また選挙がやってきたが、毎年クオリティーの低下が著しくて日本民主主義終了の足音を聞いてるような気がします。

これまで形だけでも民主主義だったのでしょうが、最近は、そう見せるための小細工の労さえ厭うと言うか、めんどくさいんでしょうね、工作員もこの暑さでは。




毎日仕事から帰ってきてとっくんが第一声、

「ふざけとる!」



もう毎日の事なのでじいさんも同じことを言う。

「今日も無かったン。」

「影も形も無いわ。ふざけとる、なめとんか!」


これは、わが山岳民族の最寄りの駅(駅があるのだ!!)にも、選挙演説に毎年政治家が来て、汗を流しながら声をからして演説していたのが、今年は一切見ないと言うのだ。



で、実家の婆さんの方に聞いてみても、あっちは急行も停まるメジャーな駅なのだが、一切見ないと言う。

回ってるかもしれないが、うちのばあさんが駅前を通る時間帯に頑張ってる候補者はいないと言う事だ。

とっくんはサラリーマンの通勤で帰宅する人々でごった返すタイミング。

ここに来て未だに全く候補者の姿を見ないと言う。

うちだって準急停まるんだぞ~~~。。。。。



ネットで調べた所、一部候補者がイトーヨーカドー多駅前で活動したらしき報告等あるのだが、何故かうちの働くおじさん(とっくん)は大阪中心でも地元でも演説を生でまだ見てないらしい。




今年からネットでの活動が認められたわけで。

汗水垂らして声を枯らして頑張るよりも、涼しい部屋からスマホでなでなで、ツイッターとかフェイスブックする方が効率的だと思ってるのだろうか。

ま、そうなると、ツイッターもフェイスブックも本人が打つ必要等全く無く、秘書とか下働きがスマホをなでなで、パソコンをカチャカチャやってるのかもしれない。


そうさな~~。

選挙前は迷惑なくらい選挙カーが走り回って「お願いします」の連呼だった。

声高なのもいれば、気遣ってひっそり、しかし、シッカリ回る人もいた。

選挙カーにも人柄が出る。

有権者は見ているのだ。


だが今年の参院選、選挙カーは走らず、町は静寂の極みだ。




ツイッターやフェイスブック、なうやつぶやきなんか、本物かどうかも分からない。

信用出来ない。

汗も流さず失言も無い。

ラクチンな選挙だな。

お金もかからないから選挙費用は浮いてしょうが無いのでは?

それともこれから回るんだろうか。



後何回、とっくんは怒りながら帰って来るんだろうか。

「なめとる!!」


そう、政治家は国民を舐めてるのを国民は知ってます。





今年もうちの婆さんは啓発運動で炎天下でティッシュを配る。

少しでも投票率を上げるためで、ここなん年も続けてる。

そして選挙中は立会人をやっている。

怪しい学会員に「おかしいですよ!やめてください!」って去年は怒鳴ったようだ。

年寄りにこんなに頑張らせて年金を削り、演説の汗をケチらないでちょんまげ。





とっくン曰く、

「選挙演説やポスターが多いと投票率が上がるやろ。上げへん方が、組織票のある公明や自民が断然有利やからなあ。」

じいさんも同感です。

演説してもしなくても票が入る党は、投票率を下げるために静かな日常を市民に与えていた方が得策なのです。。。。!!





オマケ

年金運用益は過去最高と言う結果でも、減らした年金額を元に戻さない。戻せないのだ。保険料収入は目減りするばかりだし、これから年金運用はハイリスクハイリターンにシフトするらしい。2012は上手く行ったが今年はどうかな?

2012年の公的年金は 運用利回りが10.23%、運用益が11兆2222億円と、いずれも過去最高を更新しました。
結果、今年3月末の運用資産残高は、120兆4653億円となり、前年同月比で6兆8541億円の増加となっています。
公的年金の保険料収入が先細り、受給者が拡大する中、年金積立金は、毎年取り崩しを余儀なくされています。

今後、最低でも年5-6兆円程度の取り崩しが必要とされているため、それ以下の運用益では、年々積立金原資が目減りしていくこととなります。
http://blogs.yahoo.co.jp/ifajapan_links/62370945.html


これにより、受給額は次のように減っていきます。
http://fp-kanagawa.com/information/info.php?no=351

まず国民年金(満額の場合の年額値)では
 2012年度    78万6500円
 2013年10月   77万8500円(▲8,000円)
 2014年4月    77万400円 (▲8,100円)
 2015年4月    76万6400円(▲4,000円)
となり、3年間で2万100円減額(但し、物価変動分は除く)になります。

一方、厚生年金(標準的世帯の場合の年額値)では
 2012年度    277万1300円
 2013年10月   274万3100円(▲28,200円)
 2014年4月    271万4600円(▲28,500円)
 2015年4月    270万500円 (▲14,100円)
となり、3年間で7万800円も減額(但し、物価変動分を除く)になります。








物価が下がってたのに年金を払い過ぎてた、とか言ってむしり取った年金は、アベノミクスで生活物価が上がったら上昇するのだろうか。

見物だ。

てか、上がらないだろう。

選挙する以前の問題だ。

糞ゴミカス政治家どもですね。





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