昨日の午前中、母と買い物に出ようと
家から出てすぐの角を曲がったら
遠くに振袖を着た若い娘さんと
それを囲む年配のオバサマが3~4人
裾を直したり襟を直したりしながら
家の前で写真を撮っていました
遠目でそれを見つけた母は
「あ、成人式だ」と言い
わたしもそれに気づき
近づくにつれ
向こうもこちらの視線に気がつき
取り巻きのオバサマ方が「うふふ」と笑い
うちの母も「うふふ」と笑い
オバサマ同士の「うふふ」で通じるこの感じ(笑)
それも微笑ましいと思いながら
わたしは、娘さんを直視して
「おめでとうございます」と言った。
娘さんは、小さく何度もお辞儀をして
周りのオバサマとも会釈を交わしてから
そのまま通り過ぎました
なんか、わたしは自分の口から
「おめでとうございます」と自然に出て来た自分に驚いた
「おめでとうございます」
まず、昔だったら絶対に言えなかったな(笑)
世の中を勝手に恨んで
ヤサグレて、擦り切れていて
不平不満しか無かったあの頃
他人を見下してバカにして
そのくせ本当は人が怖かったあの頃
そして、今も実はそんな心の余裕もない状態のようでも
自然と言葉が口から出た自分。
たぶん、ハタチの娘さんの神々しいまでの
美しさと謙虚さで姉さんの穢れが祓われたと思われる(笑)
偶然という必然で
成人式のお祝いのお裾分けを頂けて
すごく心が洗われて清々しくなり
救われた感じになりました
過去は拗ね散らかし
今はババアの汚い心が浮かばれた出来事でした
若い娘さんの振袖姿を見て「ご利益ご利益」
「ありがたや~」と呟いてしまう姉さんの成人式の出来事でした
ちなみに、若草色のめっちゃ可愛い振袖で
姉さん的には、さらにご利益的なカエル色でしたwww