【♪ブルーな時の合言葉~唇にいつも歌声を♪】 | カメランナー&文具コンシェルジュふなばしの朝から激写日誌

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50歳を迎えたふなばしは、井の頭公園の朝の光を浴びながらジョギングを始めた。
ふと、走りながら、刻々と変化する公園の四季の風景に心を奪われ、いつしかデジカメを持ちながら走っていた。

これはミュージシャン・バルーンタレント・イラストレーター・ライター・デザイナー・ITアドバイザー・お笑い芸人w・そして子育て業と多彩な才能をビシバシ発揮しているアーティスト&クリエーター
おかっぱミユキとシネマズの「唇に歌声を」という曲の歌いだしです。
落ち込んだ時、元気が出ない時、めいっぱい明るい曲、
元気勇気づけてくれる曲が聞きたい人におすすめです。

私はこの歌を聞くたびに思い出すエピソードがあります。
正確には「唇に歌を」なんですが。

あれは舟橋がヤサグレれていた高校時代(笑)。
誰でも通り過ぎる反抗期ってやつですな。
あの時代、学校に社会に親に反抗の手段として、バイクに乗る、学校をバックレる(退学ではなく、遅刻早退行かないw)、
家に夜遅くまで帰らない、ロックンロール(笑)!
あの時代は引きこもりという選択はなかった。引きこもりという言葉もなかったし、その当時は不良が家にこもるはかっこ悪くて、行動的な不良に憧れていた(笑)。
で、バイクの中型免許をバイトしながら親に内緒で取りに行った時、教習所で中学時代クラスが一緒のだったA君に再会した。
当然A君も親に反抗とか学校に反抗とかそんな気持ちでここに来たと思ったのだが、彼は純粋にオートバイが好きで取りに来ていた。
しかも親公認で。彼は家にオートバイがあった。なので免許取ってからもよく彼の家に遊びに行った。
で、彼は本当に素直に自分の気持ちにしたがって生きていた。まっすぐな性格だった。舟橋のようにひねくれていない(笑)。
いつも明るくそれでいて一本筋の通った彼がうらやましくもあった。
彼の家に行くと、なんか家庭の雰囲気もうちとは全く違うのだ。彼には姉がいた。だからやっぱり女兄弟がいると明るくなるんだろうなあ。とか漠然と思ってた。(舟橋は男3人兄弟)
しかしちょっと違った。ある日、彼の家の台所に入ったことがあった。その時ものすごい衝撃が走った。
彼の母親が書いた紙が貼ってあったのだ。その内容が

「今日いやなことがあったらまず髪を洗うこと
唇に歌を 心に太陽を 私はあなたたちの味方です」

もうショックだった。この家は親が子供の味方なんだと!
親が子供の味方なんて当然じゃない?って思いますか?
少なくともうちは違った。親はすべてにおいて、社会が、学校が、他人様の言ったことが正しく子供の味方なんか全くせず、
常に学校側、社会側、周りの人間側に付いて子供を責めた。
まあその当時は、このモヤモヤの原因が何かもわからないし、ただ、何かが違うってことでの反抗期を送っているんだけど、
将来絶対に子供の、家族の味方でいようってその時漠然と天に誓ったような思い出がある。
「唇に歌を 心に太陽を 味方になる」これを意識すれば明るい性格になれるのかなとも思った(笑)。

そんなことを、この歌を聞くたびに思い出すのだ。
それでは聞いてください。
おかっぱミユキとシネマズで「唇に歌声を」