http://youtu.be/VgrlZDq2AAI
東日本大震災で大切な漁場に被害を受けた、漁師の方々がいます。
南三陸町歌津の海も、船が流されて養殖場の損壊があり自宅を
流された方が大勢です。
そこに再建するための手を差し伸べようと『南三陸漁師元気プロジェクト』
が発足しました。仙台市内の企業が立ち上げたもので、広く義援金を募り
復興を支援しようというものです。
これまでに発電機やタンク製造機などの物質面の支援があったほか、
一口1万円から義援金を振り込めるシステムが整えられました。
南三陸町の漁協青年部には50人ほどのメンバーがいますが、そのうち海で
の仕事を再開出来ているのはわずか10人ほど。内陸部の仮設住宅に入居
している方やガレキ撤去などの仕事をして、まずは生活基盤を整えよう
としている方が多いのです。それでも皆さんは海が大好きで、海に帰って
きたいという気持ちを持っています。
国からの援助策を期待したい気持ちもありますが、実際には先々に
不安の残る内容であることが現実。自ら動けるところでとにかく前に
進んでいく、津波になんて負けていられないという気持ちがあるようです。
歌津地区の養殖場は、本来カキ・ホタテ・ホヤ・ワカメなどが主です。
ほとんどが着手から収穫まで2年以上かかるので、それまで無収入に
なってしまうのが大きな課題。資材の購入費用もかかります。
ワカメはこの秋に種はさみをすると来年1月には収穫出来るということで、
まずはワカメから作業を始めているところ。無事にワカメが出来た時には、
美味しい三陸ワカメをみんなで沢山食べましょう！
＜以上、YouTube・KizunaMiyagiチャンネルより＞