鍛えて馬を強くする。

故戸山調教師は鍛えて馬を強くするという信念を貫いてミホノブルボンが誕生しました。

うちの社長は戸山厩舎の元調教助手で、当時の話を聞くと『うちだけ調教に行ったら一時間半~二時間近く調教かかってたから攻め専も大変だったよー(笑)』と話してくれます。

そんな話を聞いていて、いつか自分もスパルタ調教に耐えれるだけの馬を持って、その仔に理想の調教を施したいと思っていました。

そんな思いを秘めて数年が経ち、自分で馬を生産して巡り会えたのが共有馬のレヴ君です。

クインさん達と同時期に調教を開始して、唯一一頭だけ何事もなく順調に来ています。

この子は乗りだしの頃から凄く柔らかく、故障と無縁な動きをしてました。
また、実際に調教を進めていく中でもやはり故障するようなタイプではないと思い、現在週1で僕が休みの日に目名トレセンに通って千メートル坂路にて3本登っています。

昨日は3本目に15-15をいってみましたがいい動きをしていて、帰ってからはケロッとしてカイバをしっかり食べて、翌日の調教の時には元気を余してました。



一歳のこの時期にここまでタフな馬に巡り会える事はなかなかないと思います。

また、いつでもやる気MAXのクインさんと違ってオンオフがしっかりと出来て、軽い調教の時にはリラックスしてハッキングを出来るというのも強みです。

今後は1月頭まできっちりと乗り込み、その後は一度楽をさせて2月に入ってからは、5月の川崎デビューに向けて調整していきたいと思ってます。