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2月7日。

手術翌日、どうにかこうにか寝起きが出来る状態だけど動かなくちゃ…。
朝は血圧、検温、採血からスタート!うまく血管見つけられず最悪の手の甲。
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午前中の回診で尿管カテーテルとドレーンチューブを取ることに。その場で女医さんが「クーパー」とか言ってヌルーっと引き出すと15センチあまりのチューブが身体から出てきてビックリ!
そして不思議と痛くないのね。
チューブの刺さっていた穴は自然に塞がるからと後処置はなしでガーゼをペッタンコ。


点滴のみの身軽な状態になったけど術後のせいか微熱。
ご飯はチューブを入れていたこともありお昼からとれることに。
しかしそのしょっぱなの食事ときたら…

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まさかのカレーライス!!
いいのか?胆嚢とはいえ消化器官に影響するのでは??と恐る恐る食べるけどなんとなく食が進まず…半分残して終える。
食後すっからかんのお腹にカレーとかパンチあるものを入れたからかお腹が張り始めグーっと時折痛み…あと熱。
トイレに行ったら少しずつお腹は収まってきたけど熱は下がらないので氷枕をもらう。
看護師さんがドクターに相談してホスミシンという抗生剤を追加で点滴することに。落ち着くといいけど…盲腸の時はホスミシンでも熱が収まらなくて結局クラビットにしたらみるみる下がった記憶…ちょっと心配だけど素人がヤイヤイ言ったらダメよね(看護師さんには一応言ったけど、病気によって違うから。と言われた)

術後は積極的に動かなくてはならないのですが熱もあるためトイレの往復程度、時折飲んだ水のペットボトルを捨てに行くくらい。ベッドの上では身体はなるべく起こすようにして。

不思議とテレビを見る気にもならず、持参した本を読むかスマホをちょこっといじる程度であとはウトウトしたりぼんやりとしたり…贅沢っちゃ贅沢な時間の過ごし方だけどなんかもったいないよねぇ。
連日だんな様の両親がお見舞いに来てくれます…気を使ってくれて申し訳ないです。


2月8日
朝6時から抗生剤の点滴開始。点滴終了後の回診で傷の状態をチェック、特に出血もなく傷は閉じている状態なのと抗生剤が効いたのか熱も下がりドクターから「今日退院していいよ。」と突然の退院許可おりました。

点滴も外れ何もないのでここにいても家に居ても同じか…と思いオカンにお迎えの電話。
看護師さんに退院手続きお願いして休みながら帰り支度です。
ほどなくしてオカン到着、ドクターから痛み止めと下剤を処方してもらいナースステーションにご挨拶して帰ってきました。



術後二日目にして帰れるのね。
この日は両家から差し入れを頂き、ひたすら横になってました。食欲もわかずだんな様帰宅後に小さいパンを2つ3つとバナナを無理矢理詰め込み、待望のシャワーを浴びて倒れるように寝たのでした。




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2月6日。


さて。


午前中に私のお向かいさんも胆嚢炎ということで同じ手術をしてこられ、戻って間もなく私の出陣になりました。
午前中にダメ押しの座薬を入れられお腹すっからかん!
午前6時から絶食10時から絶飲です。
看護師に促されオペ室までは歩いて行きます。
オペ室では麻酔科医、オペ室の看護師さん、担当医などが暖かく迎えてくれてリラックスさせようとニコニコです。
私一人のために沢山のスタッフが動いてくれるって凄いなぁ…と思いつつ入室。

私の術式は腹腔鏡手術で4箇所程度5mm程の穴を開け胆嚢を摘出するやり方。取れた胆嚢は肝臓から胆汁が流れっぱなしにならぬようにチタン製のクリップで留められるそうです。
「ササッと終わらせるからね、大丈夫!」と担当医、このドクターは本当に軽い。
麻酔科医と話をしながら「少し緊張してるね、脈の動きが早いよ(笑)」なんて言われたから深呼吸をふ~!ふぅ~!!ふぅぅ……。


気がつくと病室のベッドの上でした。
足にはエコノミークラス症候群予防のためのマッサージ機、心電図、血圧計、点滴、尿管カテーテル、お腹からはさらに血を出すドレーンチューブ。
挿管されて喉も痛くうまく喋られず、水は飲みたいけど4時間後…。



だけど事前に看護師さんに言っていたのでマッサージ機は最速で外して貰えました。これを外すだけで快適度はハンパないのです!


だんな様曰く、取れた胆嚢は本当に小さく広げて針で刺さった状態を見せてもらったそうです。広げて3×5センチ四方の小さな胆嚢に1センチ程度の胆石がゴロゴロと…3個ほど入ってたようです。
「あんなのが胆嚢に入っているんだから発作起きたら痛いはずだよなぁ…胆管塞いだらアウトだろ」。
石は私も見せてもらったのでデカイ…の一言ですが、確かに発作が今まで起きなかったのは奇跡かも!?というか取ってよかった~って気持ちの方が強いです。


しかしながらやはり傷跡は痛い…。マックス筋肉痛な痛みに似ておる。
夜10時、待望の水解禁と共に安定剤を貰いグビグビのんでパタリと就寝しました。
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日々寒いですけどまだこちらではドカ雪ってないなぁ…今年は降るって覚悟していたのに…と言ってもノーマルタイヤには変わりないですけどね(笑)


さて。


数年前虫垂炎で緊急の手術をしたのですが、その時に偶然見つかった産物?である胆石。これまでは経過観察してきましたが思い切って胆嚢を摘出しました。


今年に入り術前検査が目白押し。
胃カメラ、心電図、レントゲン、肺機能の検索、血液検査、大腸内視鏡、MRI、CT検査…これらを何回かに分けて受けまくりました。

特に胃カメラはいい思い出が無かったので本当に嫌で仕方なかったけど、ドクターが「人間ドックのつもりで受けてみなよ」と仰るので渋々了承しました。
大概の人は大腸内視鏡の方が嫌がる人多いようですね、特に下剤に苦しむ人が多いとか。私の場合は下剤が口にあったようでさほど苦もなく終わらせられました。


そんなこんなの検査を受けて2月5日に入院しました。
手術前の食事はまさかのトンカツで少し面食らってしまったけど、敵に勝つ!という事で…うんうん前向きだな。
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夕方ドクターから手術の説明。取れた石は下さいと申し出ました(笑)
CTやMRIを見ながらこうなると胆嚢をとった方がのちのち安心だけど身体にキズをつけるというリスクもしっかり説明されました。
二年前から発作はなくても胃に違和感があり、特に食後の胃酸過多と胸焼けには苦しめられました。そして謎の吐き気。
今回胃カメラでピカピカの胃と診断されたのでやはり胆石…??それが無くなれば御の字です。

この日は特に何もなく点滴用の針を刺された程度で寝る前に下剤を飲み、昼夜通常食でした。
リラックスして朝まで快眠です。

翌日は午後から手術!!