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今日は射手座の新月ですが、未知の世界への憧れが高まります。

画像はナイル川を運航する蒸気船SUDAN号のインスタから拝借しました。

アスワンからルクソールまで、その間にある遺跡群を巡りながらナイルをゆっくり進みます。

 

射手座の新月の前日に、
山羊座を運行する水星と蠍座に位置する金星がセクスタイル(60度)を作りました。
私たちの理想と価値観は、今、一緒に機能しています。
しかし水星は動きを止めて13日には逆行し始めます。
この配置は、行動を起こすのをためらわせる働きがあります。

この感覚は、今日の新月に向かうにつれて強まりそうですが、
占星術で最近注目されている準惑星についてのエキスパート、

ニュージーランドの占星術家、Alan Clayのニュースレターを少し紹介します。


 「山羊座の水星はまた、クワオアーとコンジャンクションしており、
私たちのアイデアやコミュニケーションにダイナミックで創造的な文脈を与え、
その中で私たちの人生のスピリットの歌と融合し、
そのコーラスを高めることができる。
私たちはいつも、自分にとって意味のある歌とダンスを踊っており、
水星の留(ステーション)は、
そのスピリットの意識を伝える手助けをしているのだろう」by Alan Clay
imageアラン・クレイのYOUTUBEより。

注:クアオアーは2002年に発見された太陽系外縁天体のひとつで、

カイパーベルト天体に属す。その名の由来はアメリカ先住民トログバ族の創造神。

木星の1オクターブ高い天体と考えられている。

 

 水星とクアオア―のコンジャンクションが、

射手座の新月により創造的な働きを加えてくれることを願います。

射手座の新月
2023年12月13日(水)8:32
 2023年も残りわずかです。
イベントシーズンを迎え、
街はクリスマスのイルミネーションで輝いています。
射手座の新月はあなたの冒険心を刺激し、
未知の世界へと踏み出す勇気を与えてくれます。
射手座特有のポジティブ思考や自分を信じる力、
学習意欲にも恵まれる日です。
この新月パワーを最大限に活かすには、
リスクを考えて二の足を踏んできたことや、
不得意だからと避けて通ってきたことに挑戦してみることです。
特にこの日は、新月に対し、
射手座を運行する火星がすぐそばで援護射撃。
物事へのポジティブな姿勢に火星が持つ勇気や行動力が加わるので、
夢や目標に向かって一直線に進むことができそう。
射手座の新月のもとでは、だれもが“自由な旅人”になれます。
自分の可能性を信じ、明るい未来に向かって飛翔する一日にしましょう。
また今年1年、叶えられた夢もあれば挫折した目標もあるはずです。
新月は未来に向かって「種」を蒔く最良の日。
今年最後の新月です。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください。

 

お知らせです。

今までのMOONBOOKの進化系!?

アプリ『MOON CH』を製作中。

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完成したら、またお知らせしますね。

新しい何かが始まりそうな気がする射手座の新月です。

私は久しぶりにエジプト熱が高まっています。

1月にアスワンからルクソールまで、蒸気船SUDAN号に乗って

遺跡巡りをします。

久しぶりに象形文字ヒエログリフへの興味も高まっています。

行く前にエジプト学を学んだりエジプトの作家が書いた小説などを読み、

気分を盛り上げます。

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みなさんもどうぞ射手座の新月からインスピレーションを得てください。

どうぞ素敵な一日を。

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今日も月が綺麗です。12月に川口総合文化センターLILIAにて、

『MOONCALENDAR2024』の使い方セミナーを開催します。

グリーンフラスコでのZOOMセミナーを皮切りに、

福岡、神戸、大阪、大分と講演に出かけましたが、

関東ではリアルなセミナーをやっていないと思い立ち、

急遽、なちゅら.simさんのご協力を得て、

開催いたします。

 当日はカレンダーの使い方、2024年の星の行方、

そしてこのカレンダーをあなただけの一冊にカスタマイズする方法をお伝えします。

多分、今年最後のセミナーになると思うので、ふるってご参加くださいね。

 

 

 

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11月は『MOONCALENDAR2024』の発売記念イベントが続き、

忙しく過ごしていました。

先週の日曜日は出版記念パーティをやり、

文藝春秋から元『CREA』の担当や、『婦人画報』の担当&ファッション班のチーフ、

光文社『美ST』編集部の元担当、扶桑社時代の雑誌編集者たちなどなど。

数多くの方が出席してくださいました。

お土産にはビオメディ創始者の岡本鏡子さんより、

お土産をいただき、元カレマニアなどで有名な漫画家、瀧波ユカリさんも駆けつけてくれました。

そしてようやく一段落し、今日は満月を迎えます。

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★ ★ ★ ★ ★

双子座の満月
2023年11月27日(月)18:16
 太陽が西の地平線を赤く染める頃、東の空には満月が上ります。
11月27日は双子座の満月です。
この日は、いつも以上に好奇心が旺盛になり、
人と話をしたり、情報交換したりするのが楽しくなります。
知的な興味を満たすイベントに参加したり、
気の置けない友人と食事会を開いたりするのもおすすめです。
いたずら好きの双子座の満月が、
面白いハプニングや新しい出会いをもたらしてくれそう。
ただし双子座の月に対し、射手座の火星がオポジション(180度)を形成。
好奇心から問題の多い人物と関わりを持ってしまう危険性も!?

さらには魚座の土星ともスクエア(90度)となるので、

アクセルとブレーキを同時に踏み込んだような焦燥感に駆られる人も。

前に進みたいけど、それを阻止する力もある……。

心身に負荷がかかるので健康にも気をつけたい一日です。
また満月は何事もやり過ぎの傾向があります。
飲み過ぎやしゃべり過ぎには気をつけて。
11月の満月はアメリカ先住民の間では、
ビーバームーン(ビーバー月)、
イニシエートムーン(洗礼月)、
ノーネームムーン(名なし月)と呼ばれます。
冬の気配がそこここに。
夜空に浮かぶ満月を眺めるのも乙なものです。

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カレンダー関連のイベントはほぼやり尽くしましたが、

12月16日に埼玉の川口総合文化センターで発売記念セミナーを行います。

月のカレンダーの使い方を学んで、2024年に幸運を呼び込みたい方、

どうぞご参加ください。

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ではさらに双子座の満月に関して、

拙著をご紹介しておきましょう。

 

 

 

双子座満月のキーワード
一貫性のなさを改める
おしゃべりを慎む
すぐに反応せずに熟考する
言葉の背後に潜むものに敏感になる
優柔不断な態度を改める
社交辞令ではなく本心を語る
モラルを重んじる
単なる知識を生きた知恵に変える

●双子座の満月時に気をつけるべきこと
 師走が近づく11月23日以降、
12月22日頃までに双子座の満月は起こります。
双子座の新月に始めたプロジェクトから、
ちょうど半年が過ぎました。
満月には物事を結実させる力があります。
双子座の新月時に心に誓ったことが、
軌道に乗ってきたのを実感する人もいるでしょう。
新月の願いが叶う方向に進んでいる場合は、
迷わずに前進してください。

 満月のときはエネルギーレベルが高まり
厄介なことも起こりやすくなります。
なぜなら満月は物事が成就する時期であり、
よくも悪くも結果がはっきりと現れる時期だからです。
双子座の新月に始めたプランがあまりうまくいっていない場合は、
満月時に再検討や微調整を行うとよいでしょう。

 双子座の新月には、どの新月よりも情報収集力があり、
知的な好奇心を呼び覚ます力がありました。
「知りたい!」という欲求に従い、
何かを学習&吸収するためにアクションを起こしたはずです。
しかし好奇心のおもむくままに動いた結果、
どれもこれもが中途半端な状況に陥っていないでしょうか。
また何よりも「面白さ」を追求した結果、
人の気持ちを無視したり、
ややモラルに反することもよしとしてこなかったか。
双子座の満月時には、この半年を振り返り、
真に夢を叶えるための微調整をする必要があります。

 双子座の満月のときは、いつにも増して頭が冴え、
なんでも早くやりこなそうと焦りが生じます。
その結果、態度に一貫性がなくなり、
一度決めたことをひっくり返したりしがちです。
対人面でも余計な一言を口走ったり、
そうかと思えば社交辞令に終始して、
心から人と信頼し合うことが難しくなります。
気持ちがはやるときは深呼吸を心がけ、
すぐに答えを出さないようにするのも得策です。
また 物事の表層ではなく、
背後に潜む真実に目を向けるようにすれば、
もっと深い部分で人と通じ合えるようにもなります。

 確かに双子座の新月は、知的好奇心を呼び覚まし、
何かを学ぶ喜びを与えてくれましたが、
せっかくの知識も使わなければ宝の持ち腐れです。
この満月は、この半年であなたが身につけた知識を
実生活に役立てる方法を模索せよと促しています。
集めた知識に命を吹き込み、
生きた知恵へと昇華させることこそ、
双子座の満月があなたに与えたミッションです。

 

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東京に戻ってきました。土曜日は「大分占星術講座」を開催。

多くの方が参加してくださいました。

大分には占星術を学ぶすばらしい人たちがいます。

「もっともっと学びたい」という真摯な気持ちに応えたくて、

あまりよく知られていない中世時代の占星術や、

最近、欧米でもかなり注目されている準惑星などについて研究し、

みなさんにもお伝えしてみました。

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新月少し前の講座でしたが、

占星術に対する新たな情熱が芽生えたのは、

ひとえに「ぜひ大分で講座をやってください」

と人を集めてくれた方がいるからです。

そして今日は蠍座の新月。

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それでは拙著『MOONBOOK2023』から

新月コラムを抜粋。みなさん、どうぞ素敵な夜を。

 

 

 

2023年11月13日(月)20♏44 

『秘めた情熱の月』
秋も深まり、朝晩はかすかに冬の気配も感じられます。
木々を彩る紅葉もやがては朽ちて土に返ります。
生命の循環、死と再生のサイクルを感じる季節です。
蠍座の新月は、あなたの中で静かに燃える情熱の炎を目覚めさせます。
「物事を深く掘り下げ、理解したい」
「表面的ではなく、大切な人ともっと深い部分でかかわりたい」
という欲求が芽生える日です。

探究心や不屈の精神力も授かるので、
目標に向かって素晴らしい集中力を発揮できます。
人の心を見抜く洞察力にも恵まれるでしょう。
またこの日は、新月に対し同じ蠍座を運行中の火星が合(0度)、
牡牛座に留まる自由と革命の星・天王星が衝(180度)となり、
自由を求める気持ちが高まります。
その衝動を緩和してくれるのが、
魚座の海王星や山羊座の冥王星です。
あなたの中に眠る“秘めた情熱”を、
過激な方法ではなく美しい言葉で表現できたら最高です。
新月は月と太陽が同一方向に並ぶので
その姿を見ることはできませんが、
私たちに不思議な力を授けてくれます。
新月の夜は心を静めて、
この先のあなたの夢や目標を、
自分の言葉で紙に書き記してみましょう。
 

 さらに『ムーン・マジック』からも

蠍座の新月部分をご紹介しましょう。

 

 


蠍座
強い目的意識
不屈の精神力
粘り強さ
ゼロからスタートする潔さ
自己変容の力
旺盛な探究心
意志堅固
人の心を見通す洞察力
口の堅さ(秘密保持)
性的な魅力
神秘性
磁力的な魅力(カリスマ性)
自己コントロール能力
タブーを超える力
集中力
策略家
物事の核心に迫る力
孤独に強い
ヒーリング能力
自己浄化作用
危機管理能力

●扉―蠍座の新月の長所(伸ばしていったらいいことなど)
 蠍座の季節は、10月23日頃に始まります。
外界に向けていた意識を、ゆっくりと自分の内側へと向けてみましょう。
自分の心の内部に深く分け入ることで、大きな実りがある時期です。

 蠍座の新月は10月23日以降、11月22日頃までに起こります。
この新月には、物事の核心を見抜く力があります。
探究心や不屈の精神力も授かるので、
掲げた目標に向けてすばらしいエネルギーと集中力を発揮できます。
また人の心を見抜く洞察力も備わります。
ウソや秘密を暴き、人の本音にダイレクトに切り込む力を持ちます。
その力が自分に向けば、あなた自身の心の深層にあるものに気づく手助けとなるでしょう。

 人は案外、自分自身をも欺くもの。
たとえば子供の頃に受けた心の傷がトラウマとなり、
人生のみならず仕事や恋愛に対しても臆病になってしまうことがままあります。
心の問題の核心を包み隠し、
それが悪いパターンとなって、
あなた自身の成功を妨げている場合もあります。
蠍座の新月は、そんな悪いパターンを崩し、
自分を浄化する方法や根本的な自己変容を促す力を授けてくれるのです。
ゼロからの再スタートを切りたいときにも、
この新月は思い切りのよさを発揮して人生を立て直す力を与えてくれます。

 またこの新月のすばらしさは、
セックスを通じてだれかと深く関わる喜びに気づかせてくれること。
セックスは恋愛における重要なコミュニケーションです。
蠍座の新月のもとでは、だれもが磁力的な魅力を放ち、
好きな人を性的に惹きつける力を身につけられます。

 また蠍座の新月は、危機的状況に対し、
それに屈しない精神力を持っています。
敢えてリスクを冒してでも、その状況を根本から変革する勇気こそ、
蠍座・新月の賜物です。
そして戦いに身を投じ疲れ果てた際には、
すばらしいヒーリング機能で自己再生を促す力をもたらします。
この新月は天性のセラピストです。
またこの日は、神秘的な物事に心が向かうようになります。
この世の謎を解き明かしたい、という気持ちも芽生えます。
蠍座の新月のもとでは、
だれもが謎解きをする楽しさに目覚めるでしょう。

 

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告知させてください。来年度版『MOONCALENDAR2024』が好評発売中です。

牡牛座の満月
2023年10月29日(日)5♉09  (月食 5:15)
牡牛座の満月に関しては、約1年前の2022年11月、
「牡牛座の満月―地母神(アースマザー)の月」
を読み返してください。下記にそのコラムを添付しておきます。

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2023年も残すところ約2か月となりました。
10月最後の日曜日、月は最高潮に満ち、明け方には満月になります。
そして満月の特殊な形、月食を伴うのが特徴です。
日本でも明け方近くに部分月食が観測できる地方もあります。
この日はいつも以上に五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が敏感になります。
したがってあまりハードワークには向かない一日です。
焦ると事務作業などにもミスが生じやすいので、
心を落ち着けて仕事に臨んでください。
満ちていく牡牛座の月には、物事を定着させる力があります。
人と親密な絆を結びたいときにも、
牡牛座の満月は手助けしてくれます。
愛や友情が豊かに実る日なので、
翌日以降でも間に合う作業を、
わざわざ残業してまで終わらせる必要はありません。
牡牛座の満月は、自然と美食を愛します。
大切な人々と美味しいものを食べ、
一緒に夜空に浮かぶ満月を愛でることが出来たら、
きっと忘れられない一日になるでしょう。

 この満月に対し、蠍座を運行する水星&火星が衝(オポジション180度)

牡牛座の天王星とも合(0度)になります。

ある種の激しさや辛辣さをも授ける満月なので

それが人に向かわないように気をつけてください。

不思議な直感やアイデアが宿る日でもあるのが楽しみです。

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↓ ちょうど一年前の牡牛座の満月の日のことを思い出してみましょう。

 

 

牡牛座の満月 「地母神(アースマザー)の月」
2022年11月8日(火)16♉01 (月食 20:00)
地母神、または大地の母と呼ばれる神々は、
多産、肥沃、豊穣を体現する神として、
広く世界で崇められてきました。
牡牛座の満月の日は、
地母神が持つ豊かさや自然とつながる喜びに満ちています。
この日は満月の特殊な形である月食が起こります。
いつも以上に五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が敏感になります。
あまりあくせくせず、ゆったりと生活を楽しむのに適しています。
満月は太陽と月が正反対に位置するため、
目に見えない緊張やストレスを感じることもしばしばです。
アロマオイルやマッサージグッズ、
ヒーリングミュージックなどを用意して、
心と体をほぐすことも心がけましょう。
この満月は特に美食を愛します。
美味しいものを食べると幸せな気分に。
心を許せる人や、愛する人と一緒に食卓を囲めれば最高です。
外食をするのなら、月が見えるテラス席などを選ぶと盛り上がります。
晴れていれば神秘の天体ショー、
皆既月食を見ることができます。
あなたはだれとこの月を眺めますか?
牡牛座の満月直前は、愛も友情も豊かに実ります。
揺るぎない絆を結ぶのにも最適な日です。

 

ちょうど一年前の牡牛座の満月の日に、自分は何をしてどんなことを考えていたか、

思い返してみるのもよいでしょう。


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今日は天秤座の新月で日食を伴います。

先週から私は、天秤座の季節らしく、社交生活に明け暮れております。

昨夜はSTUDIO MEDINA(私の別荘です)にカドカワの編集者さんが遊びにいらして、

モロッコ料理を作っておもてなすという天秤座の月らしい過ごしたかたをしており、

肝心の新月ブログのアップが遅くなりました。

 

太陽の光が消え異世界の暗闇に覆われる……。
古代の人々がどれだけ日食を恐れたか、
想像に難くありません。
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 今までの考え方に紐づいていたものが解け始め、
物事のこれまでの在り方への執着も緩んでいきます。
新しい物語が日食の光と共に立ち現れて、
古いストーリーが暗闇に沈んでいきます。
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 月のノード(ドラゴンヘッド)は長い間、
蛇や竜、つまり私たちの深層心理に潜む怪物のイメージとして
想像されてきました。
従って日食の日は、蛇や竜が太陽を食べてしまうと
恐れられた地域も多くあります。
日食近辺に起こる出来事は、私たちを新しい方向へと駆り立てるでしょう。
また日食を通じて、私たちは内なる欲望に出会います。
10月11日に山羊座で逆行していた冥王星が順行に戻りました。
冥王星はこの日食とスクエア(90度)になるため、
魂の最も深い部分へ降りていき、見たくない自分に出会う、
そんな過酷な側面もあります。
一方で目前の課題を乗り越えることで、
技術やスキルを磨き能力を上げることもできます。
日食は私たちが無視してきた内なる問題にについて、
より大きな認識を得る機会をもたらすでしょう。
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以下は拙著『MOONBOOK2023』からの抜粋

 

 

天秤座の新月 「白馬の騎士の月」
2023年10月15日(日) 21♎08 2:56 (日食 3:00:41)
天秤座の象徴、正義の女神が持つ剣と天秤ばかりは、
司法や裁判の公平さを表すものとして知られています。
正義や公平さが失われそうになったとき、
道を正すべくさっそうと現れるのがホワイトナイト-白馬の騎士です。
秋は空がどこまでも澄み渡り、
スポーツや芸術、社交などに心が向かう季節です。
天秤座の新月の日は、
物事の中庸を見極める目やバランス感覚がもたらされます。
また感情よりも理性を働かせて、
周りの人やモノを平等に、そして公平に扱う力を授けてくれます。
またこの新月は、
「人とつながりたい」という人間の基本的な欲求を刺激します。
だれかと親密になりたいと思うとき、
この新月は他人の興味をこちらに向ける魅力的な方法を示して、
あなたの手助けをしてくれます。
また天秤座の新月には、
「結婚」にまつわるあらゆる問題に効果があります。
この新月に対し水星が合、冥王星がスクエア(90度)になります。
日本では見られませんが、新月の特殊な形、日食となるのも特徴。
権威のある人と争わなくても済む方法を考えてみたい1日です。
この日は、白馬の騎士に力を借りて、
公平かつ魅力的な人間になれるよう、
天秤座の新月に願いをかけてみましょう。

 

 

また天秤座の新月に関するものでは、これもどうぞ参考に。

 

天秤座
優雅で上品
社交的
バランス感覚に富む
洗練されている
良識派
外交手腕に優れる
優れた美的感覚
おしゃれのセンス
芸術愛好(ディレッタント)趣味
他者への興味が強い
関係性重視
人の意見を尊重する
平和・平等主義者
親近感がある
協力的
正義・倫理を重んじる
愛想がよい
理想主義
冷静で論理的
妥協を知っている

●扉―天秤座の新月の長所(伸ばしていったらいいことなど)
 占星術では、秋分の日を天秤座の始まりと定めています。
春分が一年の始まりだとすれば、ちょうど一年の折り返し地点です。
陽気は暑くも寒くもなくさわやかな日々が続き、
空はどこまでも澄み渡ります。
スポーツや芸術、社交などに目が行く季節です。
 天秤座の新月は、秋分の日以降、10月22日頃までに起こります。
天秤座は12星座の中間地点に位置する星座です。
天秤ばかりが象徴するように、この新月により、
物事の中庸を見極める目やバランス感覚がもたらされます。
また感情よりも理性を働かせて、周りの人やモノを平等に、
そして公平に扱う力を授けてくれます。

 たとえば本筋から外れてしまったプロジェクトなどを修正したいとき、
また仕事相手との意見の相違に妥協点を見い出したいときなどにも、
天秤座の新月は有効です。
この月は、他社との関係性を重視しながら物事を解決する外交手腕に優れています。
 人はひとりでは生きてはいけません。
天秤座の新月は、「人とつながりたい」という
人間が持つ基本的な欲求を持っています。
友だちがほしい、だれかと親密になりたいと思うとき、
この新月は他者の興味を自然にこちらに向ける魅力的な方法を示して、
あなたの手助けをしてくれます。
さらには人間関係における優雅な立ち振る舞いやマナー、
礼儀正しさなども授けてくれるでしょう。
 人間関係は天秤座のキーワードですが、
特に一対一のパートナーシップに焦点が置かれます。
そこからこの新月には、“結婚”にまつわる
あらゆる問題に効果があるとわかるはずです。
パートナーを見つけたい、恋人と結婚したいと願うとき、
天秤座の新月は力を貸してくれます。
恋愛は二人だけのものですが、
結婚により私たちは社会の一員となります。
他人ときちんとつながる社会性を身につけさせてくれるのが、
天秤座の新月というわけです。
 またこの月は、あなたを取り巻く環境を美しくすることを好みます。
インテリアや芸術活動、また色彩を扱うものなどに、
洗練された美的感覚をもたらします。
天秤座の新月のもとでは、だれもが平和を愛し、
理想的な世界を築こうとします。
そして社会生活を営む上で、
マナーやモラルの大切さを学ぶ日となるでしょう。



 

最近は『MOONCALENDAR2024』の話題が多かったですが、

今年版の月の手帳『MOONBOOK2023』に書いたコラムに誤植を発見。

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10月11日から冥王星が逆行→順行するのですが、

なぜが見出しが間違って「逆行」になっていました。

 

  8月に『婦人画報』10月号を書いていて発見し、赤字で訂正し、

良いタイミングでアップしようと思っていました。

 

 元原稿を慌てて見直すと、ちゃんと「順行」になっているので、

編集段階で逆行にされてしまったのでしょう。

とはいえ初校や念校の段階で見つけられなかったのは私のミスです。

ここに訂正してお詫び申し上げます。

 

 こういうミスがないように、『MOONCALENDAR2024』は目を皿のようにして

数字やデータのミスがないかチェックしましたが、もし発見したら

どうぞお伝えください。SNSなどで共有したいと思います。

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カレンダーが書店やAmazonに並ぶのは10月後半になるでしょう。

またお知らせします。

今日は中秋の名月。満月は天の牡羊座で輝きます。

月のリズムでは物事が完成へと向かう月のフェーズです。

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『MOON CALENDAR2024』ようやく完成しました。

書籍とは違うので(雑貨扱い)、書店に並ぶのは10月後半になります。

Amazonなどでも10月17日くらいから発売開始です。

今思えば、本当に大変な数か月でした。カレンダーのデザインもほぼ私と、

出版社の代表が2人で仕上げたので、愛着があります。

1月のカレンダーを紹介しておきましょう。

さて今日は牡羊座の満月です。
 10月は金環日食(10/15)と部分月食(10/29)により、
物事が急速に変化する予感がします。
その直前に起こる牡羊座の満月は、刺激と情熱に満ちていて、
変化を引き起こすマッチポンプの役割を果たすでしょう。
物事を同じように維持する=安定というこだわりを手放し、
未知の謎や、さきの読めない展開を受け入れる必要があるのです。
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9/29には乙女座の水星が牡牛座の天王星を調和角を作ります。
金星の逆行(7/23~9/4)と水星の逆行(8/23~9/15)が長期間続きました。
逆行中に孵化したアイデアが、満月の光の下で明確になる可能性もあります。
特に牡羊座の第一デカンで起こる満月は
「力への妄信」「力だけで何でも成し遂げようとする傾向」があります。
それによってカルマや敵を増やす恐れがあるとの警告も
牡羊座の満月の光の下で、これから激動の時代を生き抜くために、
自分の魂に栄養を与え、あなたの心の中にあるアイデアを大切に育てて行ってください。

以下は『MOONBOOK2023』からの抜粋

 

 


牡羊座の満月 「戦士の月」
2023年9月29日(金)6♈00 18:59
年々残暑が厳しく感じられますが、
秋分が過ぎるとようやく秋らしいさわやかな日々が続きます。
この満月は、天の牡羊座で輝きます。
牡羊座は占星術トップの星座。
どの星座よりも進取の性質に富み、行動力があります。
牡羊座のシンボルは、ギリシャ神話の戦いの神・アレスです。
したがってこの満月には、戦いに打ち勝つ勇気やパイオニア精神が宿ります。
名づけて言うのなら「戦士の月」です。
ただし「戦士の剣を抜く前に学ばなければならないことがある」というのが、
この満月からのメッセージです。
盲目的な怒りから無用な諍いを起こすのではなく、
ここでめざすべきは、正当な理由のもとで戦いに挑むべきだということ。
大切な人を守るため、自分の名誉のため、
またよりよい未来を創るために、
勇気をもって行動したい日だと理解してください。
むざむざ負ける戦いを避けたいのなら、
自分の力量を把握しておくことも必要。
思慮深き戦士となるためのレッスンが、
あなたを待ち受けています。
ちなみにこの日の月は中秋の名月。
夜空に浮かぶ満月を眺めながら、お月見をするのもよいものです。


拙著『ムーンマジック』からの抜粋も

 

 


●満月の時の各項目
牡羊座
自己中心的な考えを改める
周りの人々の感情に配慮する
怒りのエネルギーを建設的な方向に使う
社交的なスキルを磨く
礼儀をわきまえる
皮肉っぽい態度を改める
団体行動のすばらしさを知る

●牡羊座の満月時に気をつけるべきこと
 牡羊座の満月は、たいてい秋分の日以降、
10月22日頃までに起こります。
約半年前の牡羊座の新月に始めたプロジェクトに、
なんらかの結果がもたらされる時期です。
満月には物事を成就させる力があります。
牡羊座の新月に願いをかけたことが、
軌道に乗り始めたのを実感する人もいるはずです。
プランがよい方向で進んでいれば、引き続き前進してください。
 満月には、よくも悪くも物事をハッキリさせる力があります。
牡羊座の新月に始めたプランが、
いまひとつ思うような結果をもたらしていない場合は、
ここで軌道修正やバランス調整をする絶好の機会となります。
 牡羊座の新月には、どの新月よりも物事を始める力がありました。
新しい企画に胸を膨らませ、自分の心の欲求に素直に従い、
情熱的に物事を推し進める力を授かりました。
しかしあまりに性急に目的を達しようとして、
自己中心的になり過ぎていなかったか。
また目標に夢中になるあまり、
周りの人々の感情を無視してこなかったか。
満月の期間は、この半年を振り返り、
「牡羊座の新月の願い」が成就するために必要な微調整を行うとよいのです。
 牡羊座の満月のときは、普段よりも怒りっぽくなったり、
何事も調子に乗りすぎたりする傾向があります。
その結果、怒りに任せてせっかく順調に進んでいた計画をぶち壊してしまったり、
人に皮肉っぽい態度を取り、
敵に回してしまう危険性もあるのです。
いつにも増して、対人関係で礼儀をわきまえる必要があるでしょう。
牡羊座の満月特有の率直さが、
ともすれば粗野な印象を人に与えるので、
人と接するときにはにこやかな笑顔や上品な振舞いを心がけたいものです。
このように社交的なスキルを磨き、
怒りのエネルギーを建設的な方向に向けることを心がければ、
「牡羊座の新月の願い」が成就されやすくなるのです。

 確かに牡羊座の新月は、
あなたに独立心や強い意志を授けましたが、
人はひとりでは生きていけない生物です。
この満月は、独立心を保ちつつ、
チームワークの中でも自分を活かすことにチャレンジせよとあなたを促します。
牡羊座の満月は、あなたが成長するための試練を授け、
夢を叶える手助けをしてくれるでしょう。