今朝は朝イチから
認知症に関係するホルモンのことが配信で流れて来て、ホルモン?がインプットされました。73歳という年齢なので、やはりこの認知症という加齢による脳の衰えには日頃から気になるところです。
認知症に関係するホルモンはいくつかあります。
エストロゲン
プロゲステロン
テストステロン
甲状腺ホルモン
成長ホルモン
インスリン
個別の説明に入る前に、全体的なイメージをお伝えします。これらのホルモンは、脳の機能に重要な役割を果たしています。エストロゲンは記憶力や学習能力を向上させ、プロゲステロンはストレスを軽減し、テストステロンは認知機能を改善します。甲状腺ホルモンは脳のエネルギー代謝を促進し、成長ホルモンは神経細胞の成長と修復を促進し、インスリンは脳の血流を改善します。
なので、どれか1つという事ではなくこれらのホルモンが関連しあって認知症予防に役立つと考え全体的に向上させて行く事に注力しましょう。
エストロゲン
エストロゲンは女性ホルモンの一種で、脳の血流を改善し、神経細胞の保護に役立つと考えられています。閉経後の女性はエストロゲンの分泌量が減少するため、認知症のリスクが高くなると考えられています。
テストステロン
テストステロンは男性ホルモンの一種で、脳の活性化に役立つと考えられています。テストステロンの分泌量が低い男性は認知症のリスクが高くなると考えられています。
甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンは、体温、代謝、心拍数、認知機能などを調節するホルモンです。甲状腺ホルモンの分泌量が低い人は認知症のリスクが高くなると考えられています。
成長ホルモン
成長ホルモンは、骨や筋肉の成長を促進するホルモンです。また、認知機能の向上にも役立つと考えられています。成長ホルモンの分泌量が低い人は認知症のリスクが高くなると考えられています。
これらのホルモンは、認知症の原因となる病気の進行を抑制したり、認知機能を改善したりする効果があると期待されています。しかし、これらのホルモンを直接的に投与する治療法は現時点では確立されていません。
直接的に投与しての認知症治療法は確立されていませんので、日頃から、これらのホルモンが分泌する生活が大切となって来ます。
難しい事ではありません。
- 適度な運動
- バランスの良い食事
- 十分な睡眠
- 社会活動に参加する
- ストレス管理
これらを日常的に注力する事で、認知症になる確率が下がります。
日頃の生活を通して、ホルモンを分泌させる方法はいくつかあります。
運動
運動は、エストロゲンやテストステロンなどのホルモンの分泌を促進します。また、脳の血流を改善し、神経細胞の機能を維持するのに役立ちます。
バランスの良い食事
バランスの良い食事は、脳の健康に必要な栄養素を摂取するのに役立ちます。特に、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸、ビタミンE、ビタミンB12、葉酸は、認知症のリスクを軽減する効果があるとされています。
十分な睡眠
睡眠は、脳の疲労を回復し、ホルモンの分泌を促進します。また、記憶の定着にも役立ちます。
社会活動に参加する
社会活動は、脳を活性化し、認知症のリスクを下げる効果があります。趣味やボランティア活動など、自分の興味のあることに積極的に参加してみましょう。
ストレスを管理する
ストレスは、ホルモンの分泌を抑制し、認知症のリスクを高めます。ストレスを管理するためには、適度な運動やリラックス法を取り入れましょう。
これらの生活習慣を心がけることで、ホルモンの分泌を促進し、認知症の予防に役立てることができます。
フレイルや認知症、何となく聞いているより、こうして科学的、医療的、エビデンスを知れば効率良く対応していけますね。