何故だかこの家の最後を見届けたのは
私ひとりでした。



なんかね〜


この家が取り壊される時には
いなきゃいけない気がしてて…


道路拡張で取り壊しの話は何度も聞いてて
いつかは、と思ってたし


パパ、ママも十分に商売はやり尽くしたから
後悔はないって言ってた。

だから寂しさも名残惜しさもないんだって

その気持ちは私もわかる
でも生まれ育った家には物というより
人の思い出や歴史を感じるから



本当今年に入ってから
少しずつ手伝って片付けるつもりだったけど

コロナさんの影響で東京に来ることができなかったから


残り1ヶ月の5月末、やっと来れた


その時までにどのくらい片付いていたかというと


全然・・・ほぼ手付かずだったーーーガーン

マジかよ!!!


ただでさえ広い家で古い家
100年前からのものが出るは出るは・・・


80歳になるパパ・ママだけでは絶対ムリ‼

お姉ちゃんと片付けてたけど
全然終わりが見えない

お姉ちゃん達は先に引越しだったから
それもしなきゃだし


結果的にほぼ私・・・あせるあせる


でも梱包は慣れてるの。笑
お洋服はもちろん、食器なんかもね!てへぺろ

仕分け、組織化するの得意なんで!ww


だから引越し先のダンボールの配置も完璧!

箱を開けて物を探さなくても大丈夫!チョキ

パパママが自分でやってたのは
よくわかんないけど


でもでも・・・


最後の最後、最終日に


パパがダウンしてしまい
ママは相変わらず状況がわかってないし


お姉ちゃんもお姉ちゃんの旦那さんもお休みで
いるはずなのに…


ここにはいない。


最後、全てを壊していくさまを見届けたのは
私。



私ひとりでした



でもね
ゴミの回収をお願いした会社の社長さんが
チョーーーー良い人で


今回の件で来てもらったのはこれで4回目!笑


どんだけゴミあるんだよっ!!って感じ爆  笑


おそらく家の中の8割⁈ゴミ…
だったと思う。笑



こんなパターンのお家は稀だと思うけど


でも引越しは重労働

住んでいた年数が長いほどに大変と思う


でも結果的にあの壊される状態を
パパママは見なくてよかったかも
そんな風にも思う。



柱を1つとっても思い出がいっぱい

上がりくちの椅子には
おじいちゃんが鼻歌交じりで座ってる



奥の机をみれば
パパが仕事をしてると見せかけて
競馬の予想をしていたり(笑)


家中、店中に思い出がいっぱい


とはいえ、
そんな感傷に浸る間もなく
現実は進んでいきました



この世界の価値観も
良いと思わされてるもの
全てを改めて感じる、考える一月でした


そのことはまた
改めて書きますね〜


今日は以上です
ありがとう♡