人生の三大支出。
それは
住宅
教育
そして、
老後資金。
しかし最近の傾向では、
住宅と教育にお金をかけすぎて、老後破産する方々が増えているんだそうです!!
その原因となるのが
「マイホーム神話」!
憧れのマイホームなんて言葉があるように、男は結婚し、家を持ってこそ一人前!のような風潮が今もなお残っているのではないでしょうか。
愛する家族ができ、可愛いお子様が産まれ、少しお部屋に余裕を持って、庭付き一戸建て★
そう憧れた団塊の世代の方々は、みんな一生懸命マイホームを購入し、次々とお家を建てて行きました。
マイホームやマンションがバンバン建って、不動産投資なんて言葉も出来るぐらいなので、やっぱり今も、一戸建てでなくてマンションであっても、賃貸よりも持ち家!文化は根強く残っています。
そして真面目な日本人は、どれだけ生活が苦しくてもコツコツと住宅ローンは返済し続けるんだそうです。
外国では踏み倒す所もザラにあるようですが。。
とにかく、家計が赤字でも、学費に奨学金を借りても、それでも住宅ローンは返済するのだそう
最近では、住宅ローンは銀行の稼ぎ頭に
なりつつあるので、融資の査定が昔に比べて甘あまになっております。
理由は、貸したら必ず返してくれるから。しかも、利子をバッチリ払ってくれる。まさに住宅ローンを借りに来るお客様は、まさにカモとネギをしょっている宝箱!!状態なのです
もし現在融資を迷っている方がおられるなら、住宅ローンの返済方法は間違っても銀行や住宅メーカーでご相談しないことをお勧めします。
私が住宅メーカーの営業マンなら、確実にたっぷりとお金を貸して差し上げ、がっぽり利子を頂きます。
(銀行、住宅関連のお仕事の方がいたらゴメンなさい。)
でも。
でもでも。
そんなに必死になって建てた家。
将来、
余るんです。
少子高齢ですから、
これからどんどん人口が減る中で、昔建てた家、余りますよね?
短期的に見ればオリンピック景気を見越して首都圏の不動産を買ったり…とかはありますが、落ち着いて考えると、少子高齢化が止まらない限り、家はあまり続けるのです。
家は資産だと言いますが、
そんな中で、今新たに家を建てても、
資産価値は将来…
確実に下がりますよね。
マイホーム、本当に必要ですか?
せっかくの家も、子供達が独立し、昔の間取りそのままの、広いお家の中に老夫婦2人きり。
修繕費や維持費がかかります。
固定資産税だってかかります。
電気ガス水道も、お部屋のサイズに合わせてファミリー料金。
広いと掃除も大変です。
それに比べて賃貸の良さは、家族のサイズに合った家に住めること。
その時その時の暮らしのレベルに合わせた場所を選べること。
子供が大きくなったらワンルームから2LDKや3LDKへ。
わざわざ増築しなくてもお引越しでOK!
子供が万が一イジメられたら、転校させてあげることができるかもしれません。子育てしやすい校区やサービスがある土地を選べます。
親の老後に近くに移動してあげることもできます。
子供が巣立ち、再び夫婦2人になった時に、中古マンションを購入してほっこり暮らすことだって出来ます。
夫婦の身の丈にあった暮らし。
最近周りは結婚出産&マイホームラッシュ。
漠然と憧れていましたが、
これを機に、本当に持ち家は必要かを考えてみたいと思います。
…………
まだまだ続きそうです。
お付き合い頂けると嬉しいです
ぱる子