おじいちゃんが最後まで一番大切にしてたもの
 
 
 

 
おじいちゃんはいつも腹巻してたの
 
 
茶色の腹巻で白の肌着を着てたから
まさしくバカボンのパパのような感じ(笑)
 
 
そのうえにシャツを着てたけど
細かったから全然外からはわからない感じ

 
スタイリッシュなおじいちゃんと


ミスマッチなバカボンパパ腹巻
 
 
ひと時も離さない腹巻
 
お風呂入る時くらい
 
 
 
でも大事なのは
腹巻じゃなくて
 
 
その中にあった
 
 
お守りだったの
 
 
 
毎年初詣してたけど
お守りはずっと買い替えず
 
 
何十年も同じのを持ってた
 
 
その中に入ってた小さな包み
和紙で包まれたような
 
 
 
 
はっきり見た事なかったし
なんだかは知らなかった
 
 
 
 
病院に入院してたくらいに話してくれたのは
 
 
戦地へ行く事になった時
 
お義母さんが
お百度参りだったか?
願掛けのお参りをしてくれたってこと
 
早朝にそれを持って戻ってきてくれて
とっても嬉しかったこと
 
 
そのおかげで生きて帰れたという話をきいた
 
 
このおかげで自分の命は今ここにあるって
そういってた
 
これが自分を守ってくれたと。
 
 
 
戦争の話はいつも
面白おかしく話せるようなことしか
話してくれなかったおじいちゃん
 
 
辛いことは聞かせたくなかったみたい
そんなことは知らなくていいって
 
 
 
亡くなるまでひと時も離さず
病院の入院中もずっと
近くに置いてた
 
 
その中に入ってたのは
氏神様の砂だった
 

 
 
いろんなものを処分したり
おばさん達も相続で持っていったはずなのに
これだけはずっとここに残ってた。
 
 
これは私がもらおうって思った。
 
お守り袋はないけどこの砂
何年前の曽おばあさんが持ってきておじいちゃんに
渡した大切な砂。
 
 
これは砂じゃなくて
 
お守り
 
 
お守りなだけじゃなく
 
 
これは「愛」だと思う
 
 
思いやる気持ちの愛。
 
 
 
それしか存在しない
できないからね。
 
 
 

 
私が神様好きなのも
こうやってみんなが信じてるからだーね。
 
 
 
それに今回のお引越しのことでも
本当にーーー!すごい気づきが多いの
 
生まれた頃からのこと
自分の家の歴史、先祖代々のこと・・・
 
 
今この時期に有難い気持ちしかないですハート
 
 
 
 
 
他にもたくさん!
なんでも出てきてコマルわーーー!
ある意味恥ずかしい・・・笑てへぺろ
 
 
家ってこんなもんよね
 
また何か面白いのあったら
おしらせします(笑)
 
 
 
 
今日は以上です!
ありがとうハート