食べログ風241
過去に2度紹介したことのある清洲市の名物喫茶に去年、再訪しました。
愛知県清須市西市場4-5-13にある「coffee 古時計 」です。
過去の記事はこちら。
2011-02-16
coffee 古時計
2011-08-09
coffee 古時計 その2
国道302号線を西に進み、廻間(はさま)の交差点から県道67号線を北西に曲がり、1つ目の交差点、西市場四丁目を右折し少し進むと右手にあります。
ヨシヅヤ清洲店の反対車線側の奥にあると憶えて行けば簡単に到着できます。
到着です。
今回はマスターYさんからお電話を貰い再訪しました。
古時計に来るなら、やはり「自家製鉄板ハンバーグ・ライス・スープ付き700円」は外せません。
約2年ぶりに再訪です。ではお邪魔します。
マスターYさん、奥さんのKさんもお元気そうでした。
Yさんからお電話で聞いてた件、短編映画にお店が使用されたこと、また最近TV放送されたこともあり、若いお客さん達も沢山来てくれるようになったと歓喜しながらお話を伺いました。
「皆がハンバーグ美味しいって言ってくれて、この2ヶ月間、残す人1人もいなかったよ!」
「だからおじさん、ここ最近ね、すこぶる元気だよ!」
と、熱弁されました(笑)
Yさんの口調は大垣に住んでる友人の雰囲気と似てまして、裏表がない人柄の良さを非常に感じます。
ランチタイムは混雑すると聞き14時過ぎに到着したんですが、他のお客さんも利用されていたのでお客さんが退店してから店内を撮影しました。
店内には約100台近くの時計がギッチリ飾られてまして、そのうち70台は可動してます。
Yさんいわく「時計を沢山飾ってあるお店は他にもあるけど、70台が実際に時計を刻んでいるのはまずないよ!」
店名のとおり、Yさんはダルマ時計、古時計のコレクターでもあります。
Yさん自慢のダルマ時計。
店内の至る所に時計が飾られてます。
常連さんも多く、コーヒーチケットもギッチリ。
あ、Yさん少し映ってますね。連れに何かを熱弁してる最中です(笑)
雑誌、漫画も完備。
画像に映ってる大きな時計を頂き、そこからYさんの時計コレクションが始まったそうです。
ん?これだけ単体で撮影したのは、つい最近入手した時計だったのかな?
以前紹介した記事には、僕の勘違いでイングラハムがイギリスと書いてしまい、時計大好きなYさんいわく
「それはベンツのことをTOYOTAと言ってるくらいのミスだよ」
と指摘されまして、Yさん直筆の用紙渡されました。
古時計は柱時計、置き時計、他いろいろ合わせて100台くらい。
そのうち時を刻んでいるのは、だるま時計(四つ丸時計ともいう...店主が大好きな)中心に70台くらい。
古いのは、1850年~1860年代のアンソニア(アメリカ)の12インチの八角の窓枠が木でできた時計。
次に古いのは1860年代~1870年代のイングラハム(アメリカ)の10インチ無垢のカレンダー時計。
です(笑)
僕が何度もうろ覚えだったので、本当にすみません。
確かにこれだけのコレクターでアメリカ製をイギリス製と書かれたら辛いですよね。
今回は他にもお客さんが居たので、常連さんが利用する小さな席に座りました。
1つは古時計では定番の「自家製鉄板ハンバーグ・ライス・スープ付き」、もう1つは新作をオーダーしたんですが、そちらはかなり時間が掛かると言われ、撮影しないでほしいという真逆の要望がありました(笑)
今回初めて厨房の中を撮影です。
こちらがマスターYさん。
ハンバーグはフライパンとオーブンを使用します。
手ごねしてる画像をGIFにしてみました。
Yさんの料理してる雰囲気、多少ですが伝わると思います。
手ごねハンバーグの完成。
フライパンで表面を焼き....
その後はオーブンに入れ....
オーブンで焼きます。
そして完成したのがこちらになります。
自家製鉄板ハンバーグ・ライス・スープ付き700円。
古時計の名物「鉄板ハンバーグステーキ」
美味しそうです。
ワカメスープ。
メニューには書いてないですがサラダも付きます。こちらも凝ってますね。
ではいただきます。
やはり何度食べてもンマイですよ!
ハンバーグの断片。
厚みがあり、ふっくらした鉄板ハンバーグはオススメです。
僕の知る限り、あの味であれだけ付いて700円は比較するお店が浮かびません。
喫茶店というレベルではないです。レベルの高い洋食屋さんとひけを取りません。
Yさんいわく電話予約が増え、「土日は電話取れないから受話器上げて仕事してる場合もあるよ」
と言ってました。
その際に「鉄板ハンバーグ単品で700円ですか?」という再確認する方も多いと聞きました。
普通の感覚なら単品価格と思いますよ。確認する方々のお気持ち、ものすごく分かります(笑)
食後、沢山雑談し、閉店間際になったので、電話で聞いていた短編映画を見せてもらいました。
作品名は「一秒の奏でる世界」
現場で観てるのもあり、何かものすごく不思議な気分になりました。
有線放送を消してるため、時計の音が妙に臨場感があり、Yさんに確認したら映画の音ではなく実際に可動してる時計の刻む音でした。
音楽をかけないで、沢山の時計が可動してる音を聞いてる方が異常に落ち着くことに気付きましたよ。
綺麗な女優さんが出演してますね。
観てる場所、しかも観てる席と同じ視点なので今まで味わったことない貴重体験でした。
ここまでの記事、実は今年の1月に書いたものなので約半年経ってますが、この後に撮った画像は1ヶ月前のものです。
マスターと一緒に五条川に来ました。
目の前には清洲城。
鯉や鳥に餌をあげに来ました。
パンくずです。
鯉と亀が大量に群がって食べてる1枚。
かなり警戒心がなくなってるのか、足元にスズメがいるくらい鳥達も寄って来ます。
清洲と言えば、鳥山明先生、清洲城、そして古時計。
お店から清洲城まで車で約5分ですから近いです。
清洲城に来る際は、古時計の美味しいハンバーグおすすめですよ。
ご馳走様でした。
古時計
愛知県清須市西市場4-5-13
052-400-3647
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