森友学園問題は官邸側の逆襲が始まった、と見てよいようです。
そもそもの問題の発端を野党とマスコミは忘れているようなので、おさらい。
「もえるあじあ」さんより
お借りしてきました。
森友学園予定地は、画像を見てわかるとおり
「伊丹空港の滑走路拡張予定地」として準備されたものです。
(画像ではわかりやすく、白っぽく加工してあります)
この一帯は「騒音対策用空き地」として国有地になってました。
リーマンショックの際、土地の値下がりを防ぐために14億円の価格をつけ、
簡単に他が買えないようにしたわけです(麻生政権)
これを2010年の民主党政権下で格安で販売したわけです。
(前原国交大臣、辻元国交副大臣のときです)
結果、14億円→2000万円まで値引きされ豊中市が購入、
野田中央公園の設立となります。
大幅というより、バカみたいな値引きの理由はイロイロありました。
まずは土地履歴の問題。
元々は自然遊水地・・・沼地だったところに、不法投棄が長年行われていました。
やがてゴミの山になったのですが、ナゼかバラック小屋が立ち並びます。
空港ができて騒音被害補償問題が起こり、国有化されたとか・・・
とにかく地元では売れない物件で知られていたようですね。
それから伊丹空港の民営化です。
関西エアポートが伊丹空港を引き受けることになったのですが、
拡張工事用の土地まで押しつけるわけにはいかず、国有地処分と
いうことになりました。
処分担当窓口となったのが、近畿財務局。
公園ができたのち、元学園長が学校を作るということで、土地の購入に
動きます。
有名人と撮った写真やら保守系団体との結びつきを吹聴するなど、
あの手この手で、各方面に働きかけます。
学校設立の認可を得、土地購入の交渉も成立しました。
そして一年前。
「教育勅語を教える幼稚園ができる?けしからん!思考を偏重させる!」
「購入金額が不明!なのに違反特約金額が1億円。周辺の土地価格から
考えておかしい!」
野党とマスコミが騒ぎ立てます。
モリトモ学園問題は、こうして始まりました。
そうです。
最初はこれだったんですよ。
ゴールポストはここなんです。
まさか、お忘れではないですよね?野党・マスコミのみなさん?