こんにちは!

中学受験専門 おうび塾の内田です。

 

昨日久々に指導について長々と書きました。

国語は悩んでおられるご家庭が多いかもしれません。

 

子どもは大人が想像しているよりも何百倍も問題文と設問を読めていません。

子どもにはその自覚がなく、ちゃんと読んでるつもりなので、問題文をよく読むように指摘すると衝突することは珍しいことではないです。読めていない箇所を示してあげることも大事なのですが、教えすぎると考えなくなる癖がついてしまうのも怖いです。

✳︎講師からしたら『読めていない』のに子どもからしたら『読んだ』というギャップが生まれるのは、おそらく①ほんとに読んでない、文字を読み飛ばして認識していない場合、②文字は認識しているけど文章として意味を理解していないので、結局は読んでないのと同じ評価、の2つのレベルがあります。子どもが『読んだ』というレベルと主張するレベルは①なので、②までいけるように根気強く寄り添う必要があります。✳︎追記


また、語彙が足りない場合、文字だけ目でみてるだけで、ちゃんと文章として読めていないまま最後まで読み進める癖がついている可能性あります。

✳︎意味がわからないことを認識できていないまま読み進めていますので、そういう読み方で何百題と長文を解いても得られるものがどれだけあるか疑問です。✳︎追記

 

大人が難しそうな言葉をチェックして、ひとつひとつ子どもにその文脈の中での意味を子どもに聞いて、イメージを作っていくことの積み重ねかな、と思います。

 

こういう指導を講師が張り付いてするので、時間と手間がかかります。

過去問のスケジュールを他の科目の進捗確認しながら立てていったり、その子の癖を文字にして、模試で直前に見れるように持っていってもらったり、そんなことの繰り返しをしていたら最初絶望的な点数だったのが、冬には8割近くまで取れるようになり、国語に割く時間が劇的に減らすことができました。

 

ただ、ここまでしっかりと国語の指導をするには大手塾通いながら週2日通塾が必須でした。担当講師が2名ついて、僕と講師と保護者様とでスケジュール感をこまめに話し合い意思統一しながら進めました。

 


大阪星光出身で大阪公立大学医学部の菅先生がメインの担当講師でした。


大阪星光の過去問スケジュールです。

国語は8月28日の週からやってますね。浜の偏差値40前半とかのときもありました。理科も同時進行で、社会ご家庭にお任せしました。算数が苦手で、過去問着手が遅くなるのわかってたので、国理をやり始めました。


算数の解説


国語の癖や注意点を書いたり。






こんな感じです。

彼の日誌を挟んだファイルは解説がたくさんあってめちゃくちゃ分厚いです。次は大学受験。どんな目標を持ってくれるのか楽しみです。


最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

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