先日、約2年間20回を迎え最終回となった
カエル塾主宰【無料】オープンカウンセリング
ご参加いただいたみなさまへも
最後に「最終回だよ」とお知らせしたので
まずは、今まで通りのカウンセリングを進めていました。
んで、結果「おひとり目のお話し」が
今まででイチバン響いたとい言うご感想も多かったので
まずは、いつも通りに解説からいきます
最終回だったオープンについてはこちらから
でね
イチバン響いたと言われた
「おひとり目の方のご相談」ですが出だしを覚えている?
話しの最初は・・・
職場の年下女性にしつこくご飯に誘われている
ネットワークビジネスか宗教の勧誘かも知れない
自分は断るのが下手なので、みんなどうしている?
と、こんなスタートでした
どや?もうスッカリ忘れているやろ?(笑)
そう。
これが「目の前の問題はダミー」の代表的なやつね
で、ここまでのお話しの中で出て来たキーワードに
ヒントと答えがてんこ盛り
・相手に察してもらえない
・相手が空気を読んでくれない
・わかってもらえない
・断ってもムダ
・傷てけてしまう
・言い方が下手くそな自分
・優しく出来ない冷たい自分
・ハッキリ言い過ぎてしまう
・最後は逆ギレしてしまう
・気分を悪くさせてしまう
・大人の対応が出来ない自分・・・等々
「問題だ」と思うところには
自分の中に「そう見えてしまう原因」があるということ。
で、今回の問題は
「うまく断れない」「わかってもらえない」
「相手が察してくれない」など
他者との意思疎通がうまく行かないのは
そもそも、なぜだっけ?という根っこを探るのです。
ご本人からのご感想も素晴らしい
もちろん、原因はお母さんだけではない。
でも、自分が言葉を覚えて
コミュニケーションを学んでいく過程で
気持ちを伝えるのが下手くそな人がお手本だとしたら?
周りの大人たちが下手くそな人ばかりだったら?
そりゃ、自分も下手くそなままの可能性が高いよね(笑)
断るのが下手な人、自分の意思を言えない人
そんな下手くそな人をお手本にして来たかも知れない。
のちに、家族以外のコミュニティで良いお手本に出会い学べる人もいますが
たまたま自分は下手くそのままだったかも知れない
そして、あの時に出来たセルフイメージのまま
今、目の前の人にも同じことを投影している
これがダミーで問題の根っこは別だということ。
小さい頃に
話しを聞いてもらえなかった
わかってもらえなかった
否定ばかりされて来た
そして何より、そんな自分をダメだと思って来た。
んで、今回はオトナになった今の自分は
あの時の無念を晴らしたくて、仕返ししたくて
ずっと親をねじ伏せる言い方しか出来なくて
素直に自分の気持ちを言えなかったり
ギャフンと言わせたい
謝らせたい、反省させたい
そんな未完了の未成仏の気持ちを抱えたままの人も多いよね
んで、そこで「りー」が
例えば、今お母さんが「あの時はごめんね」と謝ったとして
あなたの気持ちは晴れますか?と質問しました。
もちろん、それで晴れるなら
さっさと謝ってもらおうと言う話もして来ましたよね
演技でもいい、嘘でもいい
【わたしが欲しかった言葉】を【あの人】からもらってみること!
で、自分の気持ちが「どう動いたか?」を自分が知ること!
謝らせた相手の態度や気持ちは関係なくて
その時、自分はどう感じるか?何を思うか?そのためにやるんだよ
だからこそ、常に他人は関係なくて
全て自分の問題だというのです。
んで、こういう小さい気持ちを見つけては拾って
実際に自分で動くこと
気持ちを言葉にしてみること
わたし達は、これをすっ飛ばすから
ずっと相手を嫌って恨んだままになるのです。
相手のせにしたままで責任逃れをしているのは自分です。
自分を不快なままの気持ちにしているのも自分です。
でさ、Mちゃんはすぐに
「謝ってもらってもスッキリしない気がする」と言いました。
でも長年の恨みを
今、目の前の年老いた親に
ムダだと思いながらもぶつけてしまう。
ギャフンと言わせたい
ねじ伏せたい
黙らせたい
謝らせたい
あの日の復讐を今も続けていても
きっと気持ちが晴れる日は来ないし
ずっとコミュニケーションの取り方もわからず
親だけではなく、周りの人ともこじらせてしまう。
その責任は親にいくらぶつけても解決はしない
ねじ伏せたり、黙らせたり、謝らせても
あなたのコミュニケーション能力はそのままですよ(笑)
大人になった自分が年老いていく親にスネても
自分のコミュニケーション能力は変わらず
幼稚な思考で八つ当たりしているだけなのです
子どものままなのです。
下手くそな親に育てられたかも知れないけれど
大人になった自分が自分の責任を取るとは
自分で学ぶ、自分の足で歩くと決めることだと思うのです。
わかってもらえなかったと思っている人は
今でも、どうせわかってもらえないというセルフイメージを持っていたり
「わかって欲しい」という気持ちが強いので
他人に偏った意見を押し付けがちになったりします。
そして、本当にチャレンジして欲しいこと
やってみて欲しいこと、考えてみて欲しいことは
自分と仲良くすること、仲直りすることです。
自分と仲良くできない人は
他人と仲良くできるはずが無いし
自分と仲直りしていない人は
他人と仲直りする意味や方法がわかりません。
それを経験しないと、また他人とモメた時に
相手に対して、また親に思う同じ行動をしてしまう
ギャフンと言わせたい
ねじ伏せたい
黙らせたい
謝らせたい
こうやって同じパターンを繰り返しているだけなので
目の前の人はダミー。目の前の問題はダミー。
確かに親はきっかけであったかも知れないけれど
大人になった自分が自分の責任を取る選択をしない限り
ずっと親のせい・他人のせいだと責める人生が続くのです
「軽いネタですが」とお話しを始めてくれたMちゃん
短い時間のカウンセリングだったけれど
多くの方のパターンに幅広く当てはまる良い例題をありがとう
このお話しに共感が多かったので
詳しく説明させてもらいました・・・
ってか、まだ1人目のお話しなので
まだまだ続くよ