「岸田國士傑作短編集」@紀伊國屋サザンシアター

観てきました(≧▽≦)

以前ワークショップでお世話になった文学座の西川信廣さん演出の舞台です。

演目は
「明日は天気」
「驟雨」
「秘密の代償」
の三本立て(´∀`)ドキドキ

日常的な会話の中に心の機微が透けて見えるような作りがたまらんですキラキラ
改めて「岸田國士まじパネェ!」と思いました。

なんだか夫婦の会話、見ててニヤニヤしてしまいます。私は結婚したことないですが(笑)、これは大人のエンタメかも知れない。
正直、岸田國士戯曲でこんなに爆笑出来るとは思っていませんでした。ニヤリとして、そしてちょっとホロリとしました。楽しかった音符
願わくはもう少し小さい劇場で見たかったかも。


平日の昼間ということもあり、客層はほとんど年配の方で、ご夫婦か女性のグループ。そこにちらほらと「演劇オタク」の雰囲気を漂わせた若い人が混じってる印象でした汗
若者が食い入るように岸田戯曲を見ている光景は、何か異様な気がしましたが(笑)。私も似たようなものかしらあせる



事件が起こってどわーっ!ぐわーっ!うわーっ!って演劇も好きなのだけど、それ以上にやりとりの中で空気がぴん、としたりふっと緩んだりそういうのが好きです。
すごい舞台だと、何気ない会話に会場が静まり返り、さりげない一言に涙腺崩壊させられ…もう劇場という空間が震えて一体化してゾクゾクするの。
なかなかそういうのには巡り会えないのだけど…もっとゾクゾクしたぁいドキドキ