ダウン症のお子さんの
コミュニケーション指導のときに。
マカトン法とPECS®と
どっちが良いですか?
という、質問があったりします。
そして、STさんって、
なぜか、
PECS®を、ちゃんと勉強もせずに
悪く言う人もいます。
(ご用心ください。PECS®をちゃんと、理解できてないSTは多いです。、残念ながら)
マカトン法か、
PECS®か?ではなく。
サインか?
絵カードか?
言葉か?
そんな、どれかに決める必要もなく。
何が大切か?というと。、
子どもさんが、
言いたいことを伝えられる
生活していくための
手段だから、
伝えられる方法を選びましょう!
この一言につきます。
言葉がやっぱりでないから、
小学生になって
使用を始めることもあります。
また、
サイン言語は、
全く知らない人には伝わらない
伝わるのは
さよならとか
いただきます! とか。
そんな程度。
長年、知的障害、
とくにダウン症のある
お子さんの場合
クリアな発音で、
必要なことをすべて
言葉で伝えられるお子さんは 一部になります。
また、
実は、言いたいことばのほうが言えることばよりも
断然多いのです。
PECS®を幼児期から
使用する意味は
生活に必要なコミュニケーションを教えるため。、
それはなにか?というと。、
待つこと
はいやいいえ
指示に従うこと
質問応答関係
要求を、色んな人に伝えられること
などなど。
ダウン症のあるお子さんたちの傾向としては、
受け身になりやすいのです。
つまり
自分の気持地を伝える方法を、教えられてないから
聞かれたら→答える
それも、
はい!という。
そして、
何でもかんでも
いや
いや
いやという。
↑これも、コミュニケーション機能を
システマティック二教えられてないから、なんですよね。
私の言語、コミュニケーション支援は
お子さんが、自分の気持をはさ伝えられて、なおかつ、お母さんたちの気持ちもりかいできる
必要なコミュニケーション力を育てるため。
決して、
二語文をおしえるために!とか。
色を言えるように!
ことばを言えるように!という
狭い目標ではありません。
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ダウン症のお子さんたちに、
学校に入る前から
適切なコミュニケーション方法や
自発的に伝えることを教えていないと
学校に入る前には、
『適当に誤魔化す』
その誤魔化し方は
なんでも、はい!はい!という。
笑って誤魔化す!
わかったふりをする!など
多様にあるんですよね。
とにかく
伝えるために
何でも使う!
ここが大事なんです。
サインが便利な場面もある
絵カードがすぐに使える場所もある
色んなところで
臨機応変に使い分ける!
これが理想です。
何よりも
地域社会や家庭で
コミュニケーションが
円滑にとれること
そして、
ことばを話せるか話せないかは
結果であって、
サインを使うから良いとか。
PECS®を使うと
言葉が伸びないとかもないのです。
むしろ、
コミュニケーションツールとして、
いろんなバリエーションがあることを
知ってることが大切です。