上野の森美術館の特別展「恐竜図鑑」へ行ってきました!

 

 

なかに入ると、約2m以上の高さがある巨大な「恐竜図鑑」がお出迎え。

 

 

ページが重なっていて、本物の図鑑のよう!

 

 

ほかにも、たくさんの恐竜の絵が並びます。

 

「きょうりゅうさん、なにたべてるの?」と、次女。

 

肉食動物と草食動物の違いから教えました。

 

 

印象に残っている作品は、「ゆりかごから墓場まで」。

朽ち果てた恐竜と少女3人が描かれています。

2007年に多摩美術大学絵画学科を卒業後、国内外で活躍する画家・篠原愛さんの作品です。

 

概要はこちら。

 

 

なんらかの象徴表現ということ。
私はコレを読んで、自分なりに解釈したのは「現代とこどもたち」なのかな、と。

 

作者の意図とは違うものだったらゴメンナサイですが……。

 

朽ち果てた恐竜は現代。

本来ならばおぞましい、怖いといった感情がでるものの、その中にいる少女2人はいたって冷静。

これは、今の子供達が問題を抱えている現代に半ばあきらめているように見えました。

それとも「慣れっこ」なのか。

でも、もうひとりの少女は花をくわえた鳥(アカゲラ)をみて何か希望が見えているのかな、と。

 

毎日のように「少子高齢化」「異次元の少子化対策」というニュースを見るので、頭が子どものことだらけ。

 

子ども達4人を連れて歩いていると、「おかあちゃん、頑張ってるね!」と声をかけられることも多くなりました。

子育て世代への見る目はあたたかいものに変わってきていても、実際には何も変わらない。「子育て罰」のまま。

 

こんな時代に生んじゃってごめんって子供達にも謝りたくなる、今日この頃です。

と、この作品を観ながらイロイロなことを考えていました。

 

もう一点、藤浩志さんの要らなくなったオモチャで作られた大きな恐竜の作品は見事!!

子ども達も「あ、どらえもんだ!」「かめんらいだーだ!」と好きなキャラクターを見つけては大興奮♡

この作品は写真NGだったので、再訪してまた鑑賞します!

 

 

【IVENT DATE】

■ 恐竜図鑑
・会期:2023年5月31日(水)〜7月22日(土)

・開館時間:10:00~17:00(※土日祝は9:30~17:00)
※入場は閉館の30分前まで

・場所:上野の森美術館

・住所:東京都台東区上野公園1-2
・料金

【一般】

当日2,300円/前売・団体2,100円

【大学・専門学校生】

当日1,600円/前売・団体1,400円

【高・中・小学生】

当日1,000円/前売・団体800円

※未就学児は無料

 

★備忘録コメント
学校から配布されたチラシ持参でひとり200円安くなりました!