⚫︎障がいの受け止めや、こどものことの理解が進んでいくことを目標に
子育ては不安や葛藤、迷いや決断、信頼や覚悟の連続だと思っています
そこに関しては
定型発達のこどもさんの子育てであっても
発達に何らかの凸凹した部分があるこどもさんの子育てであっても
同じではあります
ただ、
現代の社会の『障害』という言葉に対する
イメージは
まだまだマイナスイメージで捉えられることが多いのではないでしょうか?
『障がいがあるから〇〇できない』
というように
『障がいのある人』とレッテルを貼って
切り離すような捉え方が社会にあるために
少しの理解とか、ちょっとした支援があればトラブルだと思わずに済むことも
問題だと捉えられてしまうことがあります
アメリカのノースカロライナ州で研究開発されて生まれた『TEACCHプログラム』という治療教育法があります
TEACCHプログラムでは
【自閉症、発達障がいの人は発達が遅れていたり劣っていたりするのではないという、基本的な視点から出発する。
彼らの発達の様相は、通常発達の人と比べた場合、異なっている、不均衡なのである】
と考えられています
【自閉症は治すとか直すというように、治療的に対応、教育、支援をするものではなく、自閉症のこどもや人が自閉症のままで、より自立して学習や活動をしながら、私たちと共生や共働することをめざすというもの】
【劣っているところを治すことに気配りをするのではなく、本来もっている優れたものに注目して、その機能がより高度に発揮できるように支援をする】
といった基本的な原理や理念を掲げています
(出典 自閉症児のためのTEACCHハンドブック)
わたしは看護師として医療現場で、これまで多くの
疾患の発症により機能的な障害を持つことになった方の看護をしてきました
医療従事者であれば
きっと誰もがそうではないかと思っていますが、
『障害を持つ人が、その人らしく生きていき、
社会の中でその人の能力を発揮しながら生活していく』ことを目的として
看護に従事させていただいていました
そこには
TEACCHの理念に重なる部分が多くありました
発達障がい、自閉症のこどもさんの子育てでは
将来の見通しが立つこと
社会の暖かさが見えてくること
こどもさんと通じ合っているという感覚
こどもさんなりの成長が見えること
こういう関わり方をするとうまくいったと体感すること
これらが積み重なっていくことが
とっても大切な部分なんだと思います
わたしは看護師として
お母さんが安心して子育てできるように
お母さん自身が『この子と通じ合えている感覚』を体感できるように
『この子もわたしも、これでいいんだな』と感じられるように
ご家庭で日常行う育児の中で
お役に立てるようなきっかけを
お母さんのお話を伺うこと
こどもさんのご様子を拝見することなどから
たくさん見つけてお伝えできればいいなぁと
思っています
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