世界で最も稲妻が多い場所―ベネズエラ・カタトゥンボ(Catatumbo) | パンデモニウム

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※何度かのブログフォーマット変更により改行ポイントがずれてしまい、ほとんどのページがガタガタになっております。
読み難くて申し訳ないです。

 ↓ AFP(2014.1.31) より

 

ベネズエラ西部スリア(Zulia)州にある湖のほとりが「世界で最も稲妻

が多い場所」として、このほどギネス世界記録(Guinness World

Records)に認定された。

1時間に走る稲妻の数は3600本にもなるという。

 

その場所は、マラカイボ(Maracaibo)湖南端のカタトゥンボ

(Catatumbo)川河口域。

4~11月に雷雨が頻発し、ひらめく無数の稲妻は「カタトゥンボ稲妻

(CatatumboLightning)」の異名で知られる。

 

 ↓ Weather Around the World より


カタトゥンボ・ライトニング01
 

 

 ↓ Reverse Home Sickness より


カタトゥンボ・ライトニング02

 

ベネズエラ国営通信(ABN)によると、同地で観測される稲妻の数は

確かに驚くべき多さだ。

推計で1分間に18~60本、最大で1時間に3600本にもなり、1年間に

換算すると120万本もの稲妻が走っていることになる。

1回の閃光(せんこう)の放電量は電球1億個分という。

 

「カタトゥンボ稲妻」は昨年、観測を17年間続けてきた環境活動家の

エリック・キローガ(Erick Quiroga)さんによってギネス申請されて

いた。

認定証は28日、ホルヘ・アレサ(Jorge Arreaza)副大統領に手渡され

た。

 

 

ここマラカイボ湖カタトゥンボ川河口で稲妻が光る現象は、マラカイボ

の灯台」カタトゥンボ・ライトニングなどと呼ばれ、大航海時代から

知られていたようです。

稲妻、とあるように殆どの場合、光のみが発生しています。

 

 ↓ Artifacting より  こちらも驚異的な光景ですが、ギリシャ・

  イカリア島上空です


雷06 イカリア島

 

 

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