琵琶湖トライアスロンゴール長編 | ミラクルおりまゆ☆癌を乗り越えるチャレンジライフ

琵琶湖トライアスロンゴール長編


【琵琶湖トライアスロンゴール長編】

しつこく動画ごめんなさい
昨日から酷い吐き気と発作で
死が近いのかと思ってしまいましたが
この動画みて生きなきゃと思いました

LAKE BIWA TRIATHLONのブランディングをお願いしているコマース吉武さんが以下動画を作ってくれました。
是非是非観てください🌸🌸🐶

ラスト一周
ご一緒してくれた西内コーチ
レジェンドの皆様
学生の皆様
田中社長のお迎え
SYHHPのお二人
私の父とのハグ
ひのけいこさんとのハグ
ラスト田中社長の締めのお言葉
観ることが出来ます🌸

涙が溢れた感動のゴール
トライアスロン最高❗️

10月1日午後2時50分、最終ランナーがメイン会場のゴールに続く花道に帰って来たと連絡がありました。

折田真弓選手(以降オリマユ)は7月の皆生トライアスロン完走後にステージ4(抗癌治療なしなら余命半年)の告知を受けていました。

オリマユは癌に勝ちトライアスロンに復帰するため抗癌治療を受けることを決め、抗癌治療入院生活が始まりました。
抗癌治療は想像を超える辛さでしたがその辛さに耐え一時退院の日を迎えました。

そして私は一時退院したオリマユから一旦出場を諦めたLAKE BIWA TRIATHLONだが参加したいという気持ちになったから何とか参加させて欲しいとの連絡をもらいました。

オリマユから連絡を受けた時、私は絶対参加して欲しいとの思いがありましたが、前例のないこの事態は私が単独で決められることではなく、関係各所に相談をしました。

結果、関係各所の理解を得ることができ、条件付きとはなりましたがオリマユは参加できることとなりました。

オリマユに参加が認められたことを一刻も早く伝えたくて連絡をすると、オリマユは本当にありがとう、感謝しますと泣いて喜んでいました。

そしてレース前日、参加選手と関係者全員にオリマユを応援してもらいたいという気持ちでイベント会場と競技説明会会場でオリマユのことを紹介しました。

レースの朝、オリマユの体調確認をしてからレースが始まりました。
オリマユは自分が事故を起こしてはならないとの理由でスイムはスキップとし、バイクは50km、ランは12kmに目標を決めスタートしました。

オリマユは無事バイク50kmを終えてランに入りました。
目標の12kmは4kmの周回を3周回なのですが、ゴール地点で選手を迎えていた私にオリマユが4周目に入ったと連絡が来ました。

時計を見るとあと一周の4kmを走ると制限の15:00には間に合わない時間だったので、すぐにレジェンドアスリートメンバーの1人女子総合優勝の山内麻代(現大西麻代)選手にオリマユを追いかけ引き返させるよう伝えました。

しばらくすると山内麻代選手が帰って来て、オリマユが15:00の制限ギリギリまで走り続けたいので15:00に間に合うところまで走って折り返すと言っていると言うことを伝えてくれました。

いよいよ制限タイムが迫ってきた時、コース上にあと3人が走っているとの情報が入りました。
そして2人がフィニッシュして残るはオリマユ1人となりました。

オリマユの姿がゴール前の最後の直線に見えた時全身があqvwーが熱くなり鳥肌が立ち涙が溢れてきました。

オリマユの後ろにはボランティアでランコースを担当してくれたびわこ成蹊スポーツ大学の学生がそれぞれの応援プラカードを高く掲げてオリマユを応援しながら走ってきました。

ゴール手前には今回集まってくれたレジェンドアスリート23名が最終ランナーを応援しようと待っています。

学生とレジェンドの応援を受けてゴール前に現れたオリマユの顔はくしゃくしゃで涙に溢れていました。

終始泣きながら走り、ゴールしたオリマユからありがとうございましたの言葉を聞き、その後お父さんに抱きつくオリマユがいました。

ゴール後のオリマユから涙はレースに参加できたことへの嬉し涙だったと聞きました。

その時オリマユがレースに参加することができて本当に良かったと思い、同時に来年の大会もオリマユの笑顔と涙のゴールを待とうと思いました。

オリマユは病気に勝ち必ず戻って来ます❗️

動画制作 : 株式会社COMARS
音楽 : びわ湖トワ