こんにちは、事務員の岡本です
先日、美術館「えき」KYOTOで「生誕140年 ユトリロ展」を見てきました
ユトリロ展は初めてです。
モーリス・ユトリロは近代フランスの画家で、
生活環境に恵まれず10代からアルコール依存症となり、その治療のために独学で絵画制作を始めたそうです。
代表的な「白の時代」と呼ばれる初期の頃の作品を中心としてパリの街並みが描かれていました。
ユトリロの白は、石膏や貝殻を混ぜ独特の描写がされています。
深みのある複雑な白で描かれたパリの教会や白壁の建物は、とても美しくおしゃれな感じです
しかし、この時期アルコール依存が最も重く精神病院で療養を繰り返していたとの背景を知ると寂しい絵にも見えてきます。
(可愛い聖体拝受者)
後に「色彩の時代」に入り、豊富な色使いの温かな絵を見るとなんだかホッとしました。
やっぱり私は平凡なんだなー
お土産に「白の時代」の教会の絵を買って帰りました
ユトリロ展はクリスマスまで開催中です。
師走に入り目まぐるしく過ぎ去る日々の中、皆さんもちょっとゆったりしてみませんか