ある一定の水準を
下回っている自分が嫌い
という
価値基準を
持ってる所為で
至らない自分を
認めない自分になった
退化を自覚して
憂いに陥るのは
最も明瞭で絶頂な状態を
知っているからだ
それさえも
丸で囲んで包括して
受け入れられたら
何も抗わずに偽らずに
駄目でも駄目なまま
抱擁できただろうか
それは
免罪符的な意味では
決して無く
常にその時
その状態での最善
限界値を目指す上で
自分を肯定していく為の
目線の一つになるか
そうやって
視点を上回る
丸を描けたら
自分の全てを
尤もらしい正論から
はみ出した部分さえも
無駄に苦悩する事無く
連れていける気がしたよ
先ずは
駄目になった自分と
ちゃんと
向き合う必要が有る
できなくなったら
やるしか打開策が無い
今できる最善で
目の前を迎え撃つ世界だ