小学校受験は親がいない状況で実施されるので、
「子どもがどんな反応をしたか」
「どこでつまづいたか」は
わかりません。
それはそれはきっと恐ろしいことが
繰り広げられていることでしょう…
その恐怖を少しでも緩和して課題を親自身も把握し、
改善に向かわせるためにも
模試を受けることが大切です。
模試は…
1 実力を知る
2 苦手分野を理解する
3 本番の中で実力を発揮する
ということです。
1と2はよく知られていることですが、
3の「本番の中で実力を発揮するための練習の場」
と位置付けている人は意外と少ないように思います。
かくいうわたしも、
新年長になりたての頃の模試では、
息子の失点の多さに驚き(怒り)ました‼️
振り返ってみると当然なのですが
1 テープによる発問で一方通行
2 いつもと違う場所、先生、お友だち
の中、緊張している上に、
いつもと違う言い回しを(あえて)されたり、
聞き取れなくてもテストは進んで行きます。
自宅ではできてるけど、
模試で力を発揮できないというのはよくあること。
焦る必要ありません。
自宅学習の方法を振り返ってみてください。
まずは「本当に理解しているか」を確認すること。
子どもは敏感なもので、
親の声色や表情で答えを導き出すことがあります。
また、親も理解していないような顔をすると、
つい助け舟を出してしまいます。
模試のように1回しか発問してくれない環境に
慣れさせるには
自宅学習でも「一回きりの発問で回答させる」訓練を
してみてください。
とにかく1回の発問で自力やらせる。
そして
「(例え問題を勘違いしていても)自力でやったことを褒める」
「回答もあっていたら抜群に褒める」。
聞き取れずにもしくは理解できずに手が止まっていたら、
もう一度「発問をする」(この時発問の仕方を変えないで)
2-3度繰り返してみて理解ができていなかったら
根本的に発問の意味を理解していないので、
少し噛み砕いて発問する。
こんな感じです。
一発で発問を聞かなくてはいけないというのは、
幼児にとってはかなり難しいことなんだと思います。
まだあと1年ある新年長さん、焦る必要ないですよ。
息子も本番力を発揮して、
模試での結果と自宅での実力が一致し始めたのは
6月くらいの模試からでした‼️