【 親を変えるか子を変えるか 】

 

不登校や引きこもりなど、

こどもに問題が起きているとします。

その際、

こどもを何とかしようと、

精神科のカウンセリングに連れて行ったり、

学校の先生に相談したり、

フリースクールに預けたり、

といろんな方法を模索すると思います。

しかしながら、

こどもに焦点を当てて行動しているだけでこの問題が解決するかと言うと、

わたしは、しない、と思います。

長らく経営の相談サポートをしていて、

経営状況が悪化している組織を変えていく際に、

まず社長を変えないと、

ほとんどの場合、改善しません。

従業員に対して、

あいつはこうだとか、

逆にこうしてあげたいだとか、

視点が従業員に向いているケースが多いのですが、

そこではないんです。

従業員にいろんな教育や、

規則、緩和策を用いても、

ほとんど効果を成しません。

社長の不安を解消してあげて、

社長の能力を向上していき、

社長の状態が良くなった後、

それと並行して社員も変わっていくのが、

望ましい改善の進め方です。

家庭も同様だと思っています。

親が悪いわけでも、

こどもに問題があるわけでもありません。

家族、という連結した中で、

みんなで取り組むべき課題を、

どこから切り取って改善していくか?

この捉え方が、

とても重要だと思っています。

まずは親を楽にする。

心と頭が整理されたら、

こどもと一緒に、

解決していく。

これは、

何も不登校や引きこもりの子だけではないと思います。

その状態になったのは、

こどもが敏感にその必要性を教えてくれているわけで。

これからの世の中は、

つながり

というものがとても重要になっていくと思います。

その際に必要なのが、

◎コミュニケーションの力

◎自分らしさと考える力

この二つは、

自信を生み出すのに必要不可欠な力です。

しかし、

この二つが、親がわからない、

というケースがとても多いと思っています。

まずは親が変わる。

無理やり変わるのではなく、

自然と変わっていく。

そのためには、

話す、聴く、伝える。

家庭の事で、

お困りの方、

お悩みの方、

ぜひ自分の事を話してみましょう。

それだけで、

かならず道は拓けてきます。

親子のための居場所づくり

家庭塾のミライ

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代表 西岡祐一