昨年 12月の半ば、
人類学・考古学を研究しているお友達が
公開講座を開くと知って、
明治大学まで聴講しに行って参りました。

何十年ぶりかの、
それも、学生時代からのお友達の講義。

わくわくドキドキしながら、
最前列で一生懸命に耳を傾けて。

パプアニューギニア独特の
伝統的な文化や思想が、
どのように記録され、伝わったのか。

カトリックの神父さまが、
宣教師として異国の地へ渡り、
各部族の起源神話や通過儀礼を調査され、
その後、日本からも学術調査団が派遣されたそうで。

その時、神父さまからのアドバイスで、
現地では物々交換がルールであるため、
資料獲得のため、
新聞紙と柄のついた布を大量に持参したなど、
興味深いお話を聞くことが出来ました。

また、博物館の展示方法についても、
近年ではユニバーサルミュージアムといって、
ハンディキャップのある方でも
楽しめるような見せ方をしていたり、

手で触って、鼻で匂って、
五感を使って資料から学ぶ手法を試したり、
様々な工夫を凝らして、
文化を継承していこうという
取り組みをされていると知って、
素晴らしいなと心から感動。

普段、あまり、
博物館とは馴染みがないのですが、
今度 足を運ぶことがあったら、
じっくり感じてみたいな。

そして何より、
育児と研究を両立させている、
お友達を心から誇りに思い、
胸がこう、きゅーっとね 熱くなったりして。
参加させて頂いて、本当によかった。