オペレーション・コドモタチ 公式ブログ -7ページ目

paypal 送金ボタンエラー解消のお知らせ

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宜しくお願い致します。

オペレーション・コドモタチ スタッフ 山本

北海道避難について

今後の北海道避難について



避難に関して、

以下のように要綱を報告させていただきます。



〈日程〉




7月15日

7月25日 ← 中止となりました。


人数は各50人程度を予定しておりますが、若干の前後はございます。




交通、入居等の関係で7月25日は中止せざるを得なくなってしまいました。大変申し訳ございません。


次回の避難の予定と致しましては、8月8日と考えておりますが、私たちの人員が用意しきれていない為、


決行できるのかがまだ未定となっております。


今現在の状況と致しましては、7月15日が7月の最後の移動日という事になります。


7月中の移動をお考えの方は今週の金曜日の午前中までにご連絡頂きたいと思います。


ご迷惑お掛け致しますが宜しくお願い致します。








〈自己負担費〉 

福島県よりの避難    約5万円前後(往復の旅費、2年間の家賃込み)




福島県外よりの避難  約10万~15万 (往復の旅費、家賃に関しては条件によります)


→岩手、宮城の災害指定地域、またはそれ以外の地域で住居の条件、移動の条件が異なります。




これは、7月1日現在の情報であり、随時変更されていきます。


現状の状況は、下記連絡先にお問い合わせください。




双方 1家族2人までの金額 


1人増える事については、年齢等により差が出ますので、


これも、下記窓口にお問い合わせください。




〈窓口)       

オペレーションコドモタチ

info.opkodomotachi@gmail.com

080-4463-9150



※北海道での住居は雇用促進住宅等を予定しておりますが、

 必ずしも希望する都市の住宅に入れることは保証しかねます。

 避難に関する問い合わせは電話でも対応いたしますが、

 申し込みに関しましてはメールもしくはFAXにてお願い致します。

7月からの動向

色々とお知らせする事が溜まってます。


その中でも7月に入って大きく舵を切らなければならない事からお知らせします。

僕らが進めてきた疎開のプロジェクト、そして放射線の線量を量るプロジェクト、

そして、ドキュメンタリーを全面的に撮影し続けるプロジェクト、

すべてを継続させて行くのには皆さんからの支援金だけでは賄えないと言う現実があります。


その中でも、撮影に関してはスポンサーを見つけるべく動き始めました。


USTの中でもお知らせしましたが、

線量を量りに行く場合、公園等子供の施設以外の場所に関しては

いくばくかの料金を発生させてもらう事にします。


そして疎開に関して、

「みんな地球の子供じゃん」の協力の元進めて来た北海道への疎開。

これに関しても、避難する方の自己負担を求める事になりました。


まだ、詳細は決定してませんが、

大よそ、福島在住の方は5万前後、岩手、宮城の方は7万前後、

自己負担をお願いする事になります。


そして、関東の方の移住のお手伝いも始めようと思ってますが、

やはり自己負担をお願いせざるを得ません。


なぜなら、


〇今提示してる条件の中で、北海道の受け入れ先に、

ボランティアとしての負担以上の負担が掛かり始めてる。


〇この先、交通の確保、住居の確保等を考えると、一律の条件を

提示する事はかなわず、僕らがその方法を探さなければ実現されない。


〇赤十字等、行政等の手続きは各個々人にお願いしていて、僕らが法的に

代行する訳には行かない中、様々な条件をリサーチする必要がある。


〇規定に無い要望の隙間を埋めるための人件費、通信費、交通費等の

援助をお願いしていた交付が一切受け付けられない。


等々あります。


そこで、疎開の受付を僕らオペレーション・コドモタチが直接受ける事になりました。

ただ、条件は様々です。

メール、電話等で7月1日から受け付けたいと思ってます。


詳細は明日までに漸次発表させて頂きます。


それもこれも、ひとえに僕の力不足なんでしょうが、

現在の状況を考えた時に、この動きを止める訳には行かないと判断しました。


今後ともよろしくお願いします。


オペレーション・コドモタチ発起人

横川圭希

【関連イベント】"森"の展覧会について

オペレーション・コドモタチをきっかけとして企画された展覧会
「"森"の展覧会」についてご紹介します。

この展覧会はオペレーション・コドモタチ賛同者の美術家・森妙子さんが
知人を中心としたさまざまな作家さんに声をかけ、
作品をこの展覧会に寄贈していただくことで実現するものです。
作品は展示と同時に安値で販売され、売上を支援金にまわしていただけることになりました。
以下、詳細をご覧ください。



http://forests716.blogspot.com/


"森"の展覧会
2011年7月16日~31日 金・土・日・祝 全9日間
※開館時間は展覧会サイトを参照

【ギャラリー容】
東京都杉並区久我山3-31-5
京王井の頭線 久我山駅 徒歩5分
駅南口から神田川遊歩道を吉祥寺方面へ
[Googole Map]

■企画展示
「オペレーション・コドモタチ」
高濃度汚染地域から子供たちとその母親を
最優先に避難してもらうことを当面の目的としたプロジェクト

活動記録/パネル、映像、資料など
http://www.opkodomotachi.com/


■作品展示/販売
賛同作家の寄贈作品を展示・安価で販売
売上はオペレーション・コドモタチの活動支援金に
会場内では作品にキャプションはつけず、
作家名・作品名のわからない状態で展示。
多様な作品が集まるため、その方がおもしろそうだという試み。

■関連イベント
アコースティックライブ/トークショー
17日○シーサーズ
18日○山下由 with 美尾洋乃後藤勇
23日○ハンサム判治
30日○横川圭希
31日○mamaclio (ママクリオ)
オペレーション・コドモタチからは、ハンサム判治・横川圭希が出演予定です。



東京新聞6/18『子に体調異変じわり』

6月18日 東京新聞より

オペレーション・コドモタチ 公式ブログ-東京新聞

【記事全文】
「上の子が1週間くらい毎日大量に鼻血が出続けていたので心配で…。
下の子も、時期は導つけれど、やはり一週間くらい鼻血が出て」。
思い詰めた表情で母親つ一もが、医師に相談していた。

 NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」が12日、福島県郡山市で開いた
医師による無料問診会。放射線被害を心配する親子連れ計50組が参加した。
同市は福島第一原発から約50Km。

 この親子の場合、震筑後いったん埼玉県内に避難したが、3月下旬に郡山市に戻った。
すると小学校一年の長女(6つ)が、4月上旬から三週間、鼻血が出続けた。
このうち1週間は両方の鼻から大量に出血。
耳鼻科で診察を受けたが、「花粉症では」と言われた。
「花粉症なんて初めて言われたし、普段は滅多に鼻血を出さないんですけど…」と母親は言う。
長男(2つ)も4月下旬から5月に鼻血を出し続けた。

 診察した小児科医の橋本百合香さんは「放射線被害かどうかは判断できないが、
ひとまず小児科で血液検査をして白血球を詳しくみてもらって。
記録を残すことが大事」と助言した。

 母親によると、小学校ではクラスの1割が避難していなくなった。
次々と児童が転校するので、新入生には出席番号がつけられていない。
放射性物質が濃縮されやすい牛乳を給食で出すかどうか、学校ごとに対応が異なる。
「うちは保護者の選択制。娘が仲間外れにされたくないというので、今は飲ませてます」

 福島市から4カ月の長女咲空ちゃんを連れてきた平申昭一さん(40)は「症状は出ていないが、
24時間不安で、外出を一切させていない。自衛といってもどうしたらいいのか」と苦悩の表情。
生後、他人をほとんど見たことがないという咲空ちゃんは、記者が近づくとおびえた。

 問診会場近くの植え込みで、放射線測定器をかざすと、毎時2.33μSvの値を示した。
地面から離すと一帯酎台に下がる。郡山市内の12日の最大値は1.38μSv。
東京都内で計測された同日の最大値が0.0635μSv。約22倍だ。
市内の最大値は3月15日の8.26μSvで、5月中旬からは1.3μSv前後で推移している。

 文部科学省では3.8μSvが計測された学校では屋外活動を制限するとしているが、
一方で年間の積算線量の子どもの丘限値を1mSvから20mSvとしている。
これは毎時1.3μSvの場所で1年間暮らせば十分に到達してしまう値でもある。

 「医者や学者も言うことが違い、避難の基準が分からない。
飯館村は1ヶ月も放射能を浴びさせて、値が低くなってから避難させた。国も県も信用できない」。
長男(6つ)を連れた母親(40)は、こう憤る。
自宅は新築。遭難して経済的にやっていけるのか、何年後に戻れるのか…。
費用や子ども初心に与える影響を考えると踏み切れない。