今月頭の三連休にご招待いただいたこちらへダーリン氏と行ってまいりました。
私たち夫婦、Disney on Classicというディズニー映画の名曲をオーケストラで聴こう!というものだと思い込んでいてクラシックコンサートを聴く気持ち満々で向かったのですが、
東京ディズニーリゾート40周年を記念してパークミュージックを生演奏で楽しむというコンサートで、オーケストラは入っているけれどクラシックコンサートではなく歌あり踊りありの生演奏のライブ!という感じ。
ディズニーパーク好きにはたまらないだろうな!というようなプログラム構成。
そして音と歌と踊りで表現する!というディズニーらしいエンターテイメントでした。
※こちらのサイトより
私はそもそも小さい頃からディズニーの世界が大好きでそれが高じて仕事にまでしたということもあって、第1部〜3部は自分の歴史を振り返っているような感じ。
入社したのはTDLが16周年の時。
グランドオープンから15年までは大好きでたまらなかった世界。
そしてその後は、まさに私の毎日と共にあった16年。
懐かしいなぁ〜という思いで聴いていました。
あのイベントの時はあそこにいたな、あの時は全国を回っていたな、このショーはロケの立ち合いで何百回も見たな、などその時々のことを思い出し、隣にいるダーリン氏とも共に奮闘した数年間があったので「懐かしいね〜」などと話しながら。
「懐かしい」という感覚はあるんです。
だがしかし!!!
私的に今回のコンサートに行ってとってもびっくりしたことがありまして。
それは、「懐かしい」とは思うのだけれどそこに「感情が呼び起こされる感覚」が全くなかったということ。
みなさまにはありませんか?
音楽を聴いているとその時のことが思い起こされて、時に鼻の奥がツーーンとしてきたり、目頭が熱くなってきたり、甘酸っぱい気持ちや切ない気持ちが胸を締め付けてきたり。
そのようなこと。
私はしょっちゅうあったのですよ。
五感はその時の記憶とものすごく繋がっているから、特に聴覚や嗅覚は強烈に覚えていたりしませんか?(昔の彼氏のつけていた香水がどこからともなく香ってきたらハッとしたり。笑)
そしてその時の記憶が蘇ると同時に、その時の感情も芋づる式に呼び起こされたりしませんか?
「芋づる」と言うと、私の場合そこからさらに色々なシーンが思い浮かんできたりそこにまつわる感情が呼び起こされたり、お芋はかなりズルズルと掘り起こされていくのですが😅
そういう感覚が、今回全くなくて。
ちょっと自分でもびっくりしました。
ちょっと大袈裟に書きますが、ディズニーと共にあった日々がまるで「え?前世での出来事?」と錯覚してしまうほどに過去のことになっていたようです。いつの間にか。
自己紹介の記事の中にも書いていますが、
大好きで大好きでたまらなかったディズニーの世界が、長男を産んでからびっっくりするほど「終わったもの」という感覚になりました。
私は蠍座気質がとても強く、蠍座には「ものすごく大好きでググーーーーっと集中し一体化するほどにそのものに入り込み自分の中に吸収し尽くしたら突然興味がなくなる」というようなところが性質としてあるのですが、(飽きっぽいわけではない。なんなら何十年もその集中が続くこともある。)
その時自分でも本当にびっくりしてしまうほど、「私の中で終わったのだな」という感じがあったのです。
今回ディズニーの世界に浸る機会が久しぶりにあって、私の中でどのような感覚が湧くのかな?と思っていたのだけれど、
それは「郷愁の想い」や「感慨にふける」という感じではなくて
ただただ「あんなこともあったな」「こんなこともあったな」と淡々と過去のアルバムをめくっているような感じで私の中ではとても不思議な感覚でした。
そこにセピア色の想い(郷愁的な色合い)をくっつけることなく。
「もはや前世?」と感じるほどに自分の人生が大きく変容・展開しているのだなということを改めて感じたのと、
過去に自分の人生と一蓮托生というほどにべったりくっついていたほど私の一部だったものをただ眺めているような感覚がとっても不思議で、でも「無感情」というわけではなく、当たり前に「なかったもの」という感じでもなく。
もしかしたら完全に自分の中で消化されて、見えなくなるほどに私の一部になっているということなのかな、などと考えていました。
あの時の一つ一つの経験は間違いなく今の私に繋がっている、という感覚はあるのです。
前に私の尊敬する方が、「一つ一つの経験をきちんと消化すると生々しく思い出すようなことはなくて、どこか小説の中のことのような感覚になる」というようなことをおっしゃっておられてそういうことなのだろうか?などと考えています。
星座のエレメント(火地風水の4つの要素)について研究する中で「エレメントと思い出の記憶」というものについても色んな方とお話をしたり色々と検証し自分の中でその特徴について考察していたのですが
※エレメントについてはこちらをご参照ください
水の星座はとにかく「その時の情緒的なもの」で物事を覚えていることが多くて、そして「情緒的なもの」は流動的なのでどんどん移っていくという特徴があり、なので記憶も情緒的なものによってどんどん芋づる式に呼び起こされていったり、最初に思い出したものからどんどん移っていき「何の話??」みたいなことになりかねなく😅
水星座は女性星座(陰の質)であり、女性はその質を個性とは別に最初から持っていますので多かれ少なかれ「記憶が情緒的なことに紐づいていて、そこからどんどん違うことに派生してしまう」というようなことがあると思っています。
個の性質として水の要素が少なければその色合いも少なくはなるのですが。
でもやっぱり、一般的に男性よりも情緒的なことを何かを引き金に思い出しやすいですし、「その時の感情」と「今の出来事」をくっつけやすいですし、芋づるになりやすいと思います。
(例えば水の質が強い男性と水の質の弱い女性だと反対のことが起こったりするのですが)
でね、何を言いたいかというと、「そういうこと」を知っていることと知らないことって大きく違う!と改めて思ったのですよね。
楽しく過ごしていたカップル。
懐メロを聴いていたら突然彼女の様子がヘン・・・
急に去年のクリスマスの愚痴を言い出す!
ちょっと例えが若い感じですが😅でもそのようなことって男女間でよくある話じゃないですか?
男女間に限らず
それいつの話?まだするの??
で、なぜその話を今した??
というようなことが私は母との間にも以前よくあって、今思えばあの時母の中ではものすごい芋掘りが行われていたのだろうななどと思うわけです😅
自分のことを自分でちゃんと知っていて
情緒的なことはまず自分で受け止めることができて、
目の前の出来事を真っ直ぐ見ることができて
その上で自分に起こってくることを受け止めることができる
そんな人が増えたら、絶対世界はもっともっと優しくなるし、その優しさが拡大していけば幸せな人がどんどん増えていく。
そのように改めて思ったのですよね。
だからたくさんの方にホロスコープを通してご自身を知ってほしい!
知るだけではなく、自分で自分を幸せにできる人になってほしい!
そして周りにプラスのエネルギーを届ける人にみんなで成長していきたい!
風の時代にはまさにそのように自立し自律するということが何よりも大切になってきます。
だからこそ、ホロスコープなど自分を知るツールがきっともっともっと必要になっていきます。そして知るだけで終わりではなく、どのようにして自分を成長、成熟させていくかということも大切になってきます。
そのような人を増やすぞ!!
という思いで改めて私も頑張ろう!!!
などとこの日の出来事を思い出しながら自分と対話しました。
ところでそのコンサートの日に話を戻します。
この日は子どもたちを義実家でお泊まりさせていただくことになっていたので終わった後に2人で飲みに。
2人きりでお出かけすることは時々あるのだけれど、夜に帰りの時間を気にせずに2人で都内で飲むのなんて長男が生まれる前以来のことで。
わたくし、大はしゃぎです😆
余談ですが私たち、クラシックコンサートやミュージカル鑑賞などの後は余韻に浸ってワイン…ということが多いのですが、今回はクラシックではなかったからか?「焼き鳥とビール!がいい」とリクエスト。
後から、「お仕事アフターの打ち上げ」的なモードになっていたのかもね!などと話しておりました😆「仕事したーーー!」みたいな気分😆
さて。
私は水星座の質が強いので「芋づる」感にも年季が入っていたわけですが😂そんな話を飲みながらダーリン氏に話していました。
聴きながら色々思い出したねぇ
うん、懐かしかったね
そうそう。懐かしかった。でもさ私今回それ以上の感情がなかったんだよね。
・・・?
ほら、音楽とか聞くとその時のこと思い出すでしょ。
思い出すねぇ。
で、その時の出来事を思い出して鼻の奥がつーんとしたりさ。
・・・?
そしてそれからその時の他の出来事を芋づる式に思い出したりさ。
・・・ 芋…づらないけど?
え?
? え?だってそれとこれとは別じゃん。
例えば改めてその出来事のことを振り返ればその時の感情も思い出すけれど、今回みたいに懐かしい音楽を聴いた→その時の出来事を思い出す→その時の感情が呼び起こされる→その他の出来事についても思い出す ということにはならない。出来事を思い出す、で終わり。
衝撃です。
ダーリン氏は一切芋づらないらしいです。笑
そういえば前に「記憶と思い出」について質問した時に「アルバム」に感情は注釈としてついているけれど、アルバムをめくっていて出来事について思い出してもいちいちその時の情緒的なことまでは自動的には思い出さない。あえて注目すれば出てくるものもある。
と言っていたのですよね。
(ダーリン氏は水瓶座。風星座です)
その時「この人とは全然違う」とまたさらに思ったのですが、今回も面白い発見ができました。
「記憶の芋づる」は誰もに起こるわけではないということをはっきりと知れてやっぱり「違いを知る」って楽しいなと思いました。
ディズニーのコンサートを通して私が今回得た感覚は、水成分が強い私としては非常に興味深いもので、それが「消化し切った感覚」なのか「蠍座的な”完全に終わった”という感覚」なのか、それはまだ検証していく必要があるなとも思っています。
そして打ち上げにてダーリン氏と話したことはまた一つ違いを知ることに繋がり、自分を知ること、違いを知ること、そして理解し合うことっていつまでも終わりがなく、生きるとは知ることなのだなと改めて思うのでした。
しかししかし。
ホロスコープって本当に面白い♪
共に心から幸せに生きよう。
森永 美陽
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