おはようございます。
おのころ心平です。
いわずと知れた、こちら、瀬戸内寂聴さん。
今年、97歳だそうです。おーー。
※瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)
作家、僧侶。1922年生まれ。東京女子大学卒業。
57年に『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞受賞。
73年、平泉・中尊寺で得度。法名寂聴(旧名晴美)。
97年に文化功労者、2006年に文化勲章受章。
そして、右側にいる女性が、
寂聴さんの秘書を8年、務められた瀬尾まなほさん。
31歳、66歳の年の差なれど、
仲良し秘書さんとして有名です。
※瀬尾まなほ(せお・まなほ)
瀬戸内寂聴秘書。1988年生まれ。
京都外国語大学英米語学科卒業。
卒業と同時に「寂庵」に就職。
3年目の2013年3月、長年勤めていた
スタッフたちが退職し、
瀬戸内寂聴の秘書として
奮闘の日々が始まる。
***
東洋経済ONLINE より抜粋
――7年前、秘書になったきっかけは、
大学時代に京都のお茶屋さんで
アルバイトをしていた友人のご紹介だそうですね。
瀬尾まなほ(以下、まなほ):はい。
友人から、身の回りのお世話やマネージメントを
する秘書の募集があると紹介されました。
先生に初めてお会いして、面接してもらった日、
その場で採用されました。
――最初お会いになったとき、先生のことどう思いました?
まなほ:すごく緊張はしたんですけど、
思ったより小柄で、とてもかわいらしい人だな
っていうのが第一印象ですね。
実は、名前と尼さんっていうことは知ってたんですけど、
小説家だってことは知らなかったんです。
でも、全然怖くもなく、面接のときも気さくでした。
打ち解けやすい方だなあと。
――寂聴先生は、まなほさんと初めて
お会いになったときどう思いました?
瀬戸内寂聴(以下、寂聴):かわいい人だなと。
でも、やっぱりちょっと変わってると思いました。
「私の本を読んだことある?」って聞いたら
「ない」って。私のこと知らなかったのね、全く(笑)。
でも、大体うちで働きたいって人は、
みんな私のことを知った上で来るでしょ?
それが全く知らないからね、面白かったですよ。
文学少女じゃないって感じで。
――まなほさんは、寂聴先生と意志の疎通が
うまくいかない時、誤解が生まれた時に、
よくお手紙を書くようですね。
まなほ:やっぱり話していても、年齢もあって
耳が悪いので、話がうまくかみ合わないときもあります。
口で伝えても忘れられることや、
うまく伝わらない可能性もありますから。
でも、やっぱり先生は小説家なので、
「文章読めば全部分かってもらえるだろう」
って思った。忙しいときでも、文章だったら
読んでもらえるだろうと思って、
その方法を取ることにしたんです。
寂聴:まなほの文章は新鮮でね。
かえって私がびっくりしたんですよ。「
今の子はこういうふうに書くんだな」と思って。
私はずいぶんと刺激を受けましたよ。
すごく真っ直ぐな文章で。表裏がなくってね。
言いたいことが相手にちゃんと伝わる。
それは一種の文才ですよね。
そうやって、6月7日に発売されたこちら。
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はい、今回、長々と寂聴さんの秘書、まなほさんを
ご紹介したのは、僕がいつもお世話になっている医学団体、
ホリスティック医学協会さんが、シンポジウムで
彼女をゲストにお招きするという話を伺ったからです。
毎年素晴らしいゲストを招いて、
質の高いシンポジウムをなさるホリスティック医学協会さん。
今回のシンポジウムは大阪での開催ですが、
行く価値 大です!
2019年10月6日(日)サーティホールにて。
詳細は、こちら
までー。