2030年か2050年か、とにかく実現するだろうと言われてる新技術が宇宙エレベーターだ。


$キノコの光合成


http://wired.jp/2013/07/16/space-elevator-after-20years/

「スクープが欲しい? 近く20年以内にガラパゴス諸島で会いましょう。スクープはあなたのものになりますよ」とピーター・スワンは企むように笑う。トリノにある Thales Alenia Spaceの先端輸送技術センター、ALTECの本部でシンポジウム「宇宙探索の未来」が開催された。スワンはそこで、軌道上に物資や人員を輸送する宇宙エレヴェーターの実現可能性についての研究のプレヴューを紹介した。

彼は、宇宙エレヴェーターを現実のものにしようと2008年にカリフォルニア州マウンテンヴューで生まれた、「International Space Elevator Consortium」のディレクターで副代表を務めている。

大学で航空力学の研究者をしていたときから、スワンは地球を月と結ぶ方法を研究していた。この挑戦はうまくいかなかったが、多くのことを教えてくれた、と彼は振り返る。その後、彼は衛星の打ち上げに専念し、アメリカ空軍やモトローラで働き、デルフト工科大学の名誉教授にもなった。そしてここ4年は当初の情熱に立ち返り、ケーブルで地球を宇宙と結ぶプロジェクトに携わっている。

スワンは41人の科学者と技師のチームを統率しており、恒星や惑星の探検のための新たな動きを促進し、宇宙エレヴェーターの基礎の構築を目指している。彼はパリに本拠地を置く非政府組織、国際宇宙航行アカデミーのメンバーでもある。

「宇宙エレヴェーターは実現できるでしょう。時間の問題でしかありません」と、スワンは述べる。「2030年か50年かは重要ではありません。いずれにせよ宇宙エレヴェーターは、宇宙に物資や人員を輸送する、経済的に持続可能な唯一の手段です。わたしたちの研究は、インフラが実現可能であることを示しています。いつ成功するかは、計画にふさわしい材料の開発にかかっているでしょう。わたしたちは目標からそれほど遠くにいるわけではありません」。

要するに、まずは道具が必要というわけだ。






「現在、宇宙に物資を輸送するのに1kgあたり2万ドルかかります。宇宙エレヴェーターはこれを500ドルで行えるでしょう。ロケットは重量の最大80%を燃料に費やしていて、16%が船体の重量で、輸送のためには空きがわずかしかありません。ケーブルにつなぐわたしたちのゴンドラは、休みなしに最大 14tの積荷を時速200kmの速度で運ぶことを想定しています。当初は積荷のみで、旅行者はそのあとからになるでしょう」。






宇宙へ行けるのだから当然地底も言って欲しいのがジジ心。



でも惑星間で距離を縮めるワープのような技術の方が先に完成するかもね。





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