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妊娠中、ぱんぽこの名前をどうしようか夫と色々と考えていました。

 

 

 

娘の将来のことを考え、その漢字にはない読み方、やたら画数の多い漢字を多用するのは、なるべく避けようという話しをしました。

 

でも、名前に意味や想いがあるのはもちろん、ちょっと個性のある名前がいいね~なんて話していました。

 

 

 

お互い名前の候補を色々と出しました。

 

 

その中から候補を数個にしぼりました。

 

その殆どが私の名前に関連するものでした。

 

中でも夫のイチオシは、私の名前にも関連して、夫の親や私たち夫婦にも少し関係する名前。

 

私のイチオシは、私の名前に強く関連して、出産予定日頃にも関連する名前で、結果として夫にも夫の親にも関連してくる名前。

 

 

 

 

どれがいいか悩みました。

 

「この名前にしたらどんなあだ名がつけられるんだろう」

 

「ちゃん付けで呼ばれる名前になるのかな?」

 

「苗字よりも下の名前で呼ばれたいから、呼びやすい名前がいいよね。」

 

 

世間的にはこれらの名前にはどんなイメージが持たれるものなのか聞いてみようと、夫の職場の人にも夫が名前の候補を伝えて感想を聞いてくれました。

 

それでもまだ最終的には決まっていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中での子宮内胎児死亡でした。

 

 

 

あまり迷う時間もなく死産という出産をし、火葬しなければならいことがわかりました。

 

この時、すでに「ぱんぽこ」という胎児ネームはありましたが、本当の名前はまだ決まっていませんでした。

 

 

子宮内胎児死亡宣告をされた後、どこに救いを求めたらいいのかわからず、思い浮かんだのがカトリックの教会でした。

 

無宗教の私たちでしたが、縁のある教会でした。

 

 

そこで神父さんに、

 

「この子はあなたたちの長女です。

 

名前をつけてあげて下さい。」

 

と言われました。

 

 

 

名前はつけようと思っていましたが、改めてこう言われて背中を押された気持ちになりました。

 

 

その後親子3人で最後に行った旅行先で見た景色から、名前をつけました。

 

 

 

今まで考えていた名前は使いませんでした。

 

使わなかったのではありません。

 

その時の私は敢えて「使わない」という選択をしました。

 

 

 

とても変な話しです。

 

「今度生まれてくる子の名前に使う可能性もあるし、今は予め考えた名前は使わない」

 

そう思ったんです。

 

 

 

そして新しい名前をつけました。

 

これまでさんざん悩んでいたのに、決まる時はあっという間でした。

 

時間がなかったからというのもあるかもしれません。

 

決まってみると、私が一押ししていた名前の一文字違いになりました。

 

 

 

 

この名前に関して、最近特に思うようになったことがあります。

 

ぱんぽこの名前は、ぱんぽこを25週で出産してなければこの名前になありませんでした。

 

それが何だか不思議な感覚なんです。

 

 

 

25週での死産だったからこそこの名前になった。

 

 

生きていても亡くなっても、私たちの長女はぱんぽこです。

 

(戸籍的なことはおいておいて)

 

それなのに名前が違う。

 

 

何だか不思議な感じがするんです。

 

 

 

今こうして、引きこもっている生活があるのも、あの病院に通っているのも、そして新しい大切な出会いがあったのも、全て娘の死を通じてです。

 

 

娘の死がなければ、これらのものや出会いはなかったと思うと、とても不思議な感覚になります。

 

 

まだ死産から1年だからそう思うような出来事も少ないですが、この先2年3年、10年と時間が過ぎて行くともっと増えていくのかな。

 

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このブログは、可愛いぱんぽこの思い出と、自分の心の整理と、情報が少ない死産後のことが少しでもお役に立てばと思って更新しています。

私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。

このブログは、死産・流産・不妊などで悩んでいる方が多く読んでくださっているかと思います。

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