名と実とは、猶ほ形と影のごときなり


形がなくても

実があることを

心から感じられる一瞬があるなら

形にこだわり

実の有無を確かめることを

恐れ怠る時を延々と過ごすことよりも

上辺だけの祝福の言葉や

ヒリヒリとした視線や

意地悪な噂や嫌味と向き合うより

その実を

慈しみ

育んでいくことに

注力し

誇りを持ちたい