池井戸潤

爆破テロの疑いをかけられた黄

心配する彼女が相談する刑事を誤った!
ところでハラハラさせられました

結局銀行内での逆転劇は
ここからだ!

的な所で終わるのですが

池井戸潤作品らしく
大組織の中での独立愚連隊的な戦いが面白い作品でした

もう少し
正義側の警察官である野猿サイドの話が
後述であってもいいし
半分濡れ衣を着せられた
黄のキャラクターを
ブラックにふるか
ホワイトに降るかすると
すっきりしたのかも

共感できる不幸な生い立ちはあれど
いまいち心情がくめない

作品としてはじゅうぶん楽しめました