フィリピンに行っている時に、少し政治の話をきいて感じた事があったので、ブログに書きます。
フィリピン人の友人と話をしている時に、たまには真面目な話もしてみようと思って、新大統領についてどう思うか?という話題をふってみました。
日本では、フィリピン版トランプとかって報道をしているけど。。。どう思う?
って、少し気になっている話題だったので聞いてみました。
そうしたら、フィリピン版トランプなんて、とんでもない。と軽く怒られました。
税金を払っても鉄道は出来ないし、渋滞も無くならない、安全にもならなかった。だからそんな政治家に税金を払いたくなかった。多くのフィリピン人は、どうすれば税金を払わなくていいか?という事を考えていた。
彼は支持者側の言い分だから、中立ではないかもしれませんが、彼の言い分としては、
「今までフィリピンの政治家は、私たちの税金を私腹を肥やすために使っていた。
でも、新しい大統領は、厳しくても、様々な政策にお金を使い、フィリピンをより良くしてくれると考えている。賄賂も減るだろうし、そういった人間はどんどん牢屋送りにしてくれる厳しい人だからだ。
賄賂ではなく、私達の国のために税金を活用してくれるなら、フィリピンの多くの人が税金をすすんで払いたいと考えている。日本だって、日本が良くなるからみんな税金を払うんだろう?同じだよ。」
という事を言われた。税金って払うのが当たり前だと思ってたし、国民の義務とかって言われてたから、当たり前のものだと思ってたけど、そういった考え方もあるんだなと思いました。
ただ、最近の舛添氏のお金の件や、どこかの城崎温泉好きの号泣政治家を見ていると、上記の話を、ふまえると、税金って払いたくないなーと感じてしまう。
そういった意味では、ああいった政治家が、政治家の魅力を半減させて、ますます税金を払いたくなくなる人を増やすという、自分の首を自分でしめているのでは? とか思うけど、どうでしょうか。
てか、都知事選挙に50億円をかけても、他の候補者でロクでもない人間がいないから、現状維持がいいとか、なんだかなーと思ってしまう。
さておき、そのフィリピン人から聞いた、新大統領がかってダバオ市を安全にする為に、子供の夜間行動禁止、バーやレストランでの飲酒の1時以降の禁止、ジプニーやタクシーの制限などといったことは、今のフィリピンにとって必要だと思います。
街を歩いていて、深夜に裸足の子供達が徘徊しているのは、どう考えても問題あるなと思ってしまうし、あの慢性化している交通渋滞をなんとかしてくれるのは本当に助かる。
日本のメディアでは、フィリピンの新大統領は危ないという報道をしていたのを見たが、現地では前向きにとらえている人がいるよ!という話でした。
日本の政治家も、みんなが税金を払いたくなるような行動をしてほしいです。