稲田朋美氏が防衛大臣を辞任されました。
大任お疲れさまでした。
報道テロの数々に果敢に立ち向かわれ、閣僚ということで
ご自身の言動を手控えしなければならず、さぞ口惜しい思いを
されたことと思います。
本来なら「英気を養ってのち、議員として総理を支えてください」と
申し上げたいところですが、憲法改正への道筋が見えております。
今後はそちらでのご活躍をお祈り申し上げます。
私は稲田氏を防衛大臣就任以来、支持をしてきました。
中・韓への「挑発を誘う」には、適した人材と考えたからです。
稲田氏が安倍総理の秘蔵っ子だったなんて、就任後に知った程度ですが(笑)
実際、中韓は公式声明で稲田氏の防衛相就任にとやかく言ってきましたし、
北はミサイルを発射してくれましたから(笑)
国民の目にわかりやすい形で危機が示された時点でお役目を果たされたと
思ってました。
この後は、アメリカと歩調を合わせて尖閣・竹島問題に取り掛かるものと
考えてましたが、そうは問屋が卸さなかった(笑)
政治にはド素人の、一介のブロガーには、稲田氏の「お役目」を見切れません
でしたね。
もうひとつの重要案件は「炙り出し」。
わかりやすい野党はともかく、自民党内のエセ保守、そして防衛省・自衛隊内の
「大掃除」も、稲田氏のお役目であったのだろうか、と今になって気づきました。
考えてみれば、小池氏もそうでしたね。
当時の事務次官を道連れにした辞任会見で、「女子の本懐」と痛快に発言されたのを
思い出せば、「女性防衛相→防衛省内の掃除」と気づかねばなりませんでした。
さらに、稲田氏は現場へもよく足を運ばれてました。
就任直後のジブチ派遣部隊、その後の南スーダン派遣ブチへの激励。
国内でも災害地派遣部隊をはじめ、各基地・駐屯地を激励されてます。
私が氏を「制服組の側」と考える理由です。
また、駆け付け警護等の新任付与の際、
「命令を発出したのは私自身なので、すべてのことについて責任がある」と
述べられました。
当然といえば当然のことですが、覚悟あっての言葉だと推察します。
都議選のときの発言が、「自衛隊の政治利用」と難癖つけられましたが、
古くは社民党政権時の阪神淡路大震災のとき、自衛隊が即出動できなかったせいで、
火災が広がり、被害は甚大なものとなりました。
民主党政権時に自衛隊の予算が大幅に削減されたせいで、東日本大震災のとき、
救援に向かった部隊に出動後数日で、食糧難の危機が迫ったとか。
反自衛隊の党が政権を握ると、こういう時ににっちもさっちもいかなくなることを、
選挙のたびに「おしおきだから自民には入れない。共産に入れる」と言う方々に
少し考えていただきたいものです。
今回の森元学園から始まっての日報問題。
テロ等準備罪の成立からパレルモ条約発効までの間に、なんとか政権に打撃を
与えたい野党や背後に打たれたようなものです。
が、イシバ4条件を満天下に晒し、R4党代表辞任までこぎつけ、さらに事務次官・
陸幕長と相打ちという図式は、まあまあではなかったかと。
最後の追い打ちが安倍総理の「9条改正」発言だったのかな?
あれ、自衛隊側は反対する理由はないんですよね、あるとすれば背広組と反日勢力で。
制服組が稲田氏支持でまとまらなかったとすれば、それはイシバ待望論かな。
現場の方々からの支持は高いように思いますが、味方を背後から撃つヒトは駄目ですよ。
いざとなったら、我が身可愛さに現場を見捨てるから。
組閣まであと数日・・・ということでの辞任は、腑に落ちなかったのですが、
その日のうちに北が調子こいてくれましたから、「防衛相は兼任じゃダメ」と周知されました。
次期防衛相がどなたになるかわかりませんが、
マスコミが騒いで(推す)ヒトはこないと思うよ(^^)
妄想だけどね、妄想。