昨日は、あまりの悲惨さに・・・ブログを書く気力も失い
今日も・・・怒りやら悲しさで・・・立ち直れてない。
初めに断っておきますが・・・この話しは「まだマシ」な方です。
もっと、もっと悲惨な現場は山ほどあります。
そうは理解していても
地元の事であって・・・実際に目で見てしまうと・・・凹みます。
昨日、保健所に行きまして
奈々ちゃんのいた犬舎のコーギー2頭と
持ち込みされたシュナウザー
持ち込みされ、一般譲渡とならなかった子猫さん1頭を引き出しました。
そのまま獣医さんに直行。
全頭、「痩せすぎ」
犬達は・・・今まで洗った事が無いのでは????
ワタシ・・・こんな色のコーギーを生まれて初めて見ました。
白×茶 ではなく、茶×茶 です。
被毛は固まって束になり、それに排泄物が絡みべったべた。
匂いも半端無い。
獣医さん曰く
「ダニもノミもシラミもいない・・・単純に8年分の汚れ」
繁殖に使えるなら、汚れていたって関係無い・・・のでしょう。
産んでさえくれたら・・・それ以上でも以下でもない・・・。
生かすだけで・・・手入れもせず・・・。
8歳の女の子のコーギーさんは4個の乳腺腫瘍がありました。
獣医さん「これは・・・酷い・・・」
もう産めない犬に、お金を掛ける事は・・・しなかったのでしょう。
男の子のコーギー君は、3年分の汚れ。
とっても綺麗なお顔で、もしかしたら「ちびーず」のパパかも・・・。
俗に言う「種雄」に使ってたんでしょう。
でもね・・・片睾丸・・・なんですよ・・・。
繁殖に使っちゃダメですよね。
この犬舎には・・・奈々ちゃんがいた。
奈々ちゃんは別部屋で・・・シラミだらけだった。
全てのブリーダーがそうだとは思いません。
全てのブリーダーをいらないとも思いません。
血を守る為には、必要なんだとも思います。
でも・・・
ワタシの地元には・・・
「ブリーダー」と敬意を示して呼べる方は、いないに等しい。
最大の悪意をこめて・・・保護仲間は「繁殖屋」と呼んでいますが
「いいかげんな繁殖屋」が多すぎるっっっ!!!
現在、引き出しをしている施設を壊された犬舎。
キャバリアさんは、汚れで耳穴がふさがって酷い炎症。
おまけに両足が外れやすい。
パグさん♀は子宮蓄膿症と子宮頸部に腫瘍。両眼失明。
パグさん♂はてんかんの疑い。
黒パグさん♂は後ろ脚が外れます。
それに気が付かなかった・・・と言う。
それで繁殖を続けるつもりだったとしたら・・・愚かとしか・・・。
これで良いのでしょうか???
こんな繁殖屋を野放ししていて良いのでしょうか???
もっと厳しく取り締まれないのでしょうか???
これは氷山の一角、
地元にはまだまだ悲惨な繁殖屋が沢山います。
でもね・・・買う側のモラルも低下していますよ。
作る側・・・繁殖屋の事ばかりは攻められませんよ。
持ち込みされたシュナウザーさん。
身体はボロ雑巾の様になり・・・
片目は潰れて・・・視力がありません。
保健所に持ち込まれるまでは、飼養者がいたはずなんです。
6年・・・共に暮らした家族がいたはずなんです。
なぜ???
保健所に持ち込む・・・という事は「殺される」のが分かっていたはず。
怖くって・・・ぶるぶる震えて・・・それでもすり寄って来る。
汚い身体・・・半分失った視力・・・初めての場所・・・初めての人・・・。
助けて・・・
連れて行って・・・
お願い・・・
同じ人間として・・・情けない・・・。
現在、全バリをして預かりさん宅におります。
まだ続く・・・。
最後は子猫さん。
引き出しましたが・・・猫エイズのキャリアでした。
こんなに可愛いのに・・・
この世に重い、重い十字架を背負って生まれてしまった・・・。
この子に罪はないのに・・・。
罪があるのは、母猫を避妊せず飼養している飼い主。
毎年、生まれては持ち込む馬鹿な飼い主。
間違い無く、母猫はエイズ持ち。
当然兄弟もエイズキャリアです。
当然、交配した♂も感染しています。
どんどん感染が広がっている事でしょう。
猫を外飼いしている方は、こんな危険もある事をご承知置き下さいね。
現在、子猫さんは我が家で見ております。
だいぶ弱っています。下痢止め、駆虫、ひたすら保温・・・です。
まだ2ヶ月になってないのかもね・・・。
センターには、また持ち込みの子猫さんが増えておりました。
真っ白の子猫♂♀
キジトラの♂
お願いされましたが・・・キャパオーバーでお断りしました。
子猫さんが欲しい方は・・・直接お問い合わせ下さいませ。
思いつくまま、ざざっと書きましたが・・・
これが現実・・・です。
みなさんは、どう思われましたか????????????