の人がやらなそうなことをしたくなるタイプのわたくし。うしし。前から作ってみたかったアニメーション制作に挑戦することにしました。

山村浩二さんとか近藤聡乃さんとかキューライスさんとか、短編アニメーションがめっちゃ好きなんですよー。長編だとヤン・シュヴァンクマイエルさんも。

ただし、好きなだけで制作の方法はさっぱりわからない! というわけで、まずは山村浩二さんの『創作アニメーション入門 基礎知識と作画のヒント』(六耀社)を購入して読むことに……

したはいいのだけど、読むのめっちゃ遅いんですよねー私。しかも山村さんの本、アニメーションの歴史が主で制作の仕方についてはあんまり詳しく書いてないの。笑。

本屋でね、自主制作アニメの参考書を探したんですよ。棚に二冊あって。全然知らない作者の本のほうが作り方が具体的に書かれているように思ったんだけど。思ったんだけど山村さんのファンとしてはね、ときめいちゃったんですよ。もうトキメキに従って山村さんの本を選ばずにはいられなかった! スパークジョイ!

それで、結局グーグル先生に相談したりしながら見よう見まねで絵コンテを描こうとするんだけど、手描きに慣れてないもんだから描くのが嫌で嫌で。なっかなか進まない。笑。
私おそらく手で描く(書く)の苦手なんですよねー。詩も、ノートに向かうと一文字も書けなかったりするし。作品を作ることより、キレイに仕上げることのほうに気を取られて疲れちゃうんです。
そんな自分を奮い立たすために、山村さんのお店「Au Praxinoscope」に行って「カフカ 田舎医者」原画展を見たりね。時間ないのに。笑。卒論書けなくて貘さんの出身地・沖縄に一泊弾丸旅行した時とおんなじだわー。

でもここは踏ん張りどころ。グラフィックデザイナーだった父に「まずラフをたくさん描くことが大事」と言われたことを思い出し、とにかく頭から終わりまで、ぐちゃぐちゃでもいいから!と絵コンテを描ききりました。

その時点で5月26日。
投稿締切は5月31日?
締切までの間にある私の休みは二日間!

待って、絵コンテのコマが100くらいあるけど、作画できんのか私。

もうね、二日間合計で六時間睡眠でした。完成したのが31日の朝四時。あほなんじゃないかなーと思ったけど、四時間寝て、ちゃんと起きて仕事行ったよねー私偉い。(いや偉くない!)


そんなわけで五月のビーレビ杯に自作詩の朗読+パラパラ漫画風アニメーションの動画を投稿しました。


これね、ぜんっぜん反響なかった。笑。初めてなりに結構がんばったんだけどなあ。さみしい。

まあでも、つくるのたのしかったからいいんだ。次回作の構想もあるし! 次はもうちょいマシな作画を目指します。

がんばれ私。負けるな私。
とにかく前向きなお暇人こと、こうだたけみでした〜。