冷凍庫を開けたら、
中途半端に残した
フランスパンの切れ端がちらほら。

全部まとめて
パン・ペルデュ(フレンチトースト)にしてみました。

ペルデュとは、
フランス語で「失う」という動詞の過去分詞形で、
この場合は(美味しさを)「失った」。
つまり、パン・ペルデュは「古くてカチカチになったパン」
という意味になるそうです。




そういえば フェルメールの代表作
「牛乳を注ぐ女」の見解の一つにも、

給仕の女性は
手前の固くなったパンを使って、
パン・ペルデュを作ろうとしているのではないか、
という説があると聞いたことがあります。

カッチカチのバケットを
どうしたら無駄にせずに
美味しく食べられるか・・・
中世のお母さんたちの知恵から生まれたこのレシピ。
我が家でも大いに活躍しています。






ちょっぴり焦げてしまった場合は、
粉糖を茶漉しでそっと振り掛けると、
あらま、ステキに大変身。

パン・ペルデュ、
冷凍庫のお掃除にオススメです。