銀座のギャラリーで個展やります!
そしてそれは、クラウドファンディングで、お金を集めて開催します!

…なんていう、予想もしてなかった展開。

それでもまあ、
「一人で個展をやりたい気持ち」
「自分だけの好きを集めた個展をやれたらいいな」
と、店でも妄想をしゃべったりするいつものパターン。
「手伝いたい!」などと言ってくださるかたが現れたりしてくれて、ますます自分の士気があがるー。

カフェのときも、絶対秘密にしているつもりでいた。だってオープンできるかわからないのにねえ。
だけど、口は勝手に喋り、いつの間にやら始めることになった。
言うってスゴイね。
(カフェオープンまでの幼い話もブログに書いてありますので、よかったら読んでみて下され。誰か本とかにしてくれないかなー)

そういえば、なんで銀座?

カフェの時はといえば、
知らない土地でひとり店をはじめて、知らないお客様が来てくれたら、スゴイよね!
だった。

だってもともとゼロなんだから。
誰もこなくても当たり前だもん、恥ずかしくない。

で、たまたま条件の合う物件が赤羽に見つかったから、知り合いもいない赤羽になったのでした。
常識がわからないってなんておそろしい。

で、銀座も同じなのかな。
もっともっと新しい世界の人に出会いたい。
しらない人にも自分や自分の世界を知って欲しい。
あたしが出来そうもなさそうな、場所でやってみるのだ!
ハナペコテイストがありそうな、合いそうな街じゃなく、ちょっと違う場所。
銀座にもかわいい場所も不思議な場所もたくさんあると思うのですけども、少し偏見ですが、イメージでね。

あたしの中には時限爆弾があって、時々爆発します。
「ほんとに出来たら、すごいよね!おもしろいよね!」
って、知りもしないで軽く思って始めちゃう。
またその時期がきたのだなー。

そして。
「場所は銀座でしょ」
と言ってくれたかたの1人から「それならクラウドファンディングでやったら」
と助言をいただきました。

クラウドファンディング?
どっかで聞いたことあるな……。

クラウドファンディングとは、寄付や販売をつのり、お金を集めて企画を実現するシステムです。

そうだ。
だれか話してたな。
しかし…クラウドファンディングでお金を集める…?
そんなこと、あたしに出来るんかいな…。

なんて思ってたら、クラウドファンディングをやった人、チャレンジしたひとの身内が、店に続けて4人来た…。
いつもこういうのに、弱い。

んで、紹介されたひとつのホームページを見れば、
「お気軽にお問い合わせください」
と書いてある。
で、お気軽に問い合わせメールしてみた…ら。
心の準備もなく、すぐに電話が!

内容、開催場所、必要経費、作品に必要な材料の購入場所、知らせる方法などなど、かなり細かく聞かれるも、なんもわかってなかった。
え、全然お気軽じゃなくない……?

でも、どうやらオッケーが出て、翌週には担当者が決まり、打ち合わせという展開になった…早い早すぎる……。
大丈夫かな。

思えばあたしは、お金のことが大の苦手です。
ましてや、自分の個展のために、お金を集めるとか、もらうとか、予想もつかない。
これは、そんな、お金のことも勉強なんだなー。
なんて思いつつ、クラウドファンディングにチャレンジすることにしました。

って…言うのは簡単だけど。
やるのは大変だよなー。
まあ、魂の時限爆弾が爆発したので(このへんが岡本太郎さんを好きなとこです)唯一の処理班の自分が処理するしかない。

でも、時限爆弾で爆発した中には、夢や希望や愛や生きるやらのキノコの胞子が、たーくさん詰まっていたのだよー。
と、言ってみる。

あたしがなにかをやること、あたしがチャレンジすることって。
胞子をたくさんばらまくの。
やつが出来たなら出来るんじゃないかなーとか、やりたいっていう勇気とか希望とか、夢は叶うのか!っていう気持ちを広げられるんじゃないかって思いました。

だから、きっと、「高い目標にチャレンジすること」に意味があるのかな。
個展は、「そんな自分」を表現することなんだな、きっと。

あたしがっていうより、だれかがドキドキワクワクしながら何かにチャレンジしていること、それを見ただれかも、やってみたいってチャレンジしたくなって、楽しくなって、それを知っただれかが、また何かを始めて幸せになって……。

そういう構図が出来上がれば、昔から願う、世界中に笑顔が溢れるということが、叶う気がする。
などと思っております。

クラウドファンディングでも、そんなこと説明していたら泣きそうになっちゃってこらえた。
やりたいことを話していて泣きそうになるっていうことは、「やるべき確かな基準」なことなんですよね、あたしにとって。

そんなこんなで、たくさんの皆様に助けてもらいながらがんばりまーす。
よろしくお願いします!

長い長い自分勝手な文章になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございます。
しかしまだ続くよ、たぶん。

ではまたね。

さき